梅雨ですね。
作物にとってはありがたいけれど、人間的には「洗濯物が乾かない~」なんて勝手に思う時期です。

そんな雨をちょっと違った感覚で受けてみる・・・。



誰かさんが涙を流しています。
涙は、ぽろぽろと落ちて、蒸発していきます。
するする、ゆらゆらと空に飛んで行きます。
ずーっと飛んでいって空の向こうへ行き、
しずくに変わって雨になります。
いま降っている雨の中には、
およそ80年前に泣いた人の涙が含まれていると言います。
だから、空から降ってくるしずくには、
いろんな人の歴史が入っているのです。
今日流したあなたの涙は、80年後の未来の人の上に・・・。

   (『宇宙の風に聴く(佐治晴夫:著)』より)



著者の佐治晴夫氏は宇宙物理学者です。
よって、何かしら科学的根拠があって、書かれていると思われます。
けして、詩人の発想とかではありません。
熱帯地方なら40年とか、蒸発するまでの時間に差はあるようですが。


水が蒸発して雲になってまた雨になって地上に戻ってくるまで80年。


今日の雨には、80年前に泣いた人の涙が含まれている。

今日流した涙は、80年後の誰かのくやし涙を洗い流す雨になる。

明日流す涙は、80年後、大地の恵みをもたらす。

80歳まで生きたら、自分が生まれたときの涙に再会できる。






今日もありがとうございます。
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【2017/06/24 06:45】 |
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「どうすれば、おもしろくできるだろう?」
「おもしろくしようとしないことだ」



少し前の「ほぼ日刊イトイ新聞」で読んだ、「今日のダーリン」より。
このお話は、糸井重里氏が落語家の柳家小三治さんから聞き、
小三治さんは古今亭志ん朝さんから聞き、
志ん朝さんは父であり師匠である志ん生さんから聞いたそうです。(壮大な又聞き)


これを読んだ日、『蔦重の教え』を(また)思い出しました。



「どうすれば人に騙されないで済むのか?」
こう問う武村に、蔦重さんはこう問いかけます。

「騙されたくないって、どういうことだと思う?」


武村は、「え?」となりました。
騙されたくないのは、騙されたくないってことで、それ以外になにかあるんですか?


騙されたくない。

なぜ騙されたくないのか。
騙されたら、自分が損すると思うから。

じゃあ、損したくないってこと。
では、なぜ損したくないのか。


だって、得したいですよ。

それは、儲けたいってことだよな。

人は、損したくない・得したい・儲けたいって生き物なんだよ。
なぜなら、
ハッピーになりたいから。


人はみんなハッピーになりたいんだよ。
だから、
相手にとって何が幸せかを考えれば騙されないんだ。



こんなことを蔦重さんは言うのです。

どうすればおもしろくできるだろう、と考える落語家は、
究極、お客さんを幸せな気持ちにしたいんですよね。

それは、笑わせるだけじゃないってこと。
それを、志ん生さんは「おもしろくしようとしないことだ」の一言で教えたんだろうな。


落語って、爆笑するお話と人情話が同じくらいあります。
なんで笑えない、泣けるお話を落語でするんだろうって思ってたんですよね。

こういうことなんですよね。
いい話を聴くことも、お客さんを楽しませて幸せにするってこと。
笑わせることに、おもしろくすることにこだわっていたら、分からなくなってしまう。


すべての、「○○するにはどうしたいいんだろう?」の解は、
誰かをハッピーにすること、にあるように思えてきました。



今日もありがとうございます。ヾ(・∀・)ノ
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【2017/06/23 06:45】 | 日常
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エリアンダー
志ん朝、いい話ですねえ。
亡くなりましたが志ん朝は素晴らしかった。
端正な江戸言葉で色気のある落語家さんでした。
そう。面白おかしくしゃべろうとしないのに、人物
一人ひとりが巧みに描写され生き生きとしておかしかったです。



八咫烏(負傷中)
いやはやなかなか難しいことですね~。
執着。というやつはプラスにもマイナスにもなりますが、何事も過ぎたるは及ばざるがごとしってことで、執着しすぎると、大切なモノを見失うって言いたいのでしょうね。しかし、かといって、その執着心をなくすってのは、難しいですね。自分主体でなく、客体となって相手のことを考えて初めて。言うのは簡単ですが、難しいことですね^^;


