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1月は文章上達を目指していた。私が1月に読んだ本。

2019.03.29(06:00) 739

初めての試みをやってみます。
ひたすら読んだ本を紹介しているだけの当ブログ。
読んだ本すべては紹介していません。

ブログの主旨に沿わないもの。
個人的な興味・勉強のつもりで読んでいるもの。
おもしろいけど、うまく記事にならないもの。

そういったものの中でも、
「読んでみたいな」と想ってもらえる本もあるんじゃないか。
簡単に紹介するだけでもいいかも。
そんな発想から書いてみました(注:長いです)。
2019年1月1日~31日の読書リストです。


1、『ナチュラリスト 生命を愛でる人(福岡伸一)』


ナチュラリスト:生命を愛でる人


記事にしたくても、どう書いていいのかまったく分からない素晴らしい一冊。
人が大好きなモノを嬉しそうに語るとき、
内容は自分には興味がなく、理解もできていないけれど、
聴いてるこちらも同じように嬉しくなってしまうことがある。
この本の嬉しさ感染力は強烈。
一番刺さった文章。
「見つける。名づける。見つめる。このようにして世界の記述は始められる。」


2、『迷いが晴れる心の授業 よっぽどの縁ですね(大谷徹 )』


よっぽどの縁ですね: 迷いが晴れる心の授業 (CDブック)


こちらは個別記事にしました→よっぽどのご縁に感謝します
お坊さんの言葉はいい、新年にはまさにピッタリだった。


3、『風待ちの人(伊吹有喜:著)』


風待ちのひと (ポプラ文庫) [ 伊吹有喜 ]


大人の夏休みを描いた、著者のデビュー作。
これは読了した直後、もう一度最初から読んでしまった。
それくらい好きな作品。
作品の季節感に合わせて、夏に記事にする予定。


4、『スピード整理術(中谷彰宏:著)』


スピード整理術 頭のいい捨て方・片づけ方60の具体例 (PHP文庫)


タイトルどおり。


5、『あなたは「このため」に生まれてきた!(心屋仁之助:著)』


心屋仁之助のあなたは「このため」に生まれてきた! (王様文庫)


自己啓発書。
簡単にできるものを一つ紹介。
”おめでたい人プレイ” 「どうせ」のあとにポジティブな言葉をくっつける!
「どうせ、私は、何をやってもうまくいくからさ」


6、『十日えびす 花嵐浮世困話(宇江佐真理:著)』


十日えびす 花嵐浮世困話


ものすごく迷惑な近所の人たちばっかり登場。
これが、基本的人権が守られた社会ってこと。


7、『10秒でかわいい!3色ボールペンらくらくイラスト(くどうのぞみ:著)』


10秒でかわいい! 3色ボールペンらくらくイラスト


日記を読み返したくなるように、ちょこっと絵を描いている。
その参考に。
簡単に短時間でちょこちょこっと毎日描けるから嬉しい。


8、『クローバー・レイン(大崎梢:著)』


クローバー・レイン (一般書)


こちらは個別記事にしました→やっぱり本が好き、「クローバー・レイン」
優しい雨を降らせるように・・・。


9、『一度、手に入れたら一生モノの幸運をつかむ50の習慣(千田琢哉:著)』


20代で身につけたい 一度、手に入れたら一生モノの幸運をつかむ50の習慣


自己啓発書。タイトルどおり。


10、『がんばっても報われない本当の理由(心屋仁之助:著)』


がんばっても報われない本当の理由 [ 心屋仁之助 ]


刺さった一文。
「”恥ずかしい”と感じた言葉こそ、あなたの本音」


11、『宮沢賢治の地学教室』


宮沢賢治の地学教室


カラー図解・写真が豊富。だけど内容は高度。
賢治の物語の引用も多く、楽しい教科書みたいな。


12、『答えのない道徳の問題 どう解く?』


答えのない道徳の問題 どう解く?


