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ときめいていますか

先日紹介しました「おいあくま」「さあほとけ」
読んでくださったかたがたが、ここを気をつけてる、
こんな五つの言葉もありますよ~と教えてくださいました。

ありがとうございます!

そのなかに、
ときめくが難しそうですとコメントされたかたがいらっしゃいました。

私もそうだなと思いました。

「ときめく・ときめき」って、そうそう出くわさないもの。
そもそも、ときめくとはどんなことなのか。


ときめく
喜びや期待などのために胸がドキドキする。
脚光を浴びる(今をときめく・・・など)



何からでもときめきは感じられそうですが、
真っ先に思い浮かぶのは、「」じゃないでしょうか。

類語にも
恋をする、心を寄せる など、
恋愛感情に関するものがいっぱい出ています。


現実に恋をすれば一番なのですが、そうもいきません・・・。
小説や映画からときめきをもらうのがよさそうですが、
今回はあえて、「恋文」からときめいてみようと思います。



芥川龍之介の恋文


日本史に残る作家たちの恋文はいろいろ残っています。

その中で最も美しい恋文を残したのが芥川龍之介
婚約中の文子さん(後に妻となった)に宛てた恋文。
ときめき具合はどうでしょうか?



アタシハ アナタヲ愛シテオリマス
コノ上愛セナイクライ愛シテ居リマス
ダカラ幸福デス
小鳥ノヤウニ幸福デス




読んでるこちらが恥ずかしくなるほどロマンティック。
カタカナと漢字だけで書かれていることも効果が高くなっています。


もうひとつ。


二人きりでいつまでもいつまでも話していたい気がします。
そうしてKISSしてもいいでしょう。
いやならばよします。

この頃ボクは文ちゃんがお菓子なら
頭から食べてしまいたい位可愛い気がします。
嘘じゃありません。
文ちゃんがボクを愛してくれるよりか
二倍も三倍もボクの方が愛しているような気がします。




なぜだかじっと座っていられないような、
上半身をもぞもぞ揺らしたくなるような、
そんな気持ちにさせられる恋文です。


こんな手紙、もらったことないですよ~。
書いたこともない~。
もらったら、嬉しかったかな・・・。


詩人の谷川俊太郎が、
「好きな言葉はなんですか?」と質問されて、

「好きな人の言う『すき』」と答えています。

そうですよね、好きな人に言われたら、
食べちゃいたいって言われても嬉しいでしょうねえ。


好きな相手からなら、

「第一印象から決めてました。
ボクのクラムボンになってください」


こんな恋文もらっても嬉しいでしょうね。
ちなみに、これは宮澤賢治の書いた恋文です。



若かりし頃なんて、恋愛が中心に世界は動いていると思っていました。
懐かしいこと、この上ない・・・。
今回は恋としてときめきを感じられるものを紹介しましたが、
何からでもときめきを感じていいんですよね。
そうできる感性を持ち続けていきたいですね。

やはり小説や映画の力を借りたい。


恋文の一部は『教科書では教えてくれない日本文学のススメ』より引用しました。
こちら、アマゾンキンドル読み放題対象本です。
文豪たちの素顔がマンガで紹介されて、さくさくっと読み進めます。



今日もありがとうございましたヾ(・∀・)ノ

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これはゴミなの?

ほとんど雪解けした北海道(私の住んでる地域は、ですが)。
そうなると、気になるものが目につきます。

それは、道路のゴミ。

すごい量のゴミが落ちているのです。
夏や秋はそんなに凄くないんですよ。春だけ。
北海道に来た頃、あまりの凄さになぜなのか聞いてみたら、

「雪で見えなくなるから、ゴミを捨てる人が増えるんだ。
観光客がやるんだよ、車からポイって」


そして、雪がとけたらゴミが出現・・・。


観光客だけの問題じゃないでしょ、
雪に隠れるからこれ幸いと捨てる人と、
そんなことに関わらず、ゴミはゴミ箱にちゃんと捨てる人が
いるだけでしょ。
観光客だけがやるんじゃないはず!


