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新年の抱負、達成できそうですか?

2019.01.22(08:00) 705

今年の抱負とか目標って立てましたか?
私も「これかな」というものはあります。

1月も終盤。
徐々にたるんでるような自分に喝を。


行動が常に幸せをもたらすとは限らないが
行動なくして幸せはあり得ない。

   ベンジャミン・ディズレーリ(元イギリス首相・作家)


抱負が決まれば、それに沿う行動あるのみ。
行動の先には幸せが。

上記の言葉を解説したものをメモしていました。
こちら
↓↓↓

一日延ばしのクセは、一昨日するべきだったことを、
明後日にまで引き伸ばしてしまうという悪い習慣です。



5日も延びてる!!


年の初めはやる気に満ち満ちて。
だんだん、ペースダウンしていく、
やらない日のほうが多くなる、
なんとなく年始のやる気がどっか遠くに行きつつあり、
やらなくなる・・・。

行かないで、私のやる気。

もっと厳しいお言葉で気持ちを引き締めておこう。


人間はおっくうがる心を刻々に切り捨てねばならぬ。
そして齢(とし)をとるほど 
それが凄まじくならねばなるまい。
     (『森信三 一日一語』より)



森信三一日一語


おっくうがる、その本心。
もしかすると、
それは、やらなくてもかまわないことなのかも?

本当に自分にとって大切なことなら、やる気がなくならないはずですよね?
ということは、
年始めに張り切ってやろうとしたことは、
やらなくてもいいことでは?と、今、頭のなかを整理してみたくなりました。

やることを決めるのと同じくらい、
やらないことをはっきりさせることのほうが大切かも。

今の生活に新しい習慣を取り入れるには、
なにかを削らないと、新習慣をする時間はないはずなんですよね。

タンスの大きさは決まっていて、
引き出しすべてに、ぴっちり服がしまいこまれている。

そこに新しい服を入れようとしたら、
いらないものを捨てなければ。

捨てるものがないからと無理矢理入れれば、
引き出しが閉まらないか、閉めても開かなくなるという羽目になる。

やめればいいことを続けているって、ないですか。

じつは私、blogを休んでいる間に、頭の中の整理をしていたんです。
嫌々やってることをやめたいなあと。

「断る」ことをはじめて実行しました。

やりたくないことを、引き受け続けていたのを、やめる。
なかなか出来なかったんですが、
去年、思いきって言いました。

すごく緊張しました。
脈は速くなってるし、顔は紅潮してくるし。
「イヤな奴だと思われるんやろなあ」と気が重いし。

だけど、断ってみたら、
とんでもなく心が軽くなりました。

なに?
こんな簡単にいくの?って拍子抜けしました。


整理した分、やりたいこともくっきり見えてきましたし。
それでも、まだまだ行動が足りないところは多いんですけどね。


なので、新年の抱負を達成するために、

その抱負は本当にやりたい・必要なことなのか?
その前にやめたいことはないのか?


私はまだまだ整理が必要なようです。

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少しくらい汚れてもいい、『注文の多い料理店 序』

2019.01.20(08:00) 695

前回紹介した『銀河鉄道の父』で、
「賢治ってロクデナシ」
なんて書きましたww



私が想う文学史に残る「ロクデナシ」ナンバーワンは、石川啄木なんですが。
(気に入らなかったら母も嫁も蹴っ飛ばす。稼ぎはほぼゼロ。)
賢治はナンバーツーにランクインしますね。

どんなだったかは『銀河鉄道の父』で楽しんでいただければと想います。

ロクデナシと感じてしまうのは、賢治の童話の美しさとあまりにも大きなギャップがあったからです。
ですが物語りの後半(賢治の晩年)は、透き通った精神性が炸裂していきました。