「ブタや牛の肉は食べるのに、象は食べないのはなぜ?」
「どうして正義のヒーローは、悪者を殴っていいんだろう?」
子供からの質問に、著名人はどう回答するのか。
自分ならなんと答えるんだろうと考える本。


13、『図書館の神様(瀬尾まいこ:著)』


図書館の神様 (ちくま文庫)


女性教師と男子高校生の文芸部活動。
ありえるような、ありえないような世界を描いている。
男子高校生の、一見弱いものとされる者へのまなざしが優しい。


14、『菜の花食堂のささやかな事件簿(青野圭:著)』


菜の花食堂のささやかな事件簿 (だいわ文庫)


タイトルどおり。
ささやかすぎて、内容は忘れてしまった。ごめんなさい。


15、『最果てアーケード(小川洋子:著)』


最果てアーケード (講談社文庫) [ 小川 洋子 ]


こちらは個別記事にしています→自分の存在価値がわからなくなったら、「最果てアーケード」


16、『肉まんを新大阪で(平松洋子:著)』


肉まんを新大阪で (文春文庫) [ 平松 洋子 ]


洋子つながりになってた。食エッセイ。
ホルモン屋の社長の言葉が刺さる。
「びっくりするでしょ?
こうしてね、ひとつずつめちゃめちゃ手をかけて
きれーいに仕事してお金に換えるわけやね」



17、『伝え方が9割(佐々木圭一:著)』


伝え方が9割


メール文章を改善したくて読んだ。
読んだときは簡単そうに思えたけど、いざ書くとなると実は難しいことに気づいた。


18、『伝え方が9割 2(佐々木圭一:著)』


伝え方が9割 2


前作からさらにコツを追加して、より詳しく解説されている。
何度読んでも、自分のモノにするには道は長い。


19、『あなたがスマホを見ているときスマホもあなたを見ている(藤原智美:著)』


あなたがスマホを見ているとき スマホもあなたを見ている


藤原氏は小説より、こういうエッセイのほうが好き。
視点がツボにはまる、「あっ、そこ観るんや」みたいな発見があって。
目次のひとつ。
「思い出の写真が人差し指でなでられ画面から逃げていく。」


20、『「自分の言葉」をもつ人になる(吉元由美:著)』


「自分の言葉」をもつ人になる


書き方指南書・・・のつもりで読んだけど、ほぼ精神論。


21、『人を操る禁断の文章術(メンタリストDaiGo:著)』


人を操る禁断の文章術(メンタリズム)[本/雑誌] / DaiGo/著


心理学を利用した文章術テクニックを披露してくれている。
たとえば、
「あれこれ書かない、きれいに書かない、自分で書かない」


22、『がんばらない成長論(心屋仁之助:著)』


がんばらない成長論


刺さった一文。
「本当に”好き”ならば、がんばらなくても勝手に成長していける」


23、『思考を鍛えるメモ力(齋藤孝:著)』


思考を鍛えるメモ力 (ちくま新書)


耳に痛く刺さる一文。
「人はものすごい速度で忘れていき、しかも忘れたということさえも忘れてしまう」
めんどくさくても、メモ!メモ!


24、『いいかげんに、生きる(心屋仁之助:著)』


いいかげんに、生きる[本/雑誌] / 心屋仁之助/著


心に刺さる一文。
「”本当は~したい”の答えって、自分があきらめてきたものの中にある」


25、『ミャンマーの柳生一族(高野秀行:著)』


ミャンマーの柳生一族 (集英社文庫) [ 高野秀行 ]


柳生一族が今、ミャンマーに再来し、国を牛耳っているという・・・。

物々しい始まりかたで、何が起こるかと思ったら。
私の心に残ったのは、
ミャンマー人は武田鉄矢が好き、ということ。
日本人男性は、好きな女性のためなら何でもやり、
穴という穴から水分をほとばしらせ、
「オレはおまえを守る!守り抜く!!」と叫んでいると思われてるのかと想像してニヤリとしてしまう。




26、『一秒で刺さる書き方(中谷彰宏:著)』


1秒で刺さる書き方 伝わらない文章を劇的に変える68の方法


文章の勉強に。
だけど、読みすぎると書けなくなる。どうしたらいいのだ。


27、『「つらいから、会社やめます」が言えないあなたへ(心屋仁之助:著)』


「つらいから、会社やめます」が言えないあなたへ [ 心屋仁之助 ]