ゴミをどこにでも捨てる人は、
ゴミ箱があっても、道路に捨てるんでしょうけどね。


でも、ゴミ箱に
護美箱と書いたら、
ポイ捨てが激減したって話があるのです。

不思議ですけど、
どうやら
美を護る箱」という字の威力だそうです。


完全に当て字らしいんですが、
いい当て字ですよね。

本当はゴミを漢字で表すと
「芥」とか「塵」

いや、ここは「護美」で!
もっと広まってもいい話です。


ゴミといえば、
断捨離で不幸なケースが出てきてるらしい。

どんどん不要なものを捨てまくり、
しまいに、家族のものまで承諾なしに捨てはじめるのです。

当然、家族は怒ります。
「大事なものなんだから、勝手に捨てないで!」と。

しかし断捨離してる人は言います。
「ジャマなだけじゃない、いらないでしょ」



私が知恵袋だったかな、読んだケースは、
若い主婦が断捨離に励んでいるんですが、
ダンナさんが大切にしてるヴィンテージもののジーンズを捨てたら、
それに対してダンナが怒った、
「ダンナがおかしいですよね!?」という質問。


ダンナさんのジーンズは、
独身時代からちょっとずつお金を貯めて買い集めていたもの。

結婚してからは自分のお小遣いを貯めて買ってました。
酒もタバコもギャンブルもやりません。

趣味はヴィンテージジーンズを集めることだけ。

しかし奥さんは叫びます。

「あんなにあったって、全然はかないし!
洗わないんですよ!『価値がなくなる』って言って。
不潔じゃないですか!?