節約ドットコム
逆転の発想というやつですかね~

人は損得勘定を無意識的に胸算用してしまいますし、なぜだか分からないですが、面白い人になりたいと思ってしまうようです。

ウィットに富んだ人は確かに魅力的ですけど、博学じゃなければ本当に面白い人にはなれないような気がします。架空の人物ですけど、人にはわからないところで言葉を発する、シャーロック・ホームズなんかはやっぱりいいですから。
推理というよりコントだと思ってみていますよ。

話がそれましたが、自分以外のハッピーを追求すること、心に刻んでおきます。


てかと
こんにちは!
ひとが見て、読んで、聞いて、面白いと思うことって
なんだろうな、とか考えているうちは面白いもの作れないだろうな
これ面白いぞ、って熟慮や思考してから人間は笑うわけじゃないしね
本末転倒な結果が待つだけ、なんて残酷なんだ
むごいとは思うが人が笑いを求めて苦悩する表情やその姿を想像しただけで笑えるってのに難しく考えすぎだよなぁ


Ichi
馬場亜紀さん、こんにちは。
『己がハッピーになること』を考えるのでは成功しないわけですね。
今日も深いです。深イイ話です〜。

Re: エリアンダー様へ
馬場亜紀
コメントありがとうございます。
エリアンダー様は落語が好きなんじゃないかと以前から思っていたんですけど、やっぱりそうなんですね。
志ん朝さんの落語はちゃんと聴いたことがないので、今度絶対に聴いてみます!
私は詳しいことは全く分かりませんが、一番好きな現役の落語家さんは柳家小三治さんです。一度は落語会に行きたいな~。


Re: 八咫烏(負傷中)様へ
馬場亜紀
コメントありがとうございます。
ああ、執着という言葉でも表現できますね!それを手離せれば楽になることは増えそうですよね~。
しかも相手にとって、を考えるんですから、尚更難しいです。でも、諦めていられないことかなとも思いますね。

Re: 節約ドットコム様へ
馬場亜紀
コメントありがとうございます。
人は無意識に面白い人になりたいと思っている・・・ああ、そうかも!というか意識してるところも多々ありです!(笑)
シャーロック・ホームズの会話、知的で面白いですね。確かに。
医者が書く小説が面白いのも、同じような理由かもしれませんね~。
ああいう方々も、無意識に「人をハッピーにしたい」が根底にあるのかな・・・。そういう境地、いいですね。私も心に刻んでおきました。


Re: てかと様へ
馬場亜紀
こんにちは!いや、おはようございます!かな?コメントありがとうございます。
難しく考えれば考えるほど、面白さから遠ざかっていきそうですね。
今のお笑いの人たちも、あらゆることを考えて笑わせたい!って奮闘してるんだろうけど、あまり笑えない。それはこちらの感性が鈍くなってることも一因だろうとは思うけど、そればかりでもないような。バカ笑いを求められているようで白けてしまう・・・。
悲劇のなかに喜劇があるってのは、笑いを求めて苦悩する表情やその姿のことですね、もろに。
そこを単純にしたのがピコ太郎?いまだに子どもら真似して、替え歌つくって笑ってます。すごいわ。


Re: Ichi 様へ
馬場亜紀
コメントありがとうございます。
そうです、「ギブあんどギブ」の精神が必要なようです。
口で言うほど簡単にできることじゃないんですよね~・・・。
なんでもそうかもしれません。アンガーマネジメントだって、自分のために、もあるでしょうが、相手にとって良いことにつながるからこそ、求められる技なんですよね、きっと。
なんでも「相手のために」考えることから始まるんだろうな。なんて思います。


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誰かが好きなことを一生懸命がんばる姿っていうのは、そいつが夢を実現したかどうか以上に、周りの人の心に影響を与えるんだ




再び、『One World みんなが誰かを幸せにしているこの世界(喜多川泰:著)』です。
今回は、「ユニフォーム」という一編から。


少年野球チームでがんばっている佳純は、レギュラーになったこともないし、試合に出たこともありません。
チームはレギュラーのAチームと、補欠のBチームに分かれて練習しています。