やっと心屋ブームが過ぎ去った。


28、『ゴンちゃん、またね。(ビートたけし:著)』


ゴンちゃん、またね。


中年男と犬の物語。
なんてことない日常なのに、なんでこんなに切なくなるの。


29、『すいません、ほぼ日の経営(糸井重里、川島蓉子:著)』


すいません、ほぼ日の経営。 [ 川島蓉子 ]


1日100万人が訪れるサイト「ほぼ日」。
社長の糸井氏にインタビューした本。
「ほぼ日手帳」がロングヒットしている秘密が少しわかった。

いまは「あなたはなにもしなくてもいい」という商品ばかりが売れる時代です。
でも手帳は、あなたがなにかをしなければいけない商品です。


30、『神様の住所(九螺ささら:著)』


神様の住所 [ 九螺ささら ]


歌人のエッセイと短歌。
なんだろう・・・この感性にひれ伏した。
記事にしたくてもできない類の素晴らしい1冊。


31、『全身芸人(田端健太:著)』


全身芸人ーー本物(レジェンド)たちの狂気、老い、そして芸のすべて


80代でなお現役を貫く芸人たちを取材した一冊。
こまどり姉妹がまだご存命で、スナックなどの舞台で歌っていると知った衝撃ったら。


32、『黒のショートショート(山口タオ:著)』


黒のショートショート 地球人が微笑む時 [ 山口 タオ ]


星新一氏のようなドライな超短編集。


33、『メグル(乾ルカ:著)』


メグル (創元推理文庫) [ 乾ルカ ]


ちょっとホラーテイストも入った、不思議なお話たち。


34、『おさがしの本は(門井慶喜:著)』


おさがしの本は (光文社文庫) [ 門井慶喜 ]


図書館司書の苦労がひしひしと伝わってくる。


35、『猫も老人も、役立たずでけっこう(養老孟司:著)』


猫も老人も、役立たずでけっこう: NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。 (NHKネコメンタリー 猫も、杓子も。)


こちらは個別記事にしています→毎日発見してますか?


36、『ゆるスクワットの教科書(小山勝弘:著)』


ゆるスクワットの教科書 [ 小山勝弘 ]


運動不足をどうにかしようと・・・この中の一つは続けてる。
一週間でジーンズが少しゆるくなった。



37、『文学効能事典(エラ・バーザド、スーザン・エルダキン:著)』


文学効能事典 あなたの悩みに効く小説


処方箋のような読書ガイドブック。
ユーモアセンスのある人が書くと、どれもこれも読んでみたくなる。


38、『過労死落語を知ってますか(桂福車、松井宏員:著)』


過労死落語を知ってますか


これは記事にしようかどうしようか、書けなくてやめた1冊。
だけど知ってほしいな。
田舎では過労死訴訟を起こしにくいらしい。
ダンナさんを過労死で亡くした奥さんに対し、親切な近所の人たちはこう言う。
「ウチらが助けてあげるからさ。
訴訟とか裁判なんて大変なこと、やめときなさい」
こうして、企業のブラックはどんどん闇にまぎれていく。
都会だけが動いても、不幸はなくならない。


39、『絵本ビブリオLOVE(中川素子:著)』


絵本ビブリオLOVE ―魅力を語る・表現する― (シリーズ〈絵本をめぐる活動〉 1)


読んであげたい絵本は、たまにこういったものから探す。


40、『屋根をかける人(門井慶喜:著)』


屋根をかける人


こちらは個別記事にしました→天皇を守ったアメリカ人「屋根をかける人」
屋根をかける、といっても、ねずみ小僧の話ではない。


41、『プリティが多すぎる(大崎梢:著)』


プリティが多すぎる (文春文庫 お 58-2)


男性が女子中学生向け雑誌の編集部に配属された苦労が笑いを誘う。
毎月毎月、企画を出せと迫られるそのストレス、すごそう。
でも仕事の楽しみを見つけ出せたら、苦楽ってワンセットとして面白くなる。


42、『1冊のノートが「あなたの言葉」を育てる(川上徹也:著)』


1冊のノートが「あなたの言葉」を育てる [ 川上徹也 ]