それにあんなもの買うんなら、
私にアクセの一つでも買ってくれたらいいじゃん!
私なんて欲しいもの買わずに我慢してるのに、
ダンナだけずるい!」



どこかの心優しき回答者が答えます。

「あなたにはいらないものだけど、
ダンナさまには大切なもの。
それは勝手に捨てたらダメなのでは?」



すると奥さん、
「私がまちがってると言うんですか!?」


自分の言動を肯定してくれる人を探してただけのようです。


こうなると、なんのために断捨離してるのか。
心地よい暮らしを手に入れるはずが、
地獄に変貌してしまってます。



ここまで極端じゃなくても、
私も似たようなことを思ったことはありますね。


それは、ダンナのガンプラたち。

組み立てるわけでもなく、ただ箱に入って置かれているあのモノたち。
「老後の楽しみにとっといてる」なんて言ってるけど。

何度か
「捨てたら?もしくは売ったら?」って言いましたよ。

その度に
「ダメ!絶対ダメ!」と言われて、しぶしぶ置いていますが。



自分にはゴミでも、
誰かにとっては必要なもの。



それって、大事なことなのにちょいちょい忘れてしまいます。

空き缶だって、「空き缶」とかかれたゴミ箱に捨てるけど、
それがアルミ缶なら資源です。

食べ終わった菓子パンの袋は、
ゴミと呼べるのか、「パンの袋」なのに。

本当の意味でゴミと名のつくものって、なんだろう。



そんなことを思いつつ、
子どもに「ゴミは護美箱へ」を教えます。


ポイ捨てはダメなのよ。
人のものを勝手に捨てるのもダメなのよ。




今では長男がガンプラ好きになり、
「ああ、あれらもゴミにしなくて良かったな」と思ってます。

今日もありがとうございましたヾ(・∀・)ノ


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心は見えないけど、わかってしまう

『伝える力2(池上彰:著)』を読んでいたら、
「気になる言葉・気になる表現」の項目で
こんな例があげれらていました。



東京電力から、原発事故の被害者に対する
賠償金請求書類の束が送られてきました。

その表題には
ご被害者のみなさまへ」と書かれていたのです。

これこそ慇懃無礼の最たるものではないでしょうか・・・。




これは、
被害に「ご」をつけていることを指摘しています。

丁寧に丁寧にしないと失礼にあたると考えた末、
こんな表現になったと思えるけど、
かえって怒りを買いますよね。
「バカにしてんのか」と。



私が精神科で働いていたときも
こんなことがありました。


ある看護師が、患者さんのところへ行き、
「お熱、測りますね」と声をかけました。

その患者さん、統合失調症と認知症を併発していて、
普段は
「ベッドの下に宇宙人がいる!
そいつの名前はサブローだ!!」など言う人です。


しかし、看護師の言葉に対して
「熱に”お”なんてつけるな、気持ち悪い!」

ビシッと言いました。

この場合、患者さんの指摘はもっともだと思うのです。

病院って、変にへりくだることが多いと思いませんか。
患者さんからクレームが来ないように、という対策らしく、
患者さんを「○○様」と呼んだり。

おむつを交換するときに
「おしも、拭きますね」

痰を出すためにチューブを入れるときにも
「お管、入れますね」

おくだ、ですよ。
分からない言葉になってるじゃないですか。

伝えるつもりがなく、ただ丁寧に言えばいいって心が見えてしまう。


そして哀しいことに、
”お”をつけてしゃべったところで、
丁寧さが伝わっているかというと全然なくて、
可笑しさだけが残ります。

ヘタすると、東京電力のように慇懃無礼に。


様をつけて呼ぶことが、
なんにでも”お”をつけて言うことが
どんな気持ちを伝えようとしているのか。

言う人の気持ちが、心がこもってないと
結局、伝わらないんですよね。


乱暴な言い方でも、心がこもってると
あたたかい言葉に感じますものね。


心って目に見えないけど、
わかってしまうもの。


正しい言葉遣いを気にするよりも、
相手を思いやることのほうがずっと大切。

バカ丁寧に扱ってくれなくてもいい、
普通に人として接してくれればいい。




今日もありがとうございましたヾ(・∀・)ノ

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個性はみんなもっている

「個性がある」
「個性的」

これらがもてはやされて、ずいぶん経つように思います。
昔、自分探しをしていた私には、
「自分の個性って、自分らしさってなに」と悩ませてくれた言葉です。


「個性」を初めて意識したのは、
人生初の履歴書を書いたときでした。

私は高校を卒業したら就職するつもりだったので、
学校であれこれ指導を受けてました。
そのうちのひとつが、履歴書を書くこと。

先生が言います。

「趣味の欄に、読書とか書くなよ」


続けて、こう言いました。

「人と同じこと書いても注目してもらわれへんぞ。
なんか違うこと書いたほうが得や」



ふつうの高校生が、
採用担当者を驚かせるような趣味をもってるものなんですかね。

なんか変やな~と思いつつ、結局書いたのは
「映画鑑賞」

普通やんけ!!と言われました。



それから10年ほどで、
個性的ってことがもてはやされ、
「世界に一つだけの花」が大ヒットになり。

オンリーワンの自分。
これを求めて、さまよって。