Bチームのコーチが入院し、臨時コーチがやってきてから変わりました。
コーチのやりかたはそれまでのコーチや監督とは全く違っていたからです。


どんなプレーでもそれがミスになっていても、全力でやっているからどこか良いところを褒める。
それが臨時コーチのやりかたでした。

今までけなされてばかりだった補欠チームの面々は、野球の楽しさを味わうようになり、活き活きと練習に取り組みます。

ある日の練習で、エラーをしてしょげている佳純に、臨時コーチが言いました。
「誰かが好きなことを一生懸命がんばる姿っていうのは、そいつが夢を実現したかどうか以上に、周りの人の心に影響を与えるんだ」


こいつがこんなにがんばるなら、オレもやろう!という気持ちを引き出したり、
それを観客席で見ている幼い子どもが、「ボクも野球やりたい!かっこよくなりたい」と感じたり。

自分がうまくいってなくても、そのがんばる姿が、誰かの勇気を出すことになる。

そういうことを教えてくれています。
いいお話だな~と思っていますが、私がぐっときたところは別のところにありました。


佳純のお母さんの視点です。

息子のユニフォームを洗濯する場面。
試合の日だったのに、試合に行っていたのに、全然汚れていないユニフォーム。
それを洗濯する母。


ああ・・・
ウチはまだ何も習わせたりしていませんが、もし野球やサッカーをやりたいと言い出したら、させてあげたいと思っています。
そうなったら。
想像するのは、息子が試合に出て活躍する姿。
それしかありません。


でも、そうはならないことも、あるんですよね・・・。
小説を読んで、「あ、こういうこともあるかもしれないのか」とハッとしました。

全然汚れていないユニフォームを洗濯する、その切なさをどう処理できるだろう?
そんな息子が試合に行く日、
「がんばって!」と言えるの?試合に出ないのに?なんて言えばいいんだろう?


もしもの想像に切なくなってきました。

もし、本当にそうなったとして、試合に出られなくても練習に欠かさず出るような息子を見ることになったら、
それは私への影響がすごく大きいだろうと思えます。

小説の中で、佳純の母は本人には「いってらっしゃい」しか言いませんが、
「負けるな、がんばれ」と洗濯機の前でつぶやきます。

きっと、自分に対しての「負けるな」なんだろうな。


さて、臨時コーチは監督から「チームの方針と合わない」という理由で辞めさせられることになりました。
そして今日が最後の教える日、AチームとBチームの試合が行われます。

初めて試合に出る佳純。
バッターボックスではガチガチに緊張しています。
でも、コーチに言われたことを思い出すのです。

「気持ちで負けちゃいけない」



気持ち・・・

先日、父の日と、息子が運動会でがんばったからということで食事に行きました。
そこはリーズナブルな焼肉レストラン。
ちょっと待ち時間があり、待つ場所で座っていたんですよね。
そうしたら壁には、現在大リーグでがんばっている田中将大選手のサイン色紙が!!

でもそれ、高校時代のもののようです。高校名が入ってましたから。
その色紙には高校名と、”田中将大”、そしてその隣には、”気持ち” と書かれていたのです。


「剛」がふさわしいピッチングをする田中投手の字は、文字一つ一つが縦長で、たおやかな線でした。
女性が書いたと言われたら、そう信じてしまうような、流れるような美しい文字。

そして、”気持ち” と。

大物はやはり違いますね。
この単語を持ってくるとは。

すべては ”気持ち” なんですね。



がんばる気持ちが湧いてくる小説です。
ひとつのお話で脇役だった人が、次のお話の主人公になる。
私たちの世界と同じですね。
自分は誰かの人生の脇役です。それならば、名脇役になれるような言動をしたいなと思いました。

著者の喜多川泰氏は、現役の塾講師です。
作家になったきっかけは、現在の子どもたちの状況に危機感を持ち、彼らに「生きたい、人生って楽しみなものなんだ」と感じてもらいたくて、というものです。
なので、作品は全て心に響く、直球ストレートばかり。
そういうのが好きな方にはたまらないと思います。
事件や悪人が出てこないなんてリアル感がないと思うかたには向いていない作家です。そこ、はっきり分かれるところですね。



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【2017/06/22 06:45】 |
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てかと
おはようございます!
世界で1番をとるつもりで行ってようやくベンチって世界だよなぁ、プロスポーツのある世界、野球
野球が好きではじめたのにコーチのせいで野球が嫌いになっていく過程はむごいね
なんでもそうだけど、ほめて伸ばす、これは基本ですね
山本五十六さんも似たようなこといってました
ほめないと人は絶対動かないよ、みたいな、至言ですねw