心に刺さった一文。
「耐えているだけでは問題は解決しない。放置しているのと同じ」


43、『あなたはそのままで愛されている(渡辺和子:著)』


あなたはそのままで愛されている [ 渡辺和子(修道者) ]


こちらは個別記事にしています→美しい人たちがいます、「あなたはそのままで愛されている」
苦しいときこそ、毅然とした言葉に励まされる。


44、『文章は書く前に8割決まる(上坂徹:著)』


文章は「書く前」に8割決まる


「何を書くかは、相場感で見つけられる」という感覚におお~。



45、『ため息に溺れる(石川智健:著)』


ため息に溺れる (中公文庫) [ 石川 智健 ]


”ため息に溺れる”というタイトルが素敵。
タイトルは、素敵・・・それで察してください。


46、『自分を休ませる練習(矢作直樹:著)』


自分を休ませる練習 しなやかに生きるためのマインドフルネス [ 矢作直樹 ]


スピリチュアルがかったお医者さんのイメージが(偏見?)。
でも、まったくもって素直で実直な感性をもっていらっしゃることがわかった。


47、『絶望に効くブックカフェ(河合香織:著)』


絶望に効くブックカフェ (小学館文庫)


古典と現代モノ、同じ主題で両方を紹介する手腕がお見事。
この著者、『セックスボランティア』を書いたお方。
センセーショナルやったなあ。


48、『硯の中の地球を歩く(青柳貴史:著)』


硯の中の地球を歩く


こちらは個別記事にしています→淡々と、真摯に取り組む、「硯の中の地球を歩く」
これを読んだら書道に触れたくなる。




読了した本、48冊。
私にはそのとき興味をもっている事柄があると、集中してそればっかり読む傾向があります。
1月は、上手な文章を書くことに情熱がいってたんですね。

私のメール返信文はひどいんです。
「了解」「うん」だけだったりして怒られています。

ちゃんと説明しようとしたらダラダラ長文になるから、
短く・・・と思うと「うん」になるんです。
さすがにもっと考えなきゃと思った次第です。

年末にブログ再開したばっかりだったのも影響あります。
もっと上手に書きたいのです。
自己啓発書も、ブログの語り口の参考になると想って読んでいました。
人が何に悩むのか、それにどう答えたら優しく伝えられるのか。
今まで、ただの一度も
「想ってるように書けた!」と想ったことがないんです。


仕事の役にも立ちます。
保育園の「連絡ノート」、保護者にその日の子供の様子を伝えるのは私の仕事。
忙しいお母さんたちが読んで元気が出るようなことを書けるように・・・。


私が読んだ本をダラダラと紹介するだけの記事。
読者さんはどう読んでくださったのか。
書いてる私は楽しかったです。

長い記事、ここまでお付き合いくださってありがとうございます。
1冊でも興味をもってもらえたら、本当に嬉しいです。



*しばらくブログお休みして、大阪で遊んできます!*




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しがない暮らしとは?「しにがみと木の実」*ネタバレしてます

2019.03.27(06:00) 725

「死がない」は「詩がない」に通じますね。
死と詩がない暮らしは「しがない」暮らしです。



冒頭の言葉は、以前紹介した書籍『死ぬのはこわい?詩と詩をむすぶもの』の中にある、
谷川俊太郎さんによるものです。

しがない暮らし。

とるに足らない、つまらない、貧しい、乏しい・・・暮らしということ。

「しがない暮らし」を描いた絵本を、今回は紹介します。
スコットランドの旅人による伝承を元にした、『しにがみと木の実』です。



その日暮らすのがやっとの母子・ジャックと母親がいた。
ある朝、母親の具合が悪くなった。

一人ぼっちになる不安を抱えて、
ジャックは海辺を歩いていた。

すると向こうから歩いてくる老人に気づいた。

ぼろぼろの黒いコート、落ちくぼんだ目、大きな鎌・・・

こいつは死神にちがいない!母さんをつれていかせるもんか!

