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言語菩薩

ことば 
 
 何気なく
 言った ことばが
 人を どれほど
 傷つけていたか
 後になって
 気がつくことがある

 そんな時
 私はいそいで
 その人の
 心のなかを訪ね
 ごめんなさい
 と 言いながら
 消しゴムと
 エンピツで
 ことばを修正してゆく




言葉が、時や場合や、
あるいは言った人によって、
優しくなったり、冷たくなったりします。


一枚の紙が
指先の皮膚を切り裂くこともあれば、

手の中で優しく揉んであげると
布のように柔らかくもなる。


上手に扱いたいもの、それが言葉です。


上記の詩は、
90歳から詩作を始め、
初詩集『くじけないで』が168万部の
大ベストセラーになった、
柴田トヨさんの詩です。

今さら、読んだのです。
あまりに売れすぎてて、
逆に手が伸びなかった書籍でした。



素晴らしい詩でした。

私が持っているのは、
『くじけないで』と、第2詩集『百歳』と、
未発表作品が収録された、
文庫版『くじけないで』です。




表題作:くじけないで

 ねえ 不幸だなんて
 溜息をつかないで

 陽射しやそよ風は
 えこひいきしない

 夢は
 平等に見られるのよ

 私 辛いことが
 あったけれど
 生きていてよかった

 あなたもくじけずに




お母さんが優しくささやいてくれているようです。

辛いことがあったけれど
生きていてよかった


96歳のかたの言葉は
短くても説得力があります。


これも好きです。

あなたに Ⅰ

 出来ないからって
 いじけていてはダメ
 私だって 九十六年間
 出来なかった事は
 山ほどある
 父母への孝行
 子供の教育
 数々の習いごと
 でも 努力はしたのよ
 精いっぱい
 ねえ それが
 大事じゃないかしら

 さあ 立ちあがって
 何かをつかむのよ
 悔いを 
 残さないために




短いエッセイも載っていたんですが、
こんな一文があります。

「この年齢になって、毎朝起きるのは、
本当は辛いです


きっと、起き上がるだけで節々が痛むんでしょう。
字を書くのもとても時間がかかると仰ってます。


それでも、

「どんなにひとりぼっちで さびしくても
考えるようにしています。

人生、いつだってこれから。
だれにも朝はかならずやってくるって



人に優しさや生きる気力を与えるために、
自分も弱音を吐かず、しっかり生きよう。

こう思っておられたのでは。


どこかの和尚さんのブログで、

柴田トヨさん(の詩)は
言語菩薩」だ。


こう書かれてました。
まさに、菩薩様のような
大きな愛情を感じられます。

トヨさんも「言葉屋さん」でした。


「人生に
当たり外れなんて
ないのよ」



気力と優しさを受け取って
今日も生きていこう。そう思えます。
トヨさん、ありがとうございます。

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言葉屋の仕事

だいじょうぶ だいじょうぶ
がんばらない、いいんだよ

優しいことばで、この国を染めていきます。



先日、水谷修氏の言葉を紹介しました。
優しい言葉で、この国を染めていく、
そんな職業があります。


『言葉屋(久米絵美里:著)』

*アマゾンキンドル読み放題対象本です。



おとぎ話のような小説でした。
残念ながら、フィクションです。

しかしながら、
言葉屋」は、実在するような気がしてなりません。


言葉屋の仕事内容は、

言葉を口にする勇気をくれる言珠(ことだま)と、
口にしない勇気をくれる言箱(ことばこ)をあつかっている。

・封じ込めたい言葉を口にすると、
言葉は箱に吸い込まれ、人の心が軽くなる。

・言いたくても言えない言葉がある時、
言珠を胸の前で握ると、
それを口にする勇気をもらえる。

・言葉屋の力を必要としている人を見つける。



素敵な仕事です。
必要とする人は、山ほどいるんじゃなかろうか。


たとえば、
シンクロニシティ」ってありますよね。

簡単に言ってしまうと、「意味ある偶然の一致


電話をかけようと思っていたところ、
その相手から電話がかかってきた。

立て続けに交通事故を見た。
「注意しなさい」というメッセージだと受け止めて、
気を引き締める。

こんな風なことです。
ありますよね。

数日の間に、同じ言葉がやたら目につく。

こんなこともあります。
何かしらのメッセージだなと気づいたりしますが、

意外と、
言葉屋の仕業かもしれないなと思いました。




言葉屋の使命は、
言葉を武器にするんじゃなく、
心をつなぐ橋にする
」こと。


世の中には、
言いたくてもなかなか言えない言葉と、
どんなに言いたくても言ってはいけない言葉
があります。


人間は、
言葉を生み出しておきながら、
その環境つくりがヘタだったのです。
言葉屋なんて、本当はないほうがいい。


でも、今、
ものすごく「言葉屋」は必要なんじゃないか。

水谷修氏も、ある意味、言葉屋だと思います。


言葉屋さん、超多忙だろうな・・・。


言葉屋が必要なうちは、
言葉屋が増えればいいんじゃないかな。

心をつなぐ橋をつくる人が増えれば、
優しさはつながっていく。





私がブログでやろうとしていることは、
言葉屋のようなものかもしれません。
・・・図々しいかな・・・今日もありがとうございます。

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「みんな」って、誰?