その透き通ったものが作品に全て残っているんだなあ。

私は賢治の童話が好きです。
『グスコーブドリの伝記』は涙なくして読めません。


で、最近知ったんですが、
童話『注文の多い料理店』がありますよね。

腹ペコの猟師二人組みが見知らぬレストランに入り、あやうく自分たちが食べられそうになるお話。

あの童話に、「序文」というものがあったんです。
その序文が、もう、美しすぎて・・・。


わたしたちは、氷砂糖をほしいくらいもたないでも、
きれいにすきとおった風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。

(中略)

けれども、わたくしは、これらのちいさなものがたりの幾きれかが、おしまい、
あなたのすきとおったほんとうのたべものになることを、どんなにねがうかわかりません。



この序文だけでもひとつの作品となる美しさがあります。
そしてスーパー有名な詩、「雨ニモマケズ」にはこうあります。

雨ニモマケズ
風ニモマケズ

一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ



賢治は、体の栄養には玄米と味噌と野菜を。

心の栄養には風と日光を取り入れていた人だったと知りました。


以前、ブロ友さんから「水清ければ魚棲まず」という言葉を教えていただきました。

「水清ければ魚棲まず」という中国の言葉がありますが
あまりに水がきれいで澄んでいると、魚のえさになる虫も繁殖しないし、
水草も生えず隠れる場所もないので、魚がすみつかない。
人も同じで、あまりに正義感が強かったり、清廉潔白だったりすると、親しみがなく、まわりに人が寄りつかない。



賢治は清らか過ぎたんじゃないかと想いました。
あまりにも清らかで、この世で生きるには向かなくなった。
だから37歳の若さで逝ってしまったのでは、と・・・。

あまりにも清潔さばかりを求めると、
少しの汚れをも憎んでしまいそうです。

その憎む心こそ、自分を辛くさせそうだなって。

たまに食べ過ぎたりなんかしちゃっても、
「おいしく食べれたよ~」って想うこと。

「こんなものを食べてしまった!」とか、
「こんなに食べた自分がうらめしい」なんて思わず、
「ま、そんな日もあるわいな」とすること。

それぐらい、許せる心をもてたらいいのにと想ったりします。





銀河鉄道の父 [ 門井 慶喜 ]


賢治が願ったように、すきとおったほんとうのたべものを、
読み取れているだろうか・・・また一つ一つ読み直していきたいなと想います。


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圧倒的な父の愛。『銀河鉄道の父』

2019.01.17(08:00) 694

人間は、寝ながらでも前が向ける。


父の命日なので、父親が主人公の小説を。
『銀河鉄道の父(門井慶喜:著)』


銀河鉄道の父 [ 門井 慶喜 ]