八咫烏(負傷中)
いやー、馬場さん。
あなたの紹介してくだされる本は、すごいです。
この間から、「ああ、そういう考え方もできるんだ!」という、この意外な驚き、発見の連続であります。今回の話は、どんな立場の人間にとっても重要な話ですね。
こうやって考えると、誰一人として、いらなくて良い人間はいないのだ、という、単純な成績などでははかりようもない人間の価値というのが垣間見える気がします。


Ichi
馬場 亜紀 さん、こんにちは。
高校生時代に『気持ち』と色紙に書き残している田中将大選手の大物ぶりが垣間見れますね。
『気持ちに負けない』一番の敵は自分自身であるということですね>_<


ミドリノマッキー
うちの子もそうでした。
小4の時サッカー少年団に入ったけどレギュラーにはなれず、試合にもほとんど出られず。でも6年の最後までやめませんでした。そして友達はたくさんできました。
世の中にそんな子はたくさんいます。
高校野球を例にとれば部員は百人、ベンチに入れるのは18人。みんな頑張る。でも差はつく。それでも頑張る。
この頑張りって何なんでしょうね。
根性?仲間同士の励まし?指導者の力量?今もって分かりません。
こんな中でもくじけない何かを得て欲しいものですが、中には挫折する子もいるかもしれないと思うとつらいです。
話に出てきた臨時コーチみたいな人ばかりだったらいいんですけどね(笑)


Re: てかと様へ
馬場亜紀
コメントありがとうございます!
そうです!ウチのすぐ側で少年野球団が練習してますけど、もし野球やりたいと言ってもそのチームには入れないつもり。大人たちの言葉がひどいから。そして、ベンチでタバコ吸ってるから。やだわ~。気のせいか、チームの人数が年々減ってきてるように見えます。
それほど、ほめて伸ばすということは実現しにくいのかもしれませんね。
山本五十六さんの言葉は、目にするたびに「真理やな・・・」と恐れ入ってきます。あのかた、教育界といらっしゃったら、才能を開花させられなかった人たちを導いていたかも、とか想像してしまいます。


Re: 八咫烏(負傷中)様へ
馬場亜紀
コメントありがとうございます。そして、本の凄さを感じていただけて本当に嬉しく思ってます!!
いらない人間なんていない、誰かの人生に重要な役割を果たしていることだってある。そう信じられる物語でした。そしてそれはきれいごとでもないと思えますよね。本当にいらない人間なんていない。
生きていたくない人に伝えられたら・・・と思うんですよね。それが難しいです。


Re: Ichi 様へ
馬場亜紀
こんにちは!コメントありがとうございます。
そうなんです、「好きな言葉を書いてください」と頼まれていないようなんです。隣に主将の色紙もありましたが、彼のは名前と店名が書かれていただけだったので。
そこに「気持ち」と。
なかなか書ける高校生はいないんじゃないでしょうか。
まず、気持ち。それを大物の卵から教わりました。


Re: ミドリノマッキー様へ
馬場亜紀
コメントありがとうございます。
そうですか、ミドリノマッキー様のお子さんは試合に出られなくても続けたんですね。えらいなあ。
よく考えれば、試合に出られない人のほうが、レギュラーの人の何倍・何十倍といるんですよね。そこで頑張れるのはなんなんだろう。基本的には「好きだから」「楽しいから」だろうけれど、もっともっと多くのモノがあるんですよね。そこから得られるものが人格をつくっていくんでしょうし。
子どものがんばりを見守る親も、いっぱい得るモノがありそうですね。切なく見守ることになりますが・・・。
せめて「楽しさ」を奪わない教え方をしてほしいなと願うばかりです。プロじゃないんだから・・・子どもの少年団とか部活はそこを見失わないでほしいですよね。


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自分たちの常識が、日本経済の土台を作っているなんてことに誰一人として気づいていない。




『One World みんなが誰かを幸せにしているこの世界(喜多川泰:著)』
「縁」をつなげる9つの物語であり、長編小説でもあります。
ひとつの話で脇役だった登場人物が、次の話の主人公になる。そんな短編のような長編です。