「人にしてもらいたいと思うことを、
人にもしなさい」


聖書の言葉なんですが、
日常でも普通につかわれていますよね。

「自分がしてほしいなって思うことを、
人にしてあげたらいいんだよ」って。


大切なことですが、
これとセットで覚えておきたい言葉があります。


「あなたが他の人びとに、
自分にこうして欲しいと思うのと同じことを
他の人にするな。
なぜなら、彼らの趣味は
あなたの趣味と同じではないかもしれないのだから」

         バーナード・ショー




ちょっと苦い思い出がありまして。
昔、整骨院でバイトをしていたときです。

旅行に行くためにお休みをいただいたんですが、
行く前、
「ほんっとに、お土産いらないからね。
絶対、買わなくていいから」

こう言われました。

しかし私は、お土産を渡したんです。

そうしたら、
「いらないって、あれほど言ったのに」と
本気で迷惑顔をされてしまいました。


私としては、
「ああは言ってるけど、
お土産なしなんて、ちょっとな・・・」という気持ちから
渡したんですけど。

それは、私が勝手に
一般論に当てはめて考えた行動でした。

「普通、あげるでしょ」っていう。


自分と他人は、違う。
自分と他人は、一人ひとり考え方が違う。


本当に相手の言葉とおりに受け取っていいのか、
それとも謙遜しているのか、

ややこしいけど、
その人が喜ぶのかどうか、という視点も
ものすごく大切。


一般論を、誰にでも当てはめて考えるのは、
相手の個性を無視してるのと同じこと。


こんなことを思い知らされたのでした。


「普通は・・・」とか
「みんな、そう思ってる」とか
安易に流されないようにしたいです。




最後に、爆笑問題の太田光氏の言葉で終わります。

「みんなが」ってのが大嫌い。
「みんな」って、どこにいるんだよ。
連れて来いよ。その「みんな」を。
オレとお前の話で、
なんで「みんな」が関係してくんだよって。
「みんな」がどう言ってたかって関係ないでしょう?





今日もありがとうございました!ヾ(・∀・)ノ

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自分のための「ありがとう」

いいことがあったら、「感謝します
嫌なことがあったら、「ありがとうございます


これを言うだけで、ツキを呼ぶという、
『ツキを呼ぶ魔法の言葉(五日市剛:著)』


著者の五日市氏は、今も講演会で忙しそう。


簡単だからいいんですよね。
感謝します」と「ありがとうございます
これだけ言ってれば、人生が好転するっていうんですから。


信じる信じないは個人の考え方によりますが、
私は、やってみる価値は充分あると思ってます。

そう思えるエピソードがあるんです。
一部の読者から、こんな質問が出たそうです。


どうしても”ありがとう”と思えないコトや人に対しても
”ありがとう”って言わなければいけないんですか
?」



交通事故で家族が死んでしまった。
幼い我が子が、病死した。
通り魔に襲われた。
地震で家が崩壊した・・・・・などなど。


私も似たような疑問をもってました。
引き寄せの法則など、
「思ったことが実現する」といわれてます

それは、
いいことも、悪いことも実現するって意味です。

悪い、嫌なことを、自分が願っているってこと?
子どもが病気で死んでしまうなんてことを?
友人が殺されちゃったりすることを?

そんなことに感謝するの?

