タイトル画像

人の名前を覚える簡単な方法

2017.03.30(06:30) 246

今回は、「ちりつもばあちゃんの生きる知恵」です。
『99歳ちりつもばあちゃんの幸せになるふりかけ』



新年度が始まります。
新しい出会いもあります。

そこで一つだけ、やっかいなことが。

「人の名前を覚えられるか?」


たまに、本気で忘れてしまうことがあります。
そんな人にかぎって、なぜかばったり再会。
会話が始まってしまうのですが、
こちらは気もそぞろ。

「この人の名前、なんやったっけ・・・」
「あぁ、名前を言わなくて済むように会話をもっていかなくては」

うまく乗り切ったとしても、
名前が分からないままだと、悶々とした気持ちになりませんか。


そんな私に、ちりつもばあちゃんが、
「人の名前を1回目でばっちり覚える」方法を教えてくれています。



人の名前を覚えるコツ

1、手ェに覚えさせる

初めて会った人と別れたら、
聞いた名前をすぐ紙に書いておくんです。

「手ェに覚えさす、言うてな。手で書くねん。
だから、いつも紙とエンピツは持っときや」



手ェに覚えさす。

すごく好きになりましたよ、この言葉。
私も書いて覚える派なので、嬉しいです。
人の名前を覚えるときにも使うっていうのは思いつきませんでした。
これはやったほうがいいですね!



2、会ってる間に何回も名前をつけて話す

ばあちゃんは言います。
「話してる間に忘れてしまう?どもない、どもない。
1回名前聞いたら、話してる間に、
何回も○○さんって、あたまに名前つけて呼ぶねん」


これもいいですね。
人の名前を何度もつけて会話することって
あんまりないような気がします。
名前をつけて会話をしても、何の支障もないですね。

これも使えます!



3、帰り際にもう一度聞く

2の方法をやらなかったとしても、大丈夫!

「忘れてしもても大丈夫やで。
お別れする前に、
『すんまへんけど、もう一度だけお名前教えてください』って
言うたらええねんで」



おお~、これはなかなか・・・やったことがないですね・・・。
でも、2回目に会ったときに
「お名前、なんでしたっけ?」などと尋ねるのは、
失礼にあたるんですよね。
だから、聞きにくくなるわけですが。


最近、名前を忘れたときにはこう言うってのを見ました、
「お名前なんでしたっけ?スズキさん?
いえいえ、苗字は分かってます。下のお名前を忘れてしまって」

こう尋ねるといいって。
う~ん、ちょっと怪しいな・・・。
不自然なことをするくらいなら、
1回で名前を覚える努力をしたほうがスッキリしますね。


自分の名前を忘れられていたら、
諦め半分、しかしけっこうなダメージを受けます。

逆に、ちょっとしかしゃべってなかった、ずいぶん久しぶりに再会したのに
自分の名前を覚えていてもらったら、
驚くと同時に、すごくすごく嬉しいものです。


人の名前を1回で覚えておくだけで、
相手を喜ばせることができます。


人の名前を1回で覚えるコツ
・紙に書く
・会話のなかで何度も名前で呼びかける
・別れ際にもう一度、名前を聞く


ばあちゃんは言います。
「できる人とできへん人の差は大きい」

ばあちゃん、辛辣ですゎ。
なぜ辛辣なのか。
なぜ、名前を覚えることをこんなに重視するのか。



存在   川崎洋

「魚」と言うな
シビレエイと言え ブリと言え
「樹木」と言うな
樫の木と言え 橡の木と言え
「鳥」と言うな
百舌鳥と言え 頬白と言え
「花」と言うな
すずらんと言え 鬼ゆりと言え