そう思ったジャックは、死神の鎌を取り上げて岩に叩きつけ、
死神を殴る殴る・・・・

不思議なことに、死神は殴られるたびに小さくなっていった。
指の先ほどに小さくなった死神を、
ジャックは拾った木の実の穴に死神を押し込み、小枝で栓をした。

<死神の木の実>のできあがり。

ジャックはその実を海に向かって放り投げた。


「これで、かあさんはだいじょうぶ。それに、みんなもたすかるぞ」

家に帰ったジャックを待っていたのは、元気になった母親だった。
ああ良かった!さあ、朝ごはんにしよう!

ところがところが。

卵焼きを作りたくても、卵が割れない。
サラダを作ろうとしても、野菜が切れない。
チキンスープを作ろうとしても、どうしてもニワトリを絞めることができない。

仕方がないので、町の肉屋へ行った。
すると、今日は売る肉がないと店主が言う。

「どうしても、牛が生き返っちまうんだ」

ジャックは、自分のせいだと気がつき、母親に事の次第をはなした。
母親は言った。

「なんだって!それはだめだよ、ジャック。
いきていくには、しにがみがいないと、こまるんだ」



ジャックは急いで海辺に行き、木の実を探した。
やっと見つかった木の実の栓を抜いたら、
死神がぽわんと飛び出した。

「いやはや。
わしをけせば、よのなかのつらいことが、すっかりなくなるとおもったな!
だがな、わしがいないと、このよは、おわりなんじゃよ」


修理した鎌を死神に返すジャック。
死神は死の意味を理解したジャックを許し、
母親を連れていくのはもう少し後にするといって、消えた。

それから何十年も経ち。

そして、ついに、しにがみがむかえにきたとき、
ジャックが おもいなやむことはなかった。
なぜなら、おわりがあるからこそ、あたらしいいのちがつづくのだと、
もう、わかっていたから。




この絵本を子供たちによみきかせしたら、とてもウケました。
死神が弱すぎるって。

挿絵から推測して、ジャックは10歳くらい。
10歳の少年に折られる鎌。100均の商品でしょうか。
殴られまくる死神。そんなに弱いの?


子供にどれだけ命と死のことが理解できたかは、わかりません。
ですが、何度も「読んで」と言われたので、
なにかしら心に印象づけられるお話だったんだと思います。

大人の私にしたって、すごくいい話だなあと思いますものね。

「いただきます」が、
「あなたの命を、いただきます」ということだと、
こんなに分かりやすくしてくれてるってことがありがたいです。


世界には、呼吸だけで生きる「ブレサリアン」という人が、
10人いるとか、2万人いるとか。

ホントかどうかは分からないです。
ご本人が「食べてない」と自己申告してるその言葉を信じるかどうかですし。

本当に食べずに生きられるとしたら、すごいなあとしか・・・。

食べない理由が、他の命を奪わないため、というのであれば、
それはもう、尊い行動だと感心するしかありません。

私には、食べたいという欲望が毎日あります、困ったことに。
それを、恥ずかしいとも愚かしいとも思わずに。

ただ、他の命を大事にいただこうという想いはなくさずに、
「いただきます」と毎回言いたいですね。


このお話の素晴らしいところは、
命をいただいているということと、もう一点、

「死までの充実した生き方」ということも意識して暮らしていくんだよ、
こんなメッセージも受け取れるところです。


いつ死神が来ても、あわてず、怒らず。
だって死神って、最強・最凶・最狂ではないって、わかったから。




スコットランドに伝わる、日本にはない「死神」のお話、いかがでしたでしょうか。
しがない暮らし。

死は自然とやってくるもの。
こちらから、迎えにいくものじゃない。





**********************

やさしい気持ちになれる本はない?
今日こんなことがあって、励ましてくれる言葉がほしい!

そんなリクエストを募集中です。
ぜひ、コメント欄へ*˙︶˙*)ノ"
お待ちしています!




