2018. 02. 19  
レジェンドと呼ばれるには、何かが足りない。


見ると熱中してしまうオリンピック。
ちょうど、レジェンド・葛西選手の本を読みました。
『向かい風がいちばんいい(葛西紀明:著)』



つねづね思っていたんですよ。
「レジェンドと呼ばれること、どう思ってるんだろう?」って。

まだ生きてるのに「伝説」と言われる、その心境。
この本にはレジェンドの力強い言葉が溢れていました。


率直なイメージとして、「異様なほどの負けず嫌い」。

ジャンプのためなら快楽をあきらめることなんて平気。
30年以上世界で戦ってきた葛西選手ならではの強さを見たように思います。


面白いところがありました。


全員のいいところを僕が吸収しました。


これは・・・まるで・・・魔人じゃないか!
ご存知でしょうか、「魔人ブウ」。
ドラゴンボールに出てくる最強キャラクターの一人。
 

魔人ブウの強さは、戦う相手が繰り出してくる攻撃を、
一度見ただけで覚え、自分もその技を使えるようになるという能力。

戦いながらどんどん強くなっていくのです。


長く生きて、いろんな人と出逢いいろんな体験をして、
自分の中に取り込んでいく。

これが自分という人間の厚みを増していく方法。
いっつもその経験が蓄積されているかどうかはわかりにくいんですけどね。


このことを短く、
「全員のいいところを僕が吸収しました」と表現できるところが面白いな~って。

歳をとるってことはいい面もあるってことなんですよね。
若い人にはない武器をもつというか。

若い人は年輩のいいところをマネしようとがんばる。
年輩の人間も、若い人のいいところを素直に認めて、自分のものにしようとする。

こうしてどんどんよくなっていく。
そんな世の中が理想やなァ・・・。


奇しくも、この本には将棋の羽生竜王の言葉も紹介されていました。

「ひとつのことをやり続ければ能力は衰えない」

葛西選手も羽生竜王も同世代。
若い人が向かい風となって次から次と試練が襲い掛かる。

でもいいところを吸収し、やり続ける。
信じられないことをやってのける、そんな未来があるように思えます。



レジェンドと呼ばれるには、何かが足りない。

それは、金メダルだと明言されています。
レジェンドと呼ばれるのはイヤな気持ちじゃない。
けれど、金メダルをとって堂々と呼ばれたい。

こう言いきる葛西選手、きっと次のオリンピックに向かうはずです。
監督業と兼任という重圧のなか、本当にしんどいでしょうが、
納得のいくところまでやってほしいなと応援したい気持ちです。




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2018. 02. 18  
右足に感謝しかないです


「オリンピックね・・・」くらいの気持ちでしたが、ネットニュースのトピックスで見かけるとやはり気になっていました。
特にフィギュアスケート。
4年前の羽生結弦選手と浅田真央選手のスケートには涙が。。。

今回も「羽生 金連覇」の見出しから動画あるかなとチェック!
ありましたありました。

精悍な顔になりましたね。
曲が始まる直前のほんの一瞬恐ろしいほどの迫力を出した目。
「あ、刀抜いたー!」とゾクリとしました。


ケガをした右足に感謝しかないと、会見で言っていました。
「本当に大丈夫かな」
「ムリしなくていい」
「がんばってほしい」

いろんな声が聴こえてきていたと思います。
ケガをしたからこそ、燃えてきた・新たな目標をもてた、
そんな中での金メダルでしょうね。
ただただ、「おめでとう!」です。



フィギュアスケートでいつも思い出す映画があります。
『俺たちフィギュアスケーター』

スケート界から追放されたトップスケーター2人が、
「男子ペア」として出場して優勝を目指すという、スポ根コメディです。


こんなスケートを披露しています。
お時間がありましたらお付き合いください(4分52秒)。



私などは、「なんで選曲、アルマゲドンやねん!!」とそこから爆笑でした。
バカバカしいことやってるようですが、2人も、コーチも真面目なんです。
真剣に取り組んでいっています。

「さあ、夢をつかもう」と。


夢をつかむ、といえば、
昨日は将棋の「夢の対決」もありました。

羽生善治竜王と藤井五段の対局。

負けた羽生竜王は、
「序盤からはじめてみる闘い方でこられて・・・」と言ってましたね。
若い藤井五段の発想力・強さが圧倒したんですね~。


藤井五段は会見で、
「将棋を始めたころから、羽生先生と公式戦で対局することが夢でした」と。


夢をつかんで、夢を超える結果も勝ち取った。
本当にすばらしいです。


最近の小学生って、夢はしっかりと持つそうです。
ただし、「やらない」んだと。

たとえば、「イチローのような野球選手になりたい」と、
小学6年生が語ります。先生が、
「いいね、がんばれよ・・・って君、野球やってたっけ?」
「いいえ、やってません」
「やらなきゃ野球選手になれないんじゃない?」
「いえ、僕はやればできるので・・・」


