2018. 05. 29  

「吉報配達ブログ」を訪問してくださって、本当にありがとうございます。
今日からお休みをいただきます。

ホントはずっと続けたいんですが、リアルの生活に支障をきたしそうです。
それでは本末転倒というもの。
楽しくブログをしたいので、今はちょっとお休みします。

いつも応援ありがとうございました。
ブログ村ランキングでも上位にいられたのは皆さんの応援クリックがあったからこそ。
本当に感謝です。


これから蒸し暑い季節、過ごしにくい日々がやってきます。
みなさま、どうぞ体調管理は十分に。
また会えることを願って。

今日最後の記事は、「中間点で会いましょう」です。
   ↓↓↓
2018. 05. 29  
「アスペルガー症候群」
最近はよく聞く言葉ですよね。

アスペルガーってなに?ってなるとひと言で言い表しにくいですが、
コミュニケーションが苦手、
子どもならば、「親がしつけしてないの?」と言われる。

アスペルガーってどんな障がいなんだろう?がよくわかる本、
『私と娘、家族の中のアスペルガー(リアン・ホリデー・ウィリー:著)』です。



著者のリアンさんもアスペルガー、娘さんたちもアスペルガー。
自身の体験から、アスペルガーでもうまく社会で過ごせるコツを具体的に記してくれています。


私には身近にアスペルガー症候群の人(本にちなんで、「アスピィ」と呼びます)がいません。
なので、アスピィの印象は本やネットの情報くらいしかなかったんです。

この本を読んでまず感じたのは、
「アスピィと友だちになりたいな」でした。


面白いんですよ。
アスピィの特徴として、
・遠まわしな言い方ができない
・字義どおりに解釈する
比喩なども通じないのです。


誰かと立ち話をしていたとします。
(あ~話し長い、さっさと帰りたいわ)と想ったとしても
「お話できて楽しかったです。ではそろそろ失礼しますね」

こんな具合にお別れしますね。
ところがアスピィは、

「あなたとはもう話したくありません。さようなら」

こう言ってしまうのです。
悪気はまったくありません。ただ、想ったことをそのまんま正直に言ってるだけなのです。

でもきっと言われた相手は憤慨するか悲しむか、
どちらにせよ、次に会うってことはまずないだろうし、きっとアスピィの言葉について誰かに愚痴りますね。


本音を言ったらダメな社会。
昔から「建前」などで成り立ってきた社会ですし、スムーズに生きるならば必要な技。

ですが、その人の特性だと知っていればどうでしょう。
私は、「ホンマのことを代わりに言ってくれて嬉しい!」と感謝することだってあるだろうと思えたんですよね。

エレベーターで一緒の男性が鼻毛でている。気になる・・・
「鼻毛、でてますよ」
隣でこれを言ってくれたなら、「ありがとう!すっきりしたー!」って感謝するでしょうね。


この本を読むまで、
「アスペルガーの人と友だちになりたい」って想ったことはありませんでした。
なぜ、想わなかったんだろう?

アスピィの人たちは社会でうまくやっていきたくて、それはそれは苦しんで、努力し続けているのに。
それは、使いたくはないけれど、私たち健常者と楽しく生きていきたいからでしょう。

なぜ、私たちはアスピィや、他の障がいを持った人と仲良くなりたいと想わないんだろう?


知らないから、ただそれだけなんだろうと想うんです。
嫌いとかめんどくさいとかじゃない。

特性ってなに? なにに困るんだろう? なにを手助けできる?