直木賞を受賞した作品なので有名ですね。
私は大きな賞をとった作品はあんまりすぐには読まないんですが、
これは「宮澤賢治の父」が題材とあって、関心がありました。

そして読んで・・・感動のため息が・・・。

親が子を思う愛情って、子が親を思う何倍あるんだろうと途方にくれます。

明治時代の父にしては、あからさまな愛情表現をする父。
今の時代ならば確実に「育メン」と呼ばれていただろうと思えます。

だって賢治が赤痢で入院したとき、母親は自宅に居らせ、自分が泊りがけで付き添うなんて。
現代でもみないですよ。
小児病棟で付き添うのは100%母親ですから。


冒頭に書いた、
「人間は、寝ながらでも前が向ける」

これは賢治が晩年、病気が進行してほぼ寝たきりだったにもかかわらず、創作への意欲は増していく息子を見た父が感じたこと。

食べることすらほとんどできなくなっていた賢治。
でも賢治を慕って、農業を教わりにくる人などが絶えません。

その全部に、居住まいを正し、平気な様子で応えてあげる賢治。
お客が帰ったあとは、文字通りぶっ倒れてしまう息子を、見守るしかない両親。


この小説が、事実を元にしているのかどうかは、私は調べていないのでわかりません。
小説なんだから、フィクションでかまわない。

この小説にある、父親の抑え切れない愛情に、ただただ感動と感謝しかありません。
自分の父も、きっとそうだったんだろうと・・・。

私のやることなすことに、ハラハラしながら、一度も否定することなく黙ってさせてくれた父でした。
それがどれだけ大変だったのか。

今、自分が親になってはじめてわかります。

子供のやることは、叱るより、不問に付すほうが心の燃料が要る。


賢治の父も、こんな風に想い、ぐっと堪えていたようです。

だって賢治、ロクデナシなんだよー。
勝手なことばーっかやってさー。生活費もないし。

私だったら毎日怒鳴りまくって、「お金送って♪」なんて手紙が来た日にゃあ、
「働け!!」と言ってるはず。

賢治の父、賢治がお金を催促するたんびに、せっせと工面してやるのです。
完全に自分の子どもを信じてる姿。


父親目線からこの小説を読めば、また違った感想が出てくるのでしょう。
私は、自分が子どもとしての目線で読み、親って本当にありがたいわって改めて想いました。

今、紙の日記をつけていますが、毎日その日の最初には、
「お父さん いつも見守ってくれてありがとう。大丈夫だからね」と書いています。

なぜか書いてます。霊感ゼロですから、気配を感じたことなんて一度もないですが。
いなくなってからのほうが身近に感じるのかなあ。



銀河鉄道の父 [ 門井 慶喜 ]


親孝行って、けっきょく、自分が自分の想う幸せを実現させていれば、
それが一番喜んでくれるんでしょうね。



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やる気になるには、その気になるしかない。『自分におどろく』

2019.01.15(08:00) 708

なんかしらんけど、めっちゃ良かってんシリーズ。

考えてごらん
いまここに
きみはいる
なぜだ?
なぜいるのだ
どこから来たのだ
きみは
いったい
だれだ?



自分におどろく


『自分におどろく(たなかかずお:文 あべ弘士:絵)』です。
一応、子供向け詩集とされていますが。

子供だましなんて言葉は当てはまりません。
私は次の詩がお気に入り。


なぜ彼は二本足で立ったのか?
それはねー
そのとき
その人は
二本足で立ってみようと思ったのだよ!
その気になったのだね
その気にならなければ
人はなにもしない




なんか、笑った。
その気になったから、立った。
その気にならなかったら、
人は今もまだ四つんばいだったのかもww


「その気になる」のと、「行動する」の幅は、けっこう広い。

その気になって実行するためには、
その気になった事柄の優先順位を上げるしかない。



自分におどろく


ビッグバンから今のコンピュータ文明までを、
子供にわかる詩で表現しているってところが素晴らしい。


☆いつも読んでくださってありがとうございます☆
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インパルス・板倉さんの筆力がすごい、『月の炎』

2019.01.13(08:00) 707

『月の炎(板倉俊之:著)』です。


月の炎 / 板倉俊之 (インパルス) 【本】


この著者名でお分かりになる方もいらっしゃいますね。
お笑いコンビ「インパルス」の痩せてる方です(笑)。
(相方さん、どうしてはるんやろか・・・)


小学生が主人公の小説です。

面白かった!
ぐいぐい引き込まれました。

少年って、こんなに自分を犠牲にしてまで優しさを発揮してしまうのかと。
少女とはまた違うモノがあるんだなと感じました。




月の炎 / 板倉俊之 (インパルス) 【本】


もし興味をもたれたなら、
レビューは一切読まず、あらすじも何にも知らない状態で読み始めると尚良いですよ☆
おススメいたします。


☆いつも読んでくださってありがとうございます☆
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  1. 新年の抱負、達成できそうですか?(01/22)
  2. 少しくらい汚れてもいい、『注文の多い料理店 序』(01/20)
  3. 圧倒的な父の愛。『銀河鉄道の父』(01/17)
  4. やる気になるには、その気になるしかない。『自分におどろく』(01/15)
  5. インパルス・板倉さんの筆力がすごい、『月の炎』(01/13)
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