なんか、変じゃない?って思ってたんです。


しかし、五日市氏の答えは明瞭でした。

まず、人生には不可抗力というものがあります
「どうして、自分がこんな目にあうんだ!?」
それは誰にでも訪れるし、
誰にもどうしようもなすすべはありません。

これは、覚えておきたいところでした。
人生には不可抗力というものがある


それら、ネガティブな不可抗力に対して、
嫌な感情に襲われます。
悲しみや憎しみなどですが。

それらの感情から抜け出すために、
自分に、「ありがとう」と言うんだそうです



自分を励ます
不幸の連鎖を断ち切る
絶望から希望へと変える


後の自分の成長のため、
物事の流れを良い方向に切り替える、
そのための言葉です、と。



最近、私も深い深い悲しいことが起こりまして。
そのことしか頭の中になくて、しんどかったんです。

「ああ、ここで”ありがとう”言ってみよう」

そう思って、何度も何度もぶつぶつ言ってました。
頭の中で言うとか、口の中でもごもごさせるだけでは
悲しみの感情が離れません。

小さくても、声に出して言わなければなりませんでした。
でも、”ありがとう”を言ってるあいだ、
なにも考えずにいられます。

そしてしばらくすると、
なんとなく、落ち着いた自分に戻れました。

それから、ちょっと良いほうに考えるゆとりも
できましたね。


こういうことかぁと思いました。


ネガティブな感情のまま、
「これを良いほうに考えよう」とするのは
相当、難しいです。

良いほうに考えるためのワンステップ、
まず、落ち着く。
そのための「ありがとう」
だと。

「ありがとう」は呪文のように、
感情なしで、言うだけで大丈夫です。


ネガティブな感情から、
いかに早く
「この状況になったからこそ、
できることがある」
と思えるか。

そのための魔法の言葉「ありがとう」です。



・人生には不可抗力というものがつきもの
・自分のために「ありがとう」と言うことで、
 絶望を希望に変えていく



いきなりやろうと思っても
「感謝します」「ありがとうございます」は、
とっさには出てきません。

普段から意識して言っていきます。
そうそう、
魔法の効果を出すためには必須条件があります。
それは、
すぐに言うこと
ホントにすぐです。
すぐ言わないと魔法は効かないって
イスラエルのおばあさんが言ってます。




今日もありがとうございました。
先日、長男が小学校入学について書いたところ、
多くの人から「おめでとう」の言葉をいただきました。
本当にありがとうございます。
長男とともに成長していこうと思います!

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やさしさで悪口を返す

悪口を言われる。
直接言われないまでも、
SNSのひどい書き込みにヘコんでしまう。


そんなの気にしなければいいだけなんですけど、
そううまく処理できません。

そんなとき、ユーモアで明るく乗り切る方法があります。

『ネガポ辞典』です。


ネガティブポジティブ辞典
ネガポ辞典です。

ネガティブ(にとられがち)な言葉を、
ポジティブに言い換えている辞典なんです。

数年前、女子高生が発案したことで有名になり、
アプリにもなっています。(無料です)

私はつい、先日知りました。

読んでみたら、面白かったですね~。


たとえば、
「悪口を言われた」
  ↓
「羨望のあらわれ」
本当はうらやましいんだなと思えばいい。

「悪口をよく言う」
  ↓
「観察力がある」
人のことを分析するのがうまい!


このような感じです。
いくつか挙げてみますね。

「加齢臭」
 ↓
フェロモンがあふれ出ている

「口汚い」
 ↓
ボキャブラリーが豊富

「暗い」
 ↓
自分の世界をもっている

「自己中心的」
 ↓
自分を大切にする心がある

「とろい」
 ↓
丁寧

「不味い」
 ↓
斬新な味付け

「面倒くさがり」
 ↓
やりたいこととやらなければならないことの違いを知っている

「ろくでなし」
 ↓
他の場面で役立つ存在



いかがでしょうか。
全部を通して読んでみると、
正直、ちょっとムリヤリ~と感じるものや、
苦しい変換もいくつかはあるんですが。


私は、この発案者の女子高生の優しさに感動します。

彼女は、中学生のころ、
太っていて、自信がなく、
いつも下を向いていたそうです。

自分のことを「トロいな・・・」と思っていたら、
ある日友人に、
マイペースでいいね!」と言われます。

そこでハッとしました。
短所って、長所と表裏一体だ」と。

これがきっかけで、ネガポ辞典はつくられたのです。


いじめっ子」の変換が素晴らしいんですよ。

1、ガキ大将:いざというとき頼りになる
2、繊細:本当は誰よりも繊細で傷ついている

いじめっ子など、加害者として扱われます。
それを、「繊細で傷ついている」と思いやれる心。


彼女の心の優しさに見習わなければ。


嫌な言葉は、人の心を傷つけます。
だからといって、
傷ついてばかりじゃ、いられない。

相手に「嫌なこと、言うな!」と言っても、
その願いはすぐには叶いません。

その前に、
自分が傷つかないようにすること、
人に嫌なことを言わないようにすること。

このほうが早く実現できます。

少しのユーモア精神を発揮して、
ネガ→ポジに置き換えていきたいです。


『ネガポ辞典』は書籍にもなっています。
無料アプリとしてダウンロードもできます。
アマゾンキンドル読み放題対象本です。

一度、目を通してみてください。
きっと、一人の女子高生の優しさに触れることができます。

*現在は大学生で、心理学を学びながら、
ネガポ辞典の改定にがんばっているそうです。




今日もありがとうございました!ヾ(・∀・)ノ

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馬場亜紀

Author:馬場亜紀
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座右の名は、『やってみなはれ。やらな、わからしまへんで』

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