今も自分の個性を探して辛い気持ちになってる人は多そうです。
自己啓発本には
「人にはできないことを探せ!」
「自分にしかないものを武器にしろ!」とうるさい。



「禅の視点」というお坊さんのブログで、
「個性」について書かれていました。



個性とは、個々の性質のこと。
奇抜なことをすることが個性的ではないのです。

人と同じとか、人と違うとかは、どうでもいい。
自分はすでに存在する一つの個性です。




例として、「読書が趣味」をあげておられます。


本を読むことが好きで、本を読む。
そんな人はいっぱいいます。

だからといって、あなたは
「自分は人と同じことやってる・・・」と落ち込みますか?
気にせず、好きな本を読んでいますね。

それが、個性です。

同じことをやってる人がいっぱいいても、
あなたの個性には関係ありません。





どんな歌よりも、私にはすーっと入ってきました。

そしてすごく軽くなったような気持ちです。
人と違うことをムリヤリ探さなくてもいい、
もうすでに自分のやってる日常生活が、
十分個性的。


人と違ったことをできる人は、個性的ですし、
そういう人には魅力も感じます。
だから自分も・・・と思わなくていいってこと。

個性的とは、同じことをやってる人がいないから成立するものじゃない。


今の私が自分の個性とか自分らしさで悩んでいるわけではないのですが、
本当に理解できたなと、やっと思えました。

長男の小学校生活のしおりみたいなものにも
「じぶんらしくいよう」って書かれてましたね。

気にしないなら、それに越したことはないな。
もしも、気にして、自分らしさを探そうとしちゃったら、

そのときは
「人と同じことをしててもええねん。
好きなことは好きで、それでいいから。
人と違いすぎると、変人やで」って言ってあげたいです。






今日もありがとうございますヾ(・∀・)ノ

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インターネットのいいはなし

文庫X」という本が話題になり、ものすごく売れているんです。
ネットニュースかなにかで知ったんですけど。


文庫本なのに、誰が書いたのか、出版社とか分からないようにして
売っていたのです。
*この画像のものは最初のものと違うカバーです。文章が違います。
 用意できませんでした、ご了承ください。でもこんな状態で売られていました。

仕掛けたのは、書店員。
どのようにして売ったのか。

文庫カバーは、自分がみんなに読んでほしいというメッセージを書いた
オリジナルカバーをかけて、
その上に、漫画本でやるようなビニールをかけて、
中を読めないようにしたのです。

文庫Xは、
・価格は税込み810円
・500ページ越え
・ノンフィクション


これしか分からないようにして、書店に並べたのです。
すると、どんどん売れ始め・・・
他の店舗も「それ、ウチにも置かせて!」と広がり、

さらに、

ネットの口コミでも広がったため、
何もしなかった頃にはほとんど売れなかった本なのに、
あっという間に18万部の売れ行き。


なぜ「文庫X」はこれほど売れたのか?

ネットの口コミに、「ネタバレ」がなかったのです
買って読んだ人は、感想などを投稿しますよね。
その投稿内容は、文庫Xがどんな本なのか分からないように、
しかし、多くの人に読んでほしいという思いを込めて投稿していたのです。

ただでさえ、中身が気になるのに、ネタバレもされない。
ネタバレされたら、もうその本を読んだ気になって
実際に買わないことにつながることもあります。


今は「文庫X」がどの本なのか公表していますが、
仕掛けた書店員は、
「みんながネタバレをしなかったおかげで
ここまで売れたんだと思います。本当に感謝しています」

と述べてます。

書店員の「この本は多くの人に読んでもらいたい」という気持ちが、
顔も知らないネットの住人たちに伝わり、
ネットの住人たちはそれをリアルの人たちに伝えた、そんないいお話。


もうひとつ、本屋さんのお話です。


ある書店の店長さんは、
毎日、新刊やいいと思う本の紹介をウェブサイトで紹介しています。
ツイッターで読みどころを紹介したり。

すると、

「今日、紹介していたあの本はありますか?」
こういって来店するお客様が増えてきたのです。

みんな、本当は自分の家の近くの本屋で買えるのに。
わざわざ、
「この本は紹介してくれていたこの店で買いたい」
こう思ってきてくれるのです。


近所の人とのコミュニティ。

それと、

住む場所は全く別々で離れてても、
同じ嗜好でつながったお客様も、欠かすことのできないコミュニティ。


こういったことが出来るようになったのは、ネットの利点です。


ネット被害とか、犯罪急増で怖いものという印象のインターネット。
でも、元々は
「世界中の人と、つながりたい」
こういうものだったんですよね。


その基本を思い出してくれるようなお話でした。




今日もありがとうございますヾ(・∀・)ノ
文庫Xの中身・・・読んでみようかどうしようか迷ってます。
怖そう・・・「冤罪」に関心のあるかたは是非!

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馬場亜紀

Author:馬場亜紀
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