その中の、「どうぞ」というお話。
主人公は日本に留学に来た中国人・浩(コウ)。
来日して、初めて成田エクスプレスに乗る場面です。冒頭のように感動している浩なのでした。


ホームに電車が到着します。乗客たちが続々と降りてきました。
折り返し運転をするために、一度とびらが閉められて、中で清掃作業が行われています。
ほんの数分で終了し、次の乗客が中に乗り込みます。


乗った浩は驚きました。

新車のように、車内がきれいだったから。


車内にゴミ一つ落ちていない。それだけでなく、本当に新車同様にきれいに清掃されている。
ほんの数分でこの状態ができるというのは、掃除の能力が優れているわけではない。
使っている人が誰も汚さないのだ

床にゴミを投げ捨てたり、つばを吐いたりする人がいないということなのだ。

日本人の常識の高さが、人件費を抑え、運行本数を増やして売り上げを上げる土台になっている。
そして、この国に住む誰にとってもそれが当たり前なので、自分たちの常識が、日本経済の土台を作っているなんてことに誰一人として気づいていない。それこそが、この国の底力なのかもしれない。



浩は、こう考えて感動したのです。


読んでいて、「あっ!?」と思いました。
新幹線の清掃チーム(会社)が素晴らしいと世界から絶賛されています。
清掃が優れているからだと思っていました。いや、間違っているわけではないんですが、そもそも、

「大変な掃除になるほど、車内を汚さない乗客がいるからこそ、成り立っている」

こう言えるんだ!!と。

日本の公共施設の衛生管理はずば抜けていて天下一品と言っても過言ではないでしょう。
電車にしても、あのフランスでも相当汚いらしいです。

電車に落書きをする、
座席にはゴミが散乱、
駅構内にはタバコの吸殻やガムがたくさん落ちている、
駅にトイレがないから、ホームレスが来てそこらじゅうで放尿していき、駅全体が臭う・・・

あるサイトには、「パリは上を向いて歩いたらすばらしい所」と書かれていました。
それほど、地面や床にはゴミや糞尿がいっぱいで、それは電車内でも変わらない。
(さすがに、車内に糞尿はないか・・・でもゴミや窓の傷とかはひどいらしい)

日本で、電車内でつばを吐く人ってそうは見かけません。

もちろん、人目が気になるからしないだけですが、ちゃんと抑止力がありますよね。
それが、マナーなんだろうな。
人の気分を害することはしない。

そんな当たり前のことは、他所の人から見たらすごいこと。

電車が混んできたら、座っている人たちは自然と、少しずつ詰めて座りなおします。
たとえスマホを手に集中している人でも動きます。
そうして、なるべく人が座れるように配慮します。
これも当たり前だけど、すごいこと。


自分たちが当たり前のようにしているすごいこと。
きっと、もっとたくさんあるだろうし、そこに気づけば、もっともっと質を上げていくことができそうです。

当たり前だと思っているうちは、低下していくばかり。
小学校の遠足前に、こう言われました。

「来たときよりもきれいになるように帰りましょう」

ようするに、ゴミは持って帰りなさいということですが、ここに目指すものがあるように思います。
自分の使ったあとは、使う前よりさらに美しくなるように振る舞いなさい。
この世を去るときは、もっと美しい世の中になっているように・・・。
それが大人の役目かなと思います。



当たり前のことが、実はすごいことをやっているってこと。
毎日の通勤・通学で大変な思いをしている人たちは、実はすごいことをやってのけてくれているんですね。
ありがとうございます!!



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【2017/06/21 06:45】 |
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エリアンダー
あっ、これ目からうろこです。
新幹線、私も掃除のスピードが速いからと勘違いしていました。
汚さないからなんですね。


八咫烏(負傷中)
犯罪者、いわゆる泥棒などが狙う家っていうのは、周辺が汚れている家らしいですね。そこに人たちは、周囲に無関心なので仕事がしやすいとか。
掃除って重要なんですけど、そもそも汚さないって思想が大変に素晴らしい。そして、それに気が付く人もすごいですね。
いわれてみれば、確かに車内清掃員が注目を集めていましたが、その前提となっている部分があったわけですよね。さきほどの泥棒のターゲットではないですが、そういうところの心がけが、国を良い方角に向ける原動力なのかもしれませんね^^