わからないから、興味をもちようがなかった。
ただ、それだけ。


すべての人とうまくやっていけるはずがない。
でも、今まで接点のなかった人とすごく気があったり友だちになれたりする可能性があるのなら。

まずは知っていきたいなと想いました。

お子さんたちに発達障がいがあるナカリママさまのブログ「無事にね!」でこの本が紹介されていて、私も読んだのでした。

ナカリママさんからの提案、「中間点で会いましょう

アスピィだけが社会に歩み寄る?
健常者からも歩み寄って、中間点を見つけること。

これが一番いいなと感じています。
本音を言ってくれる友だち、大切な存在ですよね。


私と娘、家族の中のアスペルガー ほがらかにくらすための私たちのやりかた / リアン・ホリデー・ウィリー 【本】


正直すぎて融通がきかない、臨機応変に対応できない。
そんなマイナス面だってもちろんあります。だからこそ障がい。
だけど、
けして人を裏切らない。
人気とりや派閥争いなどに惑わされない。
こんなプラス面も。

誰だっていいところ・ダメなところがある。それもみんな一緒ですね。


2018. 05. 28  
無駄だろう?意味ないだろう?馬鹿だろう?
今さらだろう?でもやるんだよ!

       枡野浩一(短歌集『てのりくじら』より)




やらなけきゃいけないことを、やりたい気持ちでやるのが一番いい。


こんなこと、なんでやらなきゃならないんだ?
そう思いつつ、
やらなきゃしょうがないことって、あります。

でも、やるんだよ!


他人から「なんで、やるの?」と不思議がられても、
自分がやりたいことって、あります。

でも、やるんだよ!


つべこべ言わず、
やるんだよ。



妙に説得力のある短歌で、好きです。

さ、立ち上がって、やるか!
やらなきゃ、いつまでも気持ち悪い。


てのりくじら―枡野浩一短歌集〈1〉 (枡野浩一短歌集 1)




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2018. 05. 28  
車をもっていない、あっても自分では運転しないという人は多いでしょうけど、「運転免許証がない」「自動車学校に通ったことがない」という人は、ぐっと少なくなるんじゃないでしょうか。

私は北海道に来た年に自動車学校に通って免許をとりました。
そのころのことを思い出す本を読みました。
運転の初心も思い出します。


『島へ免許を取りに行く(星野博美:著)』です。




愛猫を亡くし、人間関係がずたずたになった。
心にぽっかりと穴が開き、何かに夢中になることでその穴を埋めたかった。
しかもその穴は、酒とか愛とか占いとか、曖昧なもので埋めるのはいやだった。


そうだ、車の免許をとろう。

写真家・作家の星野氏が東京からはるばる長崎・五島列島にある「ごとう自動車学校」の合宿講習に参加したときの体験談です。

初心者あるある・運転がいつまでも上手くならない人には共感するポイントがたくさんあるのです。

「先生! ハンドブレーキが下りません。この車、壊れてます」
「解除する時はボタンを押しながらね」


私もやったーー!
私の初運転のときは・・・。

初めて座った運転席。
左肩の向こう辺りをまさぐって・・・
「ベルトがない!」

「うん、そっちだな」

運転席のシートベルトは、右側についてんの!?そこからでした(マジで)。

北海道の自動車学校の先生は優しかったです。
五島の先生もとっても優しいです。
アドバイスが名言ぞろいなんですよ。


通常の講習が終わっても仮免がとれない星野氏。
叱られたり励まされたりの日々。
やっとのことで免許を取ることができるんですが、星野氏は東京の都会で運転しなければいけません。