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再び手に入れたいもの 「アナログ」

2019.03.23(06:00) 738

スマホいらんねんけどな~と想う今日このごろ、
『アナログ(ビートたけし:著)』を読みました。



お互いに惹かれあっているのは確かだと想えるけれど、
次に会う約束は、

「また、来週、ここで」

それだけの約束で会い続ける男女の物語。

最初は、メールや電話番号を聞こうとしたんです、男性が。
女性はやんわりと、
「そういうの、なしがいいんじゃないでしょうか」と。


男性が出張に行ってるとき、
連絡をとりたくて仕方なくなる気持ち。

あるときからパッタリ現れなくなった女性。
何があったんだろう。
もしや、嫌われたのだろうか。
やきもきする気持ち。



こういうの、なくなりましたね。
昔、職場の先輩が朝一番に勢いこんでしゃべりだしたことがありました。

「ちょっと聞いてぇや!
昨日彼氏と、仕事終わってからご飯食べに行こうって待ち合わせしててんけどな!
ぜんっぜん、来えへんねん!
私、2時間待ってんで!!」

懐かしいな~。
2時間待つその忍耐力。
愛やな~。
(その先輩は無事、彼氏と結婚されました)


ケータイ・スマホが登場してなくなったもの。

「すれちがい」でしょう。


恋愛してるときのドキドキやときめきは、
「すれちがい」が効果倍増させていたと思えます。

家に電話かけるのだって、
本人が出てくれるとは限りませんでしたからね~。

あんな緊張、もうイヤや!って人が考えついたんじゃなかろうか、ケータイは。


イヤやなと想っていたけど、
失くしてしまえばなぜか懐かしく、もっかい手に入れたくなるような。
すれちがい。


というか、もっかい手に入れたい。
束縛されたくない。
自分から繋がりにいきたいものなのです。



アナログ [ ビート たけし ]


この小説、同じ著者が短編として描いた物語をリメイクしてるようです。
こちら↓↓↓


草野球の神様(新潮文庫)


この中の、「約束」という短編です。
結末が『アナログ』と真逆になっています。

どちらも純粋すぎる二人が登場しています。
私の好みは、「約束」のほうでした。
人生の純粋でもろい一面が刺さってきて泣いてしまいます。





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思いが体を支配する、「わたしを超えて」

2019.03.20(06:00) 729

前回紹介した『わたしを超えて(玄侑宗久、岸本葉子:著)』



前回の記事はコチラ→『ずっと上機嫌でいてはいけない

岸本氏が能の講座で体験したことが書かれていました。


両手両足をそろえて、前屈してみます。
体のかたい人は指先が床に届きません。

次に、壁際に寄り、片手だけ軽く壁にふれて、同じように前屈します。

すると、難なく手が床につく。




本当に?と疑り深い私は、本を置き、立ち上がりました。
まずは前屈。
指先が少し床につきます(まだ、つくことに一安心)。

次に、右手を壁に軽く触った上体で、前屈。


さっきより指が深く床についてる!

これは、本当です。
ぜひ、試してみてください。


不思議ですよねえ。

筋肉には、必要以上に伸び過ぎないようストップをかけるセンサーがあるそうです。
椅子で居眠りしている人が、ぐら~っと傾きそうになったとき、ピクッと首が元に戻るとか。
あれがセンサー作動してるってことですね。

で、片手を壁につくことで(ここからが不思議)、

「自分は今、こういう姿勢をとっているんだよ、だから伸びていいんだよ」
という情報を、脳に与える(ことになっている)。
すると筋肉は安心してゆるむことができる


こういう仕組みだそうです。

脳というか、筋肉が?
単純に騙されてるようにも感じます。


そういえば自動車教習所に通っているとき、
こんな指導を受けました。

「カーブでは、ちょっと先を見るんだ。
そうしたら、ハンドルが勝手にそっちに動いてくれるから」


目の前の道だけを見て、必死に運転していた私は、
この助言で、楽にカーブを曲がれるようになりました。


人生もこれと同じ?
行きたい方向を、ちょっと先を見据えていれば、
自然とそっちに行けるんじゃ?


じつは私たちは、じつにシンプルなものをわざわざ複雑に考え、
自縛してしまってることが多いのかもしれませんね。

「大丈夫だから」と、安心させていきたいですね。
自分の頭と体に。



わたしを超えて―いのちの往復書簡




********************

凹んだ気持ちをどうにかしたい、ぴったりの本は?
気力が出るようなことばがほしい!