さらでだに

「二人死亡」と言うな
太郎と花子が死んだと言え



ひとりひとりの存在を大切にすることは、
名前を覚えるという小さなことから。

そう教えてくれているような気がします。

関連記事

吉報配達ブログ


励ます言葉 トラックバック(-) | コメント(7) | [EDIT]
タイトル画像

ミライはみんなでつくるもの

2017.03.27(06:28) 243

世界中で大ベストセラーになり、映画も大ヒットの
「ハリーポッター」シリーズ。


映画は大人が観ても面白いと思えるほどの出来栄え。
長男(6歳)は、ハマリマシタ。
DVDも買ってしまいました・・・。

こんなすごい「ハリーポッター」。
でも、8歳の少女がいなかったら、
私たちはハリーに出会うことはなかったのです。



著者が書き上げた1作目の『ハリーポッターと賢者の石』
「出版してください!」と持ち込み営業して、
なんと、12の出版社に断られているのです。

12社に原稿を持ち込んだ著者も立派でしたが、
本当にすごいのは、13社目の社長とその娘さんです。


13社目の社長さん、「賢者の石」の原稿を家にもって帰ってきました。
たしかに面白い。

しかし、売れないだろう。

12の出版社が出版を断った理由がこれでした。
今どき、こんな長い物語を子どもが読むはずがない。
売れないものを出すわけにはいかない


13社目の社長さんもそう考えていて、悩んでいたのです。

そこに、8歳の娘さんが言うのです。

「パパ、こんなに面白いお話、今まで読んだことないわ!」


こうして、「ハリーポッターと賢者の石」は出版され、
世界で1億部売れるモンスター本になったのでした。




このエピソードは、
『ミライの授業(瀧本哲史:著)』を元にしています。



この本で主張されていることは、

ハリーポッターの価値を見抜いたのは8歳の女の子。
常識を打ち破り、世界を変えられるのは、いつだって若者


若者が世界を変えようとするとき
周囲の大人たちは応援してくれません。

大人たちが応援するのは、自分の地位を脅かさない若者に対してだけ。
大人にとって、世界を変えられるのは大迷惑な話なんです。


だから、14歳の君たちへ。
逆風が吹き荒れても、周囲の大人たちがこぞって反対しても、
怒られ、笑われ、バカにされても、そこでくじけてはいけません。

あなただけの「ミライ」は、逆風の向こうに待っているのです



14歳に授業した内容を本にしたものです。
分かっています、
私は14歳じゃ、ありません!でも読むのです!

子どもたちのミライを感じながら、同時に、
自分の可能性を諦め、グチや不満をこぼすしか
私には残されていないのかとがっくりしながら、読んだのです。



でも、最後のあとがきが素晴らしかったのです。


14歳の君たちには、ミライがある。可能性がある。
自分の可能性を諦め、グチや不満ばかりこぼしている大人には、
知識がある。経験がある。

もう一度、人生を選びなおすだけの時間も残されている。

たった一度しかない人生は、
今日という日を境に、変えることができるのだ。




私たちが子どものころ、
「21世紀がどんな世の中になっているか、絵に描いてみましょう」と
絵を描きませんでしたか。

そのころ思い描いたもの、何か実現していますか?

私の空想の絵は、アニメの影響をたっぷり受けていたので、
空飛ぶ車が走り回っているような絵でした。

そんな車は、どこにも走ってない。
思い描いたミライは、実現していない。


安い労働力が重宝され、
ロボットに仕事を奪われることにビクビクする世の中になっています。


しかし、著者は言います。
若者の「常識を越えていく、世界を変えていく力」と、
大人たちの「知識」と「経験」が合わさったら、
自分たちでミライを作れる、と。

「ハリーポッター」が世界で愛されることになったのは、
価値を見抜いた8歳の娘がいたから。
そして、「売れない」だろうという常識をはねのけ、
出版を決断した社長さんがいたからです。