金柑頭
なるほど!
汚さないから清掃時間は短くてすむ

私の通うホーム埼玉スタジアムも
ハーフタイムにボランティアの方が
席までゴミ袋を持って回収に来てくれます。
試合後は有志の方々がゴミ回収
(ほとんどゴミはありませんが)
清掃も時間がかからない!
当たり前にやっていることが
他の国の方から見ると
カルチャーショックなんですネ



節約ドットコム
日本の抑止力は凄い力を持っていますよね(笑)
周囲の目が怖いという・・・

それとは別に思慮分別が幼いころから培われているという2重の力で公共施設等が綺麗に保たれているのかもしれません。

私事ではございますが、車内用のためだけにダイソンのハンディクリーナーを買うような人も多そうですから(笑)


てかと
たまーに世界の話題やニュースで電車の客車の様子を見る機会がありますけれど、なんというか
ちょっとこれはないですね、みたいな伏魔殿みたいな写真を見ることがあります
日本って本当にすばらしいね
逆に外国にいたときと同じマナーのなってない乱暴なふるまいをする在日外国人が入ってきて多少暴れてますが・・・刑務所が外国人だらけになって困りますねぇw
五輪で聖火リレーの炎を消すような在日中国人とかもう勘弁してほしいですよ
電車ひとつとってもこの民度の違いがはっきりでますね

Re: エリアンダー様へ
馬場亜紀
コメントありがとうございます。
そうですよね。まず、汚さない。だから、掃除が短時間で終わる。
いくらすごい清掃チームでも、全車両が汚れのすごいものだったら、数分では無理か、もっと人手を必要とするか・・・。
汚さないのが当たり前と思っている日本、素晴らしいですよね。

Re: 八咫烏(負傷中)様へ
馬場亜紀
コメントありがとうございます。
泥棒が狙う家は、周辺が汚れている家・・・周囲に無関心な人がいるところのほうが安全・確実な仕事ができると。
泥棒する気持ちになれば、防犯の優れた家が見えてくるってことか~!
ほんと、逆の視点を持ち、そこを強化するような心がけをすると、大きな力になりそうですね。一人ひとりがそう感じると1億分の力ですしね。変わりそうです!
今の子どもたちが大人になるころ、ほんの少しでも良くなっていますように。そう思えてなりません。


Re: 金柑頭様へ
馬場亜紀
コメントありがとうございます。
>
> 私の通うホーム埼玉スタジアムも
> ハーフタイムにボランティアの方が
> 席までゴミ袋を持って回収に来てくれます。
> 試合後は有志の方々がゴミ回収
> (ほとんどゴミはありませんが)
> 清掃も時間がかからない!
> 当たり前にやっていることが
> 他の国の方から見ると
> カルチャーショックなんですネ

スタジアムも飲食しているから汚れそうですよね。それでも大したことにならないんですね~。
ゴミ回収するころ、お客さんたちはすぐ手渡せるように、捨てるものをまとめておいているんじゃないでしょうか。これもちょっとした、でもやらなければボランティアの人だけではハーフタイムに終わらせられない作業になってしまうと思います。ここでも当たり前のすごい思いやりが発揮されてるんですね!
いいお話です。こういうのがもっともっと広がっていけばいいなあと思います!


Re: 節約ドットコム様へ
馬場亜紀
コメントありがとうございます。
周囲の目が・・・はあまりヨロシクないほうにも影響は出やすいですね。使い方が難しいものなのかも。
思慮分別をつけるには、「おてんと様が見てるよ!」はいいと思うんですけどね。
>
> 私事ではございますが、車内用のためだけにダイソンのハンディクリーナーを買うような人も多そうですから(笑)

ああ!これは、毎回家の中から掃除機持ってきて、コード引っ張って、重たい思いして掃除機かけるくらいなら、このほうがコスパいいと思います!
北海道の人って、「車内土足禁止」にしてる人が多いんですよ。来たころ知らなくて。
たまに駐車場で1足の靴が残っていることがあって(車に載せるのを忘れている)。
屋上駐車場でフェンス際に1足残っていたら、「飛び降りた・・・?」とマジで心配していました(笑)。