「君はやればできる子なんだ!」と励まされて、
「じゃあ頑張ってみる!」と発奮するのではなく、
「自分はそのうち、やればできるようになる」と根拠のない自信だけをもつ。

こういう子が増えたらしいです。


いきなりトップレベルのことができるわけないし!
う~~ん、勘違いさせる大人が変わらないとダメなのかも。


夢をつかむために、それこそ血を流しながら努力するんだってことを、これだけ情報があふれている世の中で教えることはできるはず。
密着取材でアスリートらの日常の努力を放映してる番組だって多いですしね。


真剣勝負をしている人の姿を見ているのは本当に清々しく、感動です。


あの姿を見て、「さあ、自分もできることを!」とならないとね。
素晴らしい演技・競技に対して感謝を表さねば!
その感謝とは、自分にできるなにかを「する」ということに他ならないでしょう。


・・・ということで、私はこれから雪かきをします。
ええ、やりたくないけどやらなきゃならないことをやりますよ~。

すっごい暴風雪でした。ホント昨日は感動したり疲れたりの一日で。
みなさんのお住まいではいかがでしたか。
大きな被害がないことを願っています(ウチのところは大丈夫でした)。




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2018. 02. 17  
これからも生きる予定のある人が三ヵ月後の定期券買う


以前、『洞窟オジサン』という本を紹介したときに、ブログ「無事にね!」のナカリママさまから教えていただいた短歌です。
「拾った新聞で字を覚えた、セーラー服歌人ですよ」と。

興味を惹かれたので、歌集を手に取ってみました。
『キリンの子 鳥居歌集(鳥居:作)』です。



著者プロフィールを紹介します。

2歳の時に両親が離婚。
小学5年の時には目の前で母に自殺され、
その後は養護施設での虐待、
ホームレス生活などを体験した女性歌人。

義務教育もまともに受けられず、拾った新聞などで文字を覚え、
短歌についてもほぼ独学で学んだ。
「生きづらいなら、短歌をよもう」と提唱。



壮絶な人生を表現した短歌。

朝の道「おはよ!元気?」と尋ねられもう嘘ついた 四月一日

亡き母の日記を読めば「どうしてもあの子を私の子とは思えない」

「死に至るまでの経緯」を何べんも吐かされていてこころ壊れる

全裸にて踊れと囃す先輩に囲まれながら遠く窓見る

爪のない指を庇って耐える夜 「私に眠りを、絵本の夢を」

先生に蹴り飛ばされて伏す床にトイレスリッパ散らばっていく

慰めに「勉強など」と人は言う その勉強がしたかったのです




なぜこのような、むごたらしいことが・・・。
凄すぎて、まだ感想が出てこないような状態でこれを書いているんですが。


洞窟オジサンも悲惨な状況でそこから逃げたんですが、時代のせいもあったでしょう。

しかし鳥居さんの場合、年齢不詳にされているんですが、あとがきを読むと学校に携帯電話を持って行っていたことがわかるので、まさに現代の闇を生きていたということです。
よくぞ生き延びてきたな・・・。


走るたび剥がれてしまうけれどまたヘモグロビンは凝固を目指す


この短歌をみてホッとしました。
いっぱい血を流してきただろうし、傷跡は生々しく残っているだろうけれど。
今は、血は止まっているんだなとわかるから。

短歌と出会ったことで鳥居さんは生きる力が湧いてきたそうです。
自分を表現する言葉をもつって、生命力まで与えてくれる・・・。


歌人の枡野浩一氏がおっしゃってたんですが、
「短歌とは、これがないと生きられないという人だけが作るものだ」とあって。

そんな大げさなものなの?なんて感じた私ですが、
今、意味がぼんやり掴めましたね。
鳥居さんはまさに短歌がないと生きられなかった人。


プロフィールには載っていませんが、
親戚の家を追い出されたり、精神病院に入院していたりという経緯もあります。
そんな人生でも。


歌集の後半は最近の作品だということで掲載されています。
こんな感じの歌。


海越えて来るかがやきのひと粒の光源として春のみつばち

気づくのは降りやんだあと雨だった水滴を切り空を眺める

ポテトだけ頼んで分かち合う夜のトマトケチャップすぐになくなる



風景や情景を見る優しさが伝わってきます。
よく生きててくれたなと心底思います。

プロフィールを公開していることで批判も多かったそうです。
内容は、
「壮絶な過去を売り物にするな、歌人なら短歌で勝負しろ」みたいなこと。

だけどあんな痛々しい短歌、「いったいどんな人が作ったんだ!?」と執拗に詮索されるに決まってます。
それにこのようなことは日本のあちこちで起こっていると目を向けるためにも、
伝えていってほしいなと思います。

