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2018. 01. 20  
今日、あなたは空を見上げましたか。
空は遠かったですか。近かったですか。
雲はどんなかたちをしていましたか。




『最初の質問(長田弘:著)』です。



詩がすべて質問で出来ています。
冒頭の質問は答えやすいですね。
見たかどうか、ですから。


この質問詩、どんどん答えが難しくなってきます。
(抜粋してご紹介しますね)


あなたにとって、
いい一日とはどんな一日ですか。

「うつくしい」と、
あなたがためらわず言えるものは何ですか。
好きな花を七つ、あげられますか。
あなたにとって
「わたしたち」というのは、誰ですか。

何歳のときのじぶんが好きですか。
上手に歳をとることができるとおもいますか。
世界という言葉で、
まずおもいえがく風景はどんな風景ですか。

問いと答えと、
いまあなたにとって必要なのはどっちですか。
これだけはしないと、
心に決めていることがありますか。

あなたにとって
あるいはあなたの知らない人びと、
あなたを知らない人びとにとって、
幸福って何だとおもいますか。

時代は言葉をないがしろにしている
あなたは言葉を信じていますか。




すぐには答えられないもの、全然思いうかばないものもあります。
でもそれでいいんじゃないかなって思ってます。

これらの質問を頭の、心の片隅に置いておくだけで、
何度も質問を思い起こしてみる。


ああ、「好きな花の名前を7つ」はけっこう難しい(汗)。
「花、好きなんです~」と言っておきながら、
実は桜しか花の名をいえなかったら、嘘くさいですよね(笑)。



そういえば画家の安野光雅氏がこんなことを言ってましたね。

「”花の絵を描いてください”というお願いをされて、”花”を描くことはできないんです。
花という名前の花なんてありませんから」
と。


これらの質問、すべて具体的な答えを求められています。
いかに自分が普段、ぼんやりとイメージしてるだけで済ませているかが分かります。

「わたしたち」って、どこまでの範囲のことを言ってるんだろう、私は。


だから詩人は、
「言葉をないがしろにしている」と警告してるのですね。




いつ答えが出てくるかわからない問題に、チャレンジ。
不正解だけは、ないでしょう。



今日も最後まで読んでくださってありがとうございました

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2017. 12. 28  
子どもも絵本好きですが、私も絵本大好きです。
大好きな絵本作家のヨシタケシンスケ氏の対談記事を読みました。
ヨシタケシンスケ氏の作品はこういったものです。



今一番人気の作家と言っても過言ではないでしょう。

ヨシタケ氏、幼いころから友だちもいないし、旅行に行ったりしなかったそうです。
椅子に座って見えるもので全部まかなえるというようなお人。

対談で面白いことをおっしゃってました。



いわば負け惜しみなんですよ。友達がいなかっただけ。行動力がなかったりという。
キラキラしていない自分の状況をどうしたら肯定できるのか?って考えて。

本当に井の中の蛙でしかないんだけど・・・
その井戸の中のことならだれよりも詳しく話せるんだよ、と。

人にその井戸の話をしたときに、
「君の話を聞いていると井戸もいいなあ」って思えるっていってもらえれば、それでいいんじゃないかな?

広い海を知らず、井戸の中で一生を過ごしました、という人に自分は感情移入しちゃうし、それで楽しければいいんじゃないかな?って想ってしまう。




大小の差はあるけれど、
人はみな、自分の井戸をもってますよね。
そして毎日せっせと井戸を掘り続けているのが生活で。人生で。


作家の故遠藤周作氏は、
好奇心のアンテナはいっぱい立てておくほうがいい。
いろんなことに興味をもって見て・聞いて・やってみてと、
知っていくことが増えていくと、
一つのことしかしなかった人生より2倍・3倍の楽しさを味わえるんじゃないかって言ってます。