大人と若者が手を取り合えばいいのです。


『ミライの授業』は14歳に向けたメッセージでありながら、
まずは大人が読むべき本でした。

偉人伝の形でありながら、
過去から学び、ミライを創造するヒントに溢れている、
ぜひ、手にとっていただきたい書籍です。


子どもが中学生になったころ、読んでもらいたいです。


関連記事

吉報配達ブログ


励ます言葉 トラックバック(-) | コメント(10) | [EDIT]
タイトル画像

ありえない夢の叶いかた

2017.03.26(06:30) 242

日本史の授業で習いました、伊能忠敬
正確な日本地図を作った男。

実は、伊能忠敬は、
日本地図を作る気はありませんでした

どうして日本地図を作ることになったのか。
不思議なお話があります。



真面目に働いてきた伊能忠敬、
隠居後は、やりたかった天文学の勉強に励みます。

天文学を学びながら、
「星の正確な位置が知りたいな」と思うのです。

そしてそのためには、
「地球の大きさを知る」ことが必要でした。

そう、伊能忠敬は、地球の大きさが知りたかったのです。



一方、伊能忠敬の天文学の先生は、
「正確な暦」を作りたかったのです

その当時(江戸時代)、暦はあったのですが、
正確なものではありませんでした。

暦が正確ならば、
毎年、田植えはいつのころがいい、種まきは何日ころと、
データも残せるし、農作業の目安につかえます。

だから暦を作りたいと考えていました。


二人のやりたいことを実現させる方法は、
「江戸から蝦夷まで歩いて、距離を出せば、
星の位置がわかるよね」
ってもの。

でも当時、誰もがどこへでも国内を旅行するわけにはいきません。
幕府の許可が必要です。

なので二人でお願いしにいきます。

「正確な距離を測りたいから、蝦夷に行かせてもらえませんか?」

幕府はこう返答したのです。

「いいよ。でも、ついでに、蝦夷の地図を作ってくれない?」


二人の申し出は、幕府にとって好都合でした。
そのころ、外国(ロシア)からの攻撃に備えて、
蝦夷地の把握をしておきたかったのです。


これが、日本地図を作るきっかけでした。

最初、蝦夷の地図だけが完成したのです。
そして
「ついでに、日本地図、作ろうか」と、全国測量の旅を展開、
立派な立派な日本地図が出来上がったということです。




すごく不思議なお話だと思うのは私だけでしょうか。

誰も日本地図を作ろうと考えてなかったんです。
それなのに、出来上がった。

しかも、三者の夢も、叶っているのです。
(残念ながら、天文学の先生は病弱で測量に行けず、
暦完成の前に亡くなってしまいました)


地球の大きさを知りたかった伊能忠敬。
正確な暦を作りたかった先生。
蝦夷を外国から守りたかった幕府。


でも、バラバラのまま、個人のままでは夢は叶ってなかったと思われます。

伊能忠敬は自由に旅できる身分ではないし、資金もそれほどない。

先生は病弱だったので、測量に行けない。

幕府には優秀な人材がいない。


三者が集まったからこそ、叶った夢。
別々の夢を叶える手段が「日本地図作成」。



こういうところに、見えざるものの大いなる力ってものが
作用しているのかな~って思います。

本当に必要なものは、
出来上がるようになっている、って。


だって伊能忠敬なんて、
ウキウキしながら星空を見ていたのに、
地を見て歩く人生に変わっちゃったんですよ。

不思議としか言いようがないなあ。





今日もありがとうございます。ヾ(・∀・)ノ
今回のお話は、『ミライの授業(瀧本哲史:著)』より引用しました。


関連記事

吉報配達ブログ


読書日記 トラックバック(-) | コメント(8) | [EDIT]
タイトル画像

幸せはみなみにある

2017.03.25(06:26) 241

一休宗純、と言われたら「ん?」と感じますが、
一休さん、と言われたら、誰もが「ああ!」と思い出す人物。

とんちのきいたお坊さん。
実在の人物です。

絵本や昔話の本にも、一休さんのお話はのっていますね。
有名なところでは、

「このはしわたるべからず」の立て札に、
橋の真ん中を歩いて渡った。

「屏風のなかのトラを捕らえて退治せよ」の命令に、
「では、屏風からトラを出してください」と返答した。


では、次のとんちばなしはどうですか。


誰かが一休さんに
「極楽はどこにあるんですか」と尋ねました。

一休さんの答えは、

「極楽は、西にはあらず東にも、
北(来た)道さがせ、南(皆身)にぞある




南にある=皆身にある=みんなの中にある



ここで言う「極楽」は、「幸せ」と解釈してよさそうです。
幸せは、もうすでに、あなたの中にありますよ、ってこと。


さすが、一休さん。
北(来た)道さがせ、南(皆身)にぞある。
こんなのがとっさに出てくるところが凄みですね。


幸せはもうあるよ、すでに幸せになってるよ。

昔からいろんな表現でされていますね。
青い鳥(幸せ)が逃げたから探しにいっても見つからなかった、
しょんぼりして帰ってきたら、青い鳥は家にいた。
自分が見失っていただけだ~って。