鳥居さんと同じような苦しみをもつ人にも力を与えることがあるだろうし。

短歌が上手かどうかなのは私にはわからないけれど、
応援の意味も含めて、ここで紹介しました。

 


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2018. 02. 16  
次のような銀行があると、考えてみましょう。

時間銀行」という詩の書き出しです。
続けてみます。


その銀行は、毎朝あなたの口座へ86,400円を振り込んでくれます。
同時に、その口座の残高は毎日ゼロになります。
つまり、86,400円の中で、
あなたがその日に使い切らなかった金額は、すべて消されてしまいます。



なんて素晴らしい銀行でしょう~。どこだろう?
タイトルで察しがつきますよね(笑)。



あなただったら、どうしますか。
もちろん、毎日86,400円を引き出しますよね。

私たちは一人一人が同じような銀行を持っています。
それが時間です。
毎朝、あなたに86,400秒が与えられます。
毎晩、あなたが上手く使い切らなかった時間は消されてしまいます。
それは、翌日に繰り越されません。
それは、貸し越しできません。




時は金なり。

このことをここまで具体的に例えてくれるものを私は他に知りません。


86,400円のうち、1円でも無駄にすることがあろうか。
いや、ない。

1円でも安く買おうと広告を見比べ、それは本当にお得な買い物になるのか吟味する毎日。
主婦の鑑。(自画自賛)

ところがところが。
時間のことまでお金のように扱っているのかどうか?

う~~ん・・・。
なるべく効率的に、時間の無駄使いもしないようにしてるつもりなんですが・・・。


2月ってもう半分過ぎましたよね。
あっという間に3月がやってきます。

そうすると、今年2018年の6分の1が過ぎ去ったということ!!

6分の1って、けっこう大きいと感じるのは私だけでしょうか。
年末年始に立てた目標とかやりたいこと。
ここにきて、第一次なかだるみが起こっているのは私だけでしょうか?


無駄にしてるわけじゃなく、そうですね・・・
「やりたくないけど、やらなければならないこと」にまだ手をつけてない状態。
これが正しい現状かなァ。


春が来てからじゃあ、ちょっと手遅れ感が出そうなのです。
今!
今からやる!

リスタートのために、この詩を載せました。
長いので、全詩は最後に掲載しておきますね。
もしお時間があれば読んでみてください。


気合を入れるために、手帳の年始に書いたところを開けてみると、
こんな言葉をメモっていました。


やりたいことを
やるために
やらなければならない
やりたくないことを
やりつづける
  「5つの”や”」



何かを見て書いたものですけど、何だったかは思い出せない・・・。
でもいい言葉を見つけとるヮ(またしても自画自賛)。

もしも私と同じように「なかだるみ」が来ている!というかた。
一緒にリスタート!しませんか。




私がこの詩を知ったのは、『神様が書いた4つの詩』という本です。
この詩も含め、4つの詩はかなり昔から多くの人たちの共感・支持を得ているものだそうです。
しかし、作者が分からないのだとか。

これだけ支持されるなら、作者は名乗り出て著作権とかとればお金持ちになれるのに、なんて言われていても、誰も自分が作った詩だと名乗り出ない。

なので、「これは神様が書いたんじゃないか?」という解釈のもと作られたのがこの著書です。
・時間銀行
・神様の配慮
・手紙~愛する子どもたちへ
・虹の橋


この4つです。
「神様の配慮」という詩も好きです。

どれも著作権とかないのでネット検索したら読めますよ♪



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時間銀行

次のような銀行があると、考えてみましょう。

その銀行は、毎朝あなたの口座へ86,400円を振り込んでくれます。
同時に、その口座の残高は毎日ゼロになります。
つまり、86,400円の中で、
あなたがその日に使い切らなかった金額は、すべて消されてしまいます。