「朝練」と称して父親に助手席に座ってもらい、運転の練習。
だけど進路変更ができない。
他の車にクラクションを鳴らされまくり、全然行きたいほうへ行けない。

となりの父は、
「家に帰りたい」とぼそっとつぶやいている。

そんな星野氏は、疑問や悩みがあると五島へ電話していたそうです。

「いつまでも運転がうまくならず、『下手くそ』と言われ続けています」
こんな悩みを打ち明けたところ、先生の回答がすばらしい。


「運転を形容する言葉は二種しかありません。
それは「安全」と「危険」であって、「上手」「下手」ではない。

目指すべきは「安全な運転」であって、「上手な運転」ではない。
運転技術の向上などまったく目指さなくてよか。

「上手だけど危険」、これが一番いかん。
「下手でも安全」、これでよかとです」



これには私も勇気づけられます。
私も上手じゃないんです、運転。
一緒に乗ってる人や子供には、「ジェットコースターに乗ってるみたい」と言われます。

そんなに乱暴にしてるつもりないんですけど・・・。

ただ、事故はないんです。一度も。
ぶつけたりぶつけられたりもないです。

違反は、免許とってから18年、「シートベルト」と「一時停止無視」の2回。
それでもめっちゃ悔やんでますけどね。

「下手だけど安全」でいいんだと、ホッとします。


五島の先生は大切なことを言っていました。

「相手の立場に立って運転してください。
交通場面も人と人とのつきあいの場面です。

お互いにうまくやってゆかなければ、ぶつかり合うばかりです」



運転の基本と、人付き合いの基本。
同じだったんだと教えてもらえて、本当によかった。

免許を取る苦労がよく分かる。
そして、人間のあたたかさってどういうものかがよく出ています。
ごとう自動車学校に行きたかった!って思いますよ。
(現在も存在しています!「互譲精神」が素晴らしい)



島へ免許を取りに行く (集英社文庫) [ 星野博美 ]


この本、これから免許をとるという人にもおススメです。
車の運転をするすべての人は、運転の初心を思い出す必要がありますね。
凶器を動かしていることを自覚しなきゃね。




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2018. 05. 27  
叶える夢は四割ぐらいで良しとして


『二度寝で番茶(木皿泉:著)』を読んでいたら、こんな唄が出ていたんです。




虫の唄  作詞作曲:ふな虫」

♪死んじゃいけない 叶える夢は
 四割ぐらいで良しとして
 コーヒーやビールやら
 おいしく飲むにはさ
 喜びや悲しみやら
 ちゃんと知らなきゃなのさ

(所ジョージさんに絶賛された唄。5分11秒)

がんばりすぎて疲れてしまう。
きっと、あなたもそのタイプですよね?

がんばり屋さんで。
責任感もあって。

そして自分に疲れてしまって。
その裏側には、間違うことをすごく怖がっている自分がいて。

完璧主義、とまではいかなくても、
失敗や間違いは絶対にしたくない!とがんばってしまうんじゃないですか。

私はそのタイプに近いです。
まあ、人間をタイプで分けちゃうのもナンセンスですけど。


ぜんっぜん大したことのないものを、
「間違ったら取り返しのつかないことになる」ってくらい怯えてしまう。

たとえば大したことのない例でいえば、
ブログ関係のことをわからないなりにあちこち設定していて、
あるところで、「これ、間違えたらパソコン爆発するんちゃう!?」と結局やめちゃうとか。

きっと他人から観れば、「そんな大げさな!」って笑って終わるようなこと。
自分だけが重大なことをやり遂げなければという使命感に追われて。


でもこの唄を聴いたら、
「そっか、四割うまくいければいいのか」って。


コーヒーの苦味を美味しく感じるためには、
間違った経験もいるってことね。

そんなことくらい分かってる、と想いつつ忘れたり、
できないってことは分かってないってこと(笑)。
だから何度も何度も同じような言葉を見ては「ハッ」としてしまう。

まずは、この肩をさげてみて。
こんなに力が入ってたんだなって気づけた。

口を開けて。
ずっと奥歯を噛みしめていたんだなって気づけた。


二度寝で番茶 (双葉文庫)


「木皿泉」というのは、夫婦で脚本を書いている、いわばユニット名なんです。
珍しいですよね。一つの作品の脚本を、二人で交互に(疲れたら交代して)書いているそうです。

さまざまなお題について二人が会話している本。
ドラマを描くだけあって、雑学的にいろんな言葉をご存知です。
いくつもノートにメモしました。

好きだった言葉は、
「トビウオは、時々海から飛び出すことができるから、
海が何なのか知ってる唯一の魚だ」
です。



今日も最後まで読んでくださってありがとうございます

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プロフィール

馬場亜紀

Author:馬場亜紀
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看護師免許をもっていますが、今は保育の仕事をしています。自身の子育ても真っ最中。
くわしくは「自己紹介」をご覧いただければ嬉しいです。
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