それもまた、真実ですよね。
でも逆に、

「この道一筋50年」とかの生き方もまた、ステキなものがあります。

その井戸はものすごく細くて、10円玉くらいしか通らない細さかもしれないけど、めっちゃ深い。
「底はどうなってんのやろ?」と、ぐい~っと覗いてみたくなる井戸。

それもまたいいですよね。
オタクと呼ばれる人の井戸も同じだと想うんだけど、何が違うんだろう。
対象となるものが、憧れにくいんだろうか(笑)。



ブログっていうのは、自分の井戸を
「ちょっと見てみません~?覗いてみない~?」って公開してるんですよね(笑)。


人気のある、みんなが覗きにくる井戸からは、
犬やら猫やらおいしいモノや鬼嫁などが活きよく出てくる。


誰も覗きにこない井戸ってのは、
底がすぐ見えて、草も生えてないようなものかな・・・。


「この井戸、どうなってんだろ?」って見に来てもらえることに憧れてはいるものの、「ま、幸せは見せるモンじゃないしね」なんて想ったり。

井の中の蛙 大海を知らず
 されど 空の青さを知る


たまに青空を仰ぎ見ながら、今日もせっせと井戸を掘りたいな~と想ってしまうのです。



この記事は、『天然生活 2017年12月号』より引用しました。
☆アマゾンプライム会員も読み放題対象本です。



今日も最後まで読んでくださってありがとうございます
今から井戸覗きに行ってきます!♪(/・ω・)/ ♪

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2017. 12. 26  
感謝を期待せず、貢献感のなかに幸せを見出す。
それしかありません。



何年か前、『嫌われる勇気』が大ヒットしました。
その3年後、続編という形で、
『幸せになる勇気(岸見一郎・古賀史健:共著)』が出ました。
最近やっと読みました~。


アドラー心理学の解説は無理、難しいのでパスしたい(笑)。
それでも、今更でも、紹介したい。

読んだかたはご存知でしょう、
この本、哲人と青年の会話で構成されているんですよね。

アドラー心理学の大家みたいな哲人と、それを学ぶ青年です。


この青年がね~、生意気な口をたたくのですよ。
それを紹介しようかと。



青年が哲人の家に怒鳴り込んできたところから始まります。
3年前、哲人の教えに感動して自分は教師になったと。
そしてアドラー心理学の肝、「ほめない・叱らない」を実践した。

そしたら・・・・
学級崩壊した。

どうなってんねん!!ええ!?説明しろや!!
こんな感じですね。


哲人はあっさり答えます。
「愛を知りなさい」と。

青年
「ペッ!!どうせ説教じみた隣人愛を語るのでしょう。
聞きたくもありませんね!」



いきなり唾を吐いてます。
もっかい教えてもらおうと訪ねてるのは自分なのに。


青年の質問にしらっと答え続ける哲人。
そのたびに青年は、


「ええい、腹立たしい!
邪推の次は『過去など存在しない』だと!?
右から左に穴だらけの虚言を並べ立てて、それで煙に巻いたつもりか!!
望むところだ、穴という穴を、ほじくり返してやる!!」

「引っ込んでろ!!
あなたのような時代遅れの哲学者が出る幕じゃない!」

「・・・こ、この忌々しい毒虫め!!」




あの?教えてもらってるんじゃ??

あげく、反論できなくなると、

「ええい、腹立たしい。次っ!!」


たまに哲人が「おっしゃるとおりです」と肯定すると、
「軽々しく同意するんじゃない、この時代遅れのソクラテスめ!」


どうしろっちゅーねん。

他にも、
「軽口を叩くな、このサディストめ!!」
「お黙りなさい!宗教家にでもなったつもりか!!」
「そんな思想など、汚水をすするドブネズミにでも食わせておくがいい!!」



次から次に飛び出る悪態が、私も使いたくなるほどステキなのです。



青年はなんでこんなに怒るんでしょう?
というか、怒るのもムリはないんです。
実は、アドラー心理学を完璧に実践できる人はほとんどいないから。


アドラー心理学の大元をたどると、
アドラー博士が「軍医」として第一次世界大戦に召集されたことから始まります。
戦場でのアドラーの使命はただひとつ、

負傷した兵士を治療し、速やかに戦線に送り返す。


死地に赴かせるために治療する。
こんなやりがいのない仕事があるでしょうか。


この経験からアドラーは、
「世界平和を目指す、いかにすれば戦争を食い止められるか」を考えました。

そして、
人間を信じた、他者を仲間だと見なす意識、「共同体感覚」を提唱するのです。


世界平和のためになにかをするのではなく、まずは目の前の人に信頼を寄せる。
目の前の人と仲良くなる。
自分から相手を信じる。

そうした日々の、小さな信頼の積み重ねが、いつか国家間の争いをなくしていく。

「幸せになる勇気」とは、「愛する勇気」です。


アドラー心理学にはこういう基本があったのです。
そして残念ながら、この理想は実現していません。


「できる」とはっきり言える人はどれだけいるでしょう。
私は・・・とてもじゃないけれど、どんな人も信じるなんてことは・・・。
「信用できるとわかったなら、信じる」と後手になりますね。