Re: てかと様へ
馬場亜紀
コメントありがとうございます。
日本人も少し前はブランドショップに入り浸って冷笑を買っているなんてことを話題にしていましたけど、外国でも、自国民の愚行をたしなめるようなことを話題にしてるんでしょうかね。
そこは日本と違って、自由(ほったらかし)なのか。
あまり外国人の乱暴なふるまいとか、イヤな態度とかを見ることってないんですよね。せいぜい大阪のひっかけ橋のところで大量に紙おむつを持っている大陸の人とか。多くの外国人は常識的だとは思うけれど。
外国のトイレとか見たら、絶対行けない・・・若いときにあちこち行ってれば良かったかな。そんな悪衛生なんて平気だったから。今は気になってダメだ~ww
日本、ほんとにすばらしいですよ。

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「今日は何作って食べようか」
思いつかないときは、レシピ検索したり、持っている料理雑誌をぱらぱらめくってみたりしています。

久しぶりに、『NHKテレビテキスト きょうの料理(2007年8月号)』を手にしました。
夏の麺特集・・・美味しそう・・・。誰かに作ってもらって食べたい(笑)。

そのテキストには、子どもの食育をテーマにした記事がありました。
取材は料理研究家の辰巳芳子さん

タイトルは、「料理で五感を育てよう」
辰巳さんの、五感を育てることがなぜいいのかの考え方を紹介します。



なすべきことをこなせるのは、美しいこと。


冒頭には、基本的な考え方を話されていました。

「わたしは、人は誕生してからこの世の生を終えるまで、
自分の食まわりは自己管理なしうるように創られていると認めております。
また男女を問わずそうしつけられ、一生の稽古でなければなりません(80歳の感想です)。
年齢・能力・状況にふさわしいわきまえを持ち、なすべきこともこなせるのは、たいそう美しいことの一つです



なすべきことをこなせる・・・そのために料理は大切なものだとおっしゃっています。
辰巳さんの語る大切なことを下記に。


1、食を通して五感を育てる

見る、かぐ、触る、聞く、味わう。
これらの五感は料理をすれば必ず使う感覚機能です。

食材を見て、新鮮か安全か美味しいかなどを吟味する。
匂いをかいで、食材が傷んでいないかと判断する。
触って、野菜の弾力をみてどれにするか選択する。
鍋やフライパンの音を聞いて、調味料を入れるタイミングをはかる、火の強さを調節する。
味わって、味を調える。

まさに、五感が育ちますね。

五感が育つと、物事の対応能力が高められます。
対応能力が高まれば、自分で自分の生命を守れることにつながり、すなわちそれが自己への誇りにもつながります。




2、おなかと相談する


自分のおなかに収まる分量を、「おなかと相談して」悟らせることは、わが身を守る最も基本的な教えです。
食べ残しを出さない取り分け方も学びです。



これは!
大病の予備軍「生活習慣病」の最たる原因、食べすぎをいさめる言葉ですね。
これも食育に入っていることが嬉しいです。

以前、料理研究家の服部幸雄氏が、自身のダイエットとして「7割ダイエット」なるものを提唱していたんですよね。
それは、「出された食事の3割を残す」という方法です。
そうすることで、食べすぎを抑えるというのです。

元々、少なめに盛ってもらえればいいんじゃない?って思うんですけど、そうじゃないらしい。
元が少ないと、食べても物足りないと感じて、ストレスがたまってしまう。だから、「残す」ことによって脳を満足させるというんです。


出された料理を残す。
料理家がそんなこと言っていいのか。
いや、食のプロですら、自分の適量を食べるというのは難しいということですよね。

でも、食べ物を残すというのは、いろんな意味で「もったいない、命を粗末にする」ことだと思います。
残さず、自分の適量を食べよう!



3、後片付けは、洗う立場になって考える

汚れのひどいもの、油脂がついているものを先に洗うと、後に洗う食器も汚れがついてしまいがち。
汚れのひどい食器は遠くに、汚れの少ないものはすぐに洗える位置に、という「物事への対応能力」を育てましょう。



脂汚れのあるお皿やお椀を、脂汚れのないお椀などと一緒に重ねて置かない、洗い物は汚れの少ないものからやる。
これ、当たり前だと思っていたんですが、そうでもないのでしょうか。
教わっていないというか、自分で洗わないと分からない人ってけっこういらっしゃるもんでしょうか。


このこと、自分のダンナや子どもに言おうかどうしようか迷っていたことなんですよね。
ウチでは各自、自分の食べた食器を台所の流しまで運んでいってくれるんですよ。
それはそれで本当に嬉しいし、「よくやってくれてるな~」と感謝しています。


が!

