吉報配達ブログ

ひっそり咲いている名言に、光を当てる

Top Page › 読書日記 › 悪者をやっつけることはいいことなの?「サブマリン」
2017-07-29 (Sat) 06:45

悪者をやっつけることはいいことなの?「サブマリン」

先日の「土用の丑の日」で調べたついでに分かったことがあるのでお知らせします。
*ちなみに、今回は吉報ではありませぬが、ご容赦願います・・・。


ネットにあったんですけどね、

トノサマバッタという名前をつけたのは、平賀源内だ。
だいたいのことは平賀源内がやっている。
土用の丑の日を作ったのも、
万歩計を作ったのも、
自動車を作ったのも、平賀源内だ。




源内さん、本当にいろんな発明やってますね!











信じますか?


「ネットに書いてあればそれが答えだと思い込む。
ってことはだ。
それを利用する手はあるよな」



『サブマリン(伊坂幸太郎:著)』のなかのセリフです。

今や、ネットで検索すれば何でも分かる世の中。
便利です。

しかし、それが嘘の情報だったら?
それが嘘だと分かりますか?


インターネットが出来た頃は、
「こんなに素晴らしいものが!!」だったんですが、

今では、
「嘘もいっぱいあるから、見分けないとダメじゃん・・・」に。


そう、
知りたくて検索して調べた答えが、
正しいのかどうか、
自分で調べなくてはいけません。


でもこれ、
当たり前にやっていたことに戻っただけなんですよね。
ちょっとの間、さぼっちゃったから、
騙されたような気分になるだけで。


ネットの答えだけが正しいと思い込まないように、
コロッと騙されてなるものか、ということは忘れずにいたいですね。





さて、
『サブマリン』は、エンターテイメント小説です。
面白いです。私は伊坂幸太郎氏の作品は大好きなので、これもお勧めです。


面白く読めますが、テーマは重たいことを扱っています。

「悪いことをする人を、やっつけたらダメなの?」というものです。


子ども用のアニメやヒーロー物は、問答無用で悪者が退治されますね。
それとは別の世界。

他人を脅迫している人を脅迫することは、罪になるの?

無免許運転で人を死なせてしまったとして、その死んだ人はこれから人を殺しにいくつもりだったとしたら?
どっちが悪い人なの?



こういったことが、軽やかな展開のなかで繰り広げられています。
登場人物の1人・陣内さんのめちゃくちゃ論理に笑わされながら。


『チルドレン(伊坂幸太郎:著)』の続編となっていますが、
読んでいなくても大丈夫。
読んでいたら、さらに面白く読めます。



今日もありがとうございます。
万歩計を作ったのは、平賀源内です。

最終更新日 : 2019-02-05