ただ、理想論だからと切り捨てるにはあまりにもったいなさすぎる。
誰だって本音は戦争がなくなってほしいと思っていますよ。

難しいから「理想論」を捨てる?
いや、目指すことにがんばってみる価値はあると思う。

なのでこの本も流行とかじゃなく、じんわり理解を深めて実践できるための手引書として長く読み継がれていってほしいなと願います。




哲人のより根源を掘る解説にすっかり毒気を抜かれた青年、最後のセリフはこうです。

「・・・先生!!走ります、わたしは伴走しますよ、いつまでも!!」


そろそろ自宅に帰りなさい(笑)。




今日も最後まで読んでくださってありがとうございました

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2017. 12. 24  
私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。
幸せになるためにこの地球にやってきたのです。



上記のスピーチが話題となったのが、2014年国連リオ会議のこと。
『世界でもっとも貧しい大統領 ホセ・ムヒカの言葉』です。



このスピーチが注目を浴び、日本でもムヒカ大統領の言葉の数々を集めた本が出版されたのでした。
ムヒカ大統領は南米・ウルグアイの大統領。
今は退任して一国会議員として活動されております。


いくつか大統領の言葉をご紹介します。


私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。
幸せになるためにこの地球にやってきたのです。

発展は幸福を阻害するものであってはいけないのです。
発展は人類の幸福をもたらすものでなくてはなりません。



私の定義では、貧乏人というのは、必要とする物が多すぎる人たちのことです。


人がものを買うときは、お金で買ってはいない。
そのお金を貯めるために割いた人生の時間で買っているのです。



人生はもらうだけでは駄目なのです。
まずは自分の何かをあげること。
どんなにボロクソな状態でも、
必ず自分より悲惨な状態の人に何かをあげられます。




やさしい笑顔を見ていると、まるで神父さまとか牧場の気のいいオヤジさんとかそんな雰囲気じゃないですか?
でもムヒカ大統領の過去は壮絶です。


ウルグアイの比較的貧しい地域に生まれたムヒカ。
朝鮮戦争後、国の情勢がかわり武装派革命グループに参加するようになりました。


治安組織との抗争が激化したころ、捕まります。
そのときムヒカはもっていた銃で警官数名を狙撃し、自分も銃弾をうけて重体。
そしてそれから約13年間、獄中生活を強いられました。


大統領になってから、失言や暴言が多いことで批判も多かったそうです。
公約どおりに政策がうまくいっていないことも指摘されていたり。


それでも、退任間際の内閣支持率は60%。
ひどい過去や、暴言が多いとしても。

ムヒカ大統領は大統領官邸には住まず、水道の通っていない牧場に住んで、
大統領専用車もけっして使わなかったのです。
服装もジャージのような質素なものばかり。


その人の言ってることよりその行動を見たほうが、その人のことがよくわかる、と言われます。

質素な暮らしで上質な生活ができることを実践されていた大統領だったからこそ、多くの支持をもらえていたんだろうと思えます。
今も議員の給料の90%を慈善団体に寄付、10%は将来、学校をつくるために貯金しているとか。
(生活は奥様の給料でやっていけるのです)


世界一貧しい、でも心豊かな大統領の言葉、最後にもうひとつ。


人生ではいろいろなことで何千回と転びます。
愛で転び、仕事で転び、いま考えているその冒険でも転び、
実現させようとしている夢でも転びます。
でも、千と一回立ち上がり、
一からやり直す力が、あなたにはあります。




貧しいのではなく、質素なだけ。
☆アマゾンプライム会員も読み放題対象の本です。



今日も最後まで読んでくださってありがとうございます
すべてに、メリークリスマス!!