あなただったら、どうしますか。
もちろん、毎日86,400円全額を引き出しますよね。

私たちは一人一人が同じような銀行を持っています。
それは時間です。

毎朝、あなたに86,400秒が与えられます。
毎晩、あなたが上手く使い切らなかった時間は消されてしまいます。
それは、翌日に繰り越されません。
それは、貸し越しできません。

毎日、あなたの為に新しい口座が開かれます。
そして、毎晩その日の残りは燃やされてしまいます。
もし、あなたがその日の預金をすべて使い切らなければ、
あなたはそれを失ったことになります。
過去にさかのぼることはできません。

あなたは今日与えられた預金の中から今を生きないといけません。
だから、与えられた時間に最大限の投資をしましょう。
そして、そこから健康、幸せ、成功のために最大の物を引き出しましょう。
時計の針は走り続けています。
今日という日に最大限の物を作り出しましょう。

1年の価値を理解するには、落第した学生に聞いてみるといいでしょう。
1ヶ月の価値を理解するには、未熟児を産んだ母親に聞いてみるといいでしょう。
1週間の価値を理解するには、週刊誌の編集者に聞いてみるといいでしょう。
1時間の価値を理解するには、待ち合わせをしている恋人たちに聞いてみるといいでしょう。
1分の価値を理解するには、電車をちょうど乗り過ごした人に聞いてみるといいでしょう。
1秒の価値を理解するには、たった今、事故を避けることができた人に聞いてみるといいでしょう。
0,1秒の価値を理解するには、オリンピックで銀メダルに終わってしまった人に聞いてみるといいでしょう。

だから、あなたの持っている一瞬一瞬を大切にしましょう。
そして、あなたはその時を誰か特別な人と過ごしているのだから、十分に大切にしましょう。
その人は、あなたの時間を使うのに十分ふさわしい人でしょうから。
そして、時は誰も待ってくれないことを覚えましょう。

昨日は、もう過ぎ去ってしまいました。
明日は、まだわからないのです。
今日は与えられるものです。

だから、英語では今をプレゼント(present)と言います。
2018. 02. 15  
星は天の花、花は地の星。


『なでし子物語』、『地の星 なでし子物語』を読みました。

 

旧家の人たちの静かな大河ドラマのような物語。


『地の星』の最後のほうでこんなセリフがありました。

「星は天の花、花は地の星」


ある詩人の書いた詩だよね、とあったんです。
美しい言葉だなと思って、調べてみたら。

どうやら元はゲーテの言葉のようです。
天には星、地には花、ひとには愛が不可欠である。


明治時代の評論家・高山樗牛も同じような言葉を遺しています。
天にありては星、地にありては花、人にありては愛。
これ世に美しきものの最たらずや。




この言葉が好きだった作家の武者小路実篤は、
天に星、地に花、人に愛。と色紙によく書いていたそうです。



この小説を読んだのはこないだの3連休。
世間では3連休、ウチもまあ2連休はできるかな、なんてゆるく予定を立てていたんですが、別の用事が出来てしまって微妙に予定変更。

長男のことで心がモヤモヤするようなこともあり、少しささくれ気味だった日に読んだんです。


天に星、地には花

ささくれた心でなんとか頭で画像をイメージしてみたら、美しいものが見えた。
それだけで「ま、いっか。どうにかなるし」なんて思えてきました。

単純な自分って便利やな~、なだけですけど、
こういうときに美しい言葉の持つ力を感じるし、ありがたいな~って思います。


”天に昇った人々から見れば、見上げる人々の瞳は地の星々のように映るだろう。
天の花よ。
導いてほしい、地の星を。
この地で生きる者たちが、どうか佳き方向に進めますように。”



ホントにホントに、佳き方向に進んでいけることを願っています・・・。

 


美しく生きることが自律。

これがこの物語の軸になっています。
自立はうつむかずに顔を上げて生きるということ。
自律は美しく生きるということ、新しい自分をつくること。


自分の存在価値を感じられなかった人が懸命に生きる姿を描いた『なでし子物語』。
その18年後の姿を描いた『地の星 なでし子物語』。


「どうして」と嘆くんじゃなく、「どうすれば」と考える。

これも大切な軸となっています。
実際の生活のなかでもこの切り替えはいるなァって感じています。
どうすれば・・・どうすれば・・・
きっとそのうち答えが出るはず。




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プロフィール

馬場亜紀

Author:馬場亜紀
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詳しくは自己紹介をご覧くださいね。
座右の名は、『やってみなはれ。やらな、わからしまへんで』

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