などなど、本や言葉に関してのリクエスト募集中です。
すぐに見つけられないかもしれませんが、誠心誠意、探します。
ぜひコメント欄にお書きください、お待ちしています☆



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大事なことはなんでも小さい

2019.03.13(06:00) 735

言葉ってのはね、
大事なことほど小声でささやくものなの。
その方があいての心の奥にまでしっかり届くんだから。



大事なことは小声のほうが伝わるもの。
大事なことほど、小文字で書かれているもの!

『大事なことほど小声でささやく(森沢明夫:著)』です。



大事なことを伝えようとして、
大声でしゃべれば伝わるのか。

そんなことはありませんね。

「静かにしろ!」
その声が一番うるさいと、何度学生のころに思ったことか。

選挙カーが走るたびに、
「この政党(候補者)にだけは、絶対投票しない!」なんて思ってしまったり。


大事な話は、大きな声で言わないもの。

そして、
これは文字にも通じるなあと思います。


今、スマホ会社を変えようと検討してるんですね。
通信費を抑えたいし、機種代も安かったらいいなあと思って、
サイトを見比べているんですが。

おっ、これならお得やん!って思ったら、
たいてい、こんな「*」マークがついていて、

下に、米粒サイズの文字で、
この金額で利用するための条件がこと細かく指定されているのです。

あの文字サイズ、いったい何フォントやねん!?って言いたくなる小ささです。

でも、あの文字を読んでおかないと、
契約後に、
「え~?なんで安くならないのー!」となってしまうんですよねえ。

あらゆる契約書や説明書には、
小文字の罠が待ち構えているのです。

いや、罠じゃないけど。

あと、文字に色があるのも「うるさく」感じますね。
たとえで出して恐縮ですが、
ドンキホーテの広告や、楽天のサイトなどは、
デカデカ・チカチカして、いったい何がお得になってるのか、
訳分からなくなってくるんですよ。

このブログがもしも、こんなふうに・・・

大事なことは!?
小さな文字で書こう!!

そうすれば相手に届きます!!!!

こういう書き方を多用していたら、
うるさいったらありゃしないってなると思うんです。

文字なのに、うるさい。
面白いですけどね。聴こえてないけど、聴こえてるみたいな表現で伝わるところが。


さらに考えてみると、
子育ての大きな方向ってのは、細かいことは気にしないんです。
日常のことは細かいことを言ってしまいます。

靴はそろえて脱ぐこと。
出したら元の場所に片付けること。
靴下は裏返しで脱ぎっぱなしにしない。
あらゆることを・・・そういうことが大切かなあと思っています。

仕事場だってそうかもしれません。
気持ちよく働けるというのは、
椅子から立ち上がってどこかに行くときに、
必ず椅子を机に戻すとか。

後ろを通る人がススッと通れるように、椅子を戻す。
たったこれだけのことでも、出来る人と出来ない人では、
なにかが違うと感じます。


大事なことは、なんだって小さいことかもしれません。




大事なことほど小声でささやく [ 森沢明夫 ]


心の傷は、ぜーんぶ、ここに置いて帰りなさい。
生きることへの感謝を取り戻せる場所。

身長2mを超えるマッチョなオカマ、通称ゴンママ。
ゴンママが経営するスナック「ひかり」を舞台に、
人知れず心に傷を抱えた者が癒されていく。


癒し小説、とまでは言わないです。
さらりと読めますし、感動とか、感涙まではいかなかったです。

でもゴンママのキャラクターがかわいくて、
クセのあるお客さんたちとの軽妙な会話が、
読書タイムを軽やかに楽しませてくれました。
きっと疲れてるときほど、こういう小説がいいんです。




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読書日記
  1. 1月は文章上達を目指していた。私が1月に読んだ本。(03/29)
  2. しがない暮らしとは?「しにがみと木の実」*ネタバレしてます(03/27)
  3. 再び手に入れたいもの 「アナログ」(03/23)
  4. 思いが体を支配する、「わたしを超えて」(03/20)
  5. 大事なことはなんでも小さい(03/13)
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