結局、幸せは「なる」ものじゃなく、
以前にも書きましたが、
夜回り先生がおっしゃるように、

幸せは待つもの。
幸せが自分の中にあることに気づける自分になるよう、
そこまで成長するまで待つことです。

こういうものなんだなと、つくづく思いました。


これだけ「幸せはもう、あるよ」と言われていて、
頭で納得していても、
いつもどんなときも幸せを感じているかと聞かれたら、
そうでもないなって感じです。


すごく嬉しいことやラッキーなことがあったときに、格別
「幸せ~!」と言ったり、感じたりしていて、

幸せが、魚の切り身のように存在しています。

幸せのブツ切り状態。

これがいつも丸ごと味わえるようになると、
成長したんだな~っていえるんでしょうね。
私はまだまだですが。

幸せは、北(来た)道さがせ、南(皆身)にぞある。

覚えやすいですね。




今日もありがとうございましたヾ(・∀・)ノ
一休さんの逸話は、『中途半端もありがたい』から引用しました。


関連記事

吉報配達ブログ


日常 トラックバック(-) | コメント(6) | [EDIT]
タイトル画像

歳をとらない秘策、「中途半端もありがたい」

2017.03.24(06:30) 240

今年の桜開花、一番乗りは東京でしたね。
なんで、東京?
九州や四国のほうが暖かいんじゃないの~?


『中途半端もありがたい(玄侑宗久:著)』を読みました。



著名人たちとの対談集です。
その中の、五木寛之氏との会話で、
桜に関する話題となり、それがいいお話だったんです。



桜には、樹齢数百年とか、二千年とかの桜があります。
そういう古い桜に咲いた花の花びらと、
若い桜の花びらを顕微鏡で見比べたら、
どっとがどっちか分からないそうです。

どっちが若いのか、花びらだけでは分からないのです。


動植物には、どこを見れば年齢が分かるというのがあります。

木なら年輪を見れば樹齢が分かるし、
鯉ならうろこの付け根の線の数とか。

でも、花びら・花弁には年齢は刻まれないのです。


このことを踏まえて、
「咲く」というこの「」には、二つの意味があります。

普通につかっている「花が咲く」と、
笑う」です。


玄侑氏と五木氏は、
「笑うと、歳は関係なくなるんじゃないか」とおっしゃってるのでした。


なんか、いいはなしだと思いませんか。


いつからでしょうかね、
「アンチエイジング」が流行して早や数年。

自然に「歳を重ねる」ことに、逆らいだしたのは。


お二人は、
人生観まで、輸入物に頼らなくてもいいんじゃないって言ってます。


「アンチ」って欧米的。
常に前進、前進!
歳をとることはいいものじゃないという捉えかた。


東洋的には、肯定しながら愉しむ。
エンジョイエイジング
ウィズエイジング

このほうが合ってるような気がします。


歳をとることは、
見た目だけではなく、
今まで出来ていたことが出来なくなっていくことでもあります。

でも、それは自然なことです。
それを上回るほどの経験や思い出とともに生きていくのが
自然な生き方。

哀しいとかうれしいとかの次元じゃなく、
年齢を受け入れ、笑っていられる時間を多くする
ウィズエイジング」でいきたいなと思いました。




今日もありがとうございました。ヾ(・∀・)ノ
五木寛之氏は石原慎太郎氏と生年月日が同じだそうです。
「彼の言動をみて、自分の言動を省みるんだ」とか。
慎太郎、反面教師役に最適。


関連記事

吉報配達ブログ


読書日記 トラックバック(-) | コメント(4) | [EDIT]
2017年03月
  1. 人の名前を覚える簡単な方法(03/30)
  2. ミライはみんなでつくるもの(03/27)
  3. ありえない夢の叶いかた(03/26)
  4. 幸せはみなみにある(03/25)
  5. 歳をとらない秘策、「中途半端もありがたい」(03/24)
次のページ
次のページ