全部、重ねてる。
脂がついていようが、ケチャップやソースがついていようが、ご飯茶碗と重ねている。
そうしたら、お茶碗にケチャップや脂が付きます。余計、洗剤が必要になる。水も使う。


口うるさいと思われるかと控えていたんですが、ちょっとずつ教えていこうかしら・・・。



最後に辰巳さんはこう締めくくっています。
「食は、知識・感覚・手足の三者を束ねて行う仕事です。
したがって、効果的に人間が育つのです」



94歳にして、まだ現役で食の大切さを伝えるためにシャンとして働いていらっしゃる辰巳さんを見ると、
料理の力が人間力を養うんだとつくづく感服します。


年齢・能力・状況にふさわしいわきまえを持ち、なすべきこともこなせるのは、たいそう美しいことの一つです。


料理をすることでわきまえを持つことができるんですよ。
やっぱりやらなくちゃ、ね。
ということで、今日は何作ろうか。



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【2017/06/20 06:45】 | 日常
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節約ドットコム
「食」の奥深さを感じます。
私はただただ感謝して食べることだけを教えられそうしてきましたが、最近は、食に対する欲求が驚くほど減って(無くなって)しまっているのを感じます。それでも食を通じて美を求めるというのには大賛成なので、そういった視点も持ちながら向き合いたいなと思います。


てかと
誰かに作ってもらって食べたい(笑)。
わかりますw
うちは献立で悩むことはないですね。
これはレパートリーが多いから、とかそういう贅沢なのではなくて、
単純に毎日ほぼ同じものを同じ時刻に同じ量食べるからですw
作った料理に賛辞を並べるのも、味に文句を言うのも、量が少ないと文句を言うのも俺ひとり。
これなら悩まないというものですw

Re: 節約ドットコム様へ
馬場亜紀
コメントありがとうございます。
食に対する欲求が驚くほど減っていますか。それはもう、本当に「食べることができる幸せ」を心底噛みしめているからこその境地なんでしょうね。
本来、そうなれればいいんでしょうが、やはり家族の食事を作る立場の人間としてそこまで悟ってしまうとクレームが出てきそうです(笑)。基本的に、誰かの命をいただいてるから自分が生きていけること、食べることができるのは当たり前じゃないこと、それから食材を使いきる・残さない・楽しい食卓などを目指していければ、それを子どもにも教えてあげられればな・・・と想ってます。
コメントありがとうございました。

Re: てかと様へ
馬場亜紀
コメントありがとうございます。超贅沢してますやん!
家庭菜園で採れた野菜を料理して食べる。
これ以上の食育はないし、食の基本を極めているでしょ。「今回のきゅうりの味は水っぽいな、雨が多かったからか」とか感じながら食べる食卓、最高だろうな~。
去年、子どもに手伝ってもらったミニトマトですら、感動して食べてましたよ!
自分でつくったものを食べる。
当たり前のようでそうでもなくなってきてるとも感じますよ。園児のお弁当見たら。おかず全てが冷凍食品なんて珍しくないですから。子どもも分かってるようで、残しますもん。
ちゃんとつくるって、減るのかな・・・。


Re: 鍵コメ様へ
馬場亜紀
おはようございます。優しい心遣いに甘えさせてもらいます・・・。ありがとうございます!!
ホント、「あとみよそわか」ですね、反省でした(本文しか見てなかったんです)。

> 戦争の頃の話ですが、すぐれた指揮官の条件とは何かで、「日常生活。当然のことを当然にできる人」とありました。

おお、これは初めて聞くお話です。
日常生活。当然のことを当然にできる人。
「なすべきことをこなすのは美しいこと」と通じるものがありますね。
当然のことを当然にできる人が少ないってことで、今はもっとそうなっているんでしょうね(自分も含めて)。
まずは身近なところからやっていきますか。
ウチはダンナと子どもの指導から・・・おそらく、優れた指揮官を通り越して、「鬼軍曹」の称号がぴったりになりそうですが(笑)。
こちらこそ、今後もどうぞよろしくお願いいたします!


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