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2017. 12. 23  
書かなければ実現しないけれど、書けば必ず実現する


まだ来年の手帳を用意していない馬場です。
紙の手帳を使わなくなったかたもいらっしゃることでしょう。
私はまだ紙のほうが使いやすいんですよね。

それと、選ぶ楽しさも捨てがたいのです。
と言いつつ、迷いすぎてまだ買えていないのですが・・・。

そんなんで、ひさしぶりに手帳術みたいな本を読みました。
『願いごと手帖のつくり方(ももせいづみ:著)』です。



手帖に関しての著書って、大きく2つに分かれませんか?
ひとつはビジネスマン向けの、
時間を有効に使いましょう!To do リストを作って効率的に物事をこなしていき、自分の時間も確保しよう!みたいなもの。

もうひとつは女性向けの、
イラストや写真をふんだんに活用(作成)して、あとで見返したときにも楽しいものになるような、アルバムのように作りましょう!みたいなもの。


私はビジネスマンではないので、そんなにTo do リストもないし、
かわいく描こうとする、その時間や技術もないので挫折しています。
手帳術の本は今まであんまり役立ったことがないのです。


その点、今回の本は違いました。
願いごとを書きましょう!
ただそれだけです。

どこに惹かれたか。
著者が昔友人に言われたところです。
その友人から「願いごと手帖」の書き方を教わったそうです。

「明日、御飯食べにいかない?」と誘われて、
「ごめん、明日は市役所に行かなきゃいけないの・・・」
「じゃ、来週の火曜日は?」
「えっと・・・その日は○○しなくちゃダメで」

「それ、願いごとじゃなくて、”To do リスト”でしょ。
ただでさえ、毎日やることが多くて大変なのに、やることを増やしてどうするの。
もっとラクチンに気づいたらかなってた!という書き方をするのよ」



To do リストは楽しくないんだ!!

たしかに、手帖にはやらなきゃいけないこと、行かなければいけないこと、買う必要のあるもの・・・などなどを書きますね。
たとえば、「部屋を片付ける」とか、「美容室に行く」とか。

それを、「しなくちゃ」リストから、「したい」ことリストに変えてしまうのです。


・使い勝手のいい収納家具が手に入って、すっきり片付く
・美容室でリラックスタイムを楽しみ、出てくるときは気分すっきりになる

その目的が実現されたら自分はどんな気持ちになっているかまでを書く。


ちょっと書くこと多くないかも~、なんて想っていたら、ステキな言葉が。


願いごとを書くのは、今ある自分の暮らしの中にある幸せの種を拾い上げる作業。
だから、幸せの種は日々拾い上げて書き留めておく。

芽を出したことに気づいたら喜び、花を咲かせたらたくさん楽しんで、幸せな達成感を小さくていいから積み重ねていく。
そんな風に小さな種の存在に気づいて大切に育てた経験を積んだ人は、幸福感と自信を貯金しながら、やがてもっと大きな木や、育てるのが難しい花を咲かせることができるようになっていく。




大きな願いごとも小さな願いごとも、かなったときの嬉しさ・喜びは同じ大きさ。
だったらかないやすい小さな願いごとをいっぱい拾い上げて書いておく。


スケジュール帳に人生を支配されたくないのです。
私の人生は私が決める。

努力で手が届く場所に目標を設定し、それを実現させるためのスケジュールをつくるのも大事。
いろんな前提や「ムリ~」というものを全部とっぱらい、すごく自由に願いを考えることも、大事なこと。

小さな夢がかなって小さな幸せをいっぱい集めていく。
生きていくことと同じですね。



後半は実際にどういう「願いごと手帖」をつくっていくのか、実践されている人の感想も載っています。
大ざっぱに書いた願いは、大ざっぱに叶う、なんてのも面白かったです。
どちらかというと、女性向けの本ですが、もちろん男性にだって使える内容です。
☆アマゾンプライム会員も読み放題対象本です。




今日も最後まで読んでくださってありがとうございます
今年の手帳に、「使い勝手のいい、好きな柄の手帳が見つかる!」と書きました(〃▽〃)

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プロフィール

馬場亜紀

Author:馬場亜紀
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本の中の心に刺さる一文をご紹介いたします。
看護師免許をもっていますが、今は保育の仕事をしています。自身の子育ても真っ最中。
くわしくは「自己紹介」をご覧いただければ嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします☆

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