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2018. 03. 07  
「南極第一次越冬隊のみなさま
ねこは えんぎが いいそうです
どうぞ ごぶじで つつがなく
つめたいこおりの せいかつで
さびしいときも あるでしょう
いらいらする日も あるでしょう
 そんなとき
きっと このこは みなさんの
やくに たって くれるでしょう」


野良の子猫を拾った心優しき動物愛護協会の人が、
こんな手紙を送りました。

子猫は、南極に行きました。
20世紀に南極に生きた、地球でただ1匹のネコ。

『こねこのタケシ 南極大ぼうけん(阿見みどり:作)』です。



ノンフィクションの絵本です。
南極第一次越冬隊といえば、タロ・ジロで有名な、あの隊です。

実はあの南極へは、子猫も行っていたのです。

どんな猫だったのか、少ない写真が公開されています。
ぜひ、ご覧ください。→南極へ行ったタケシ

子猫は「タケシ」と名づけられ、隊員たちと共に過ごし、いかにも幸せそうです。


ネコならば
いぬには できないことがある
ネコしか できないことがある
 つかれた たいいんの ひざにきて
 ふるえる たいいんの ねぶくろで
やさしく こころを なごませる



仕事をするわけでもなく、
実験台になるわけでもなく。

ただ、人間をなごませるためだけに共に過ごした。

これってすごいな~と想うんですよ。
南極への荷物というのは、ギリギリまで減らしておきたいものです。
ネコのエサを余分に積むならば、犬のためのエサや人間の食料を増やせたはずなんです。

それにもかかわらず、ネコを連れて行った。

人間って、どこに暮らすにしても、動物と一緒がいいと願ってしまう生き物じゃないかと感じました。
そういえば月へ行くロケットにも、犬や猿を乗せていたんでしたっけ。
実験という名目だったとしても、
なごませてもらうために、という理由もけっこう大きかったんじゃないかなと想像します。

ペットブームということもあり、動物は身近な存在ではありますが、
もっともっと大事にしていくパートナーでもありますね。

いなくなったら、どんだけ淋しいことか!




絵本にしているということで、子供への作者のメッセージも含まれています。
野良猫が南極で人間を癒す存在になれたというところで、

生まれたときから神さまが、どこかに何かを秘めごとで、
ひとりひとりにプレゼントしてくれています。
”何か”を見つけたら、一つだけでいいと思うのです。
のびのびと自然のままに花開かせて、
明るく”一番”と叫んでください。



なんてことないその人らしさが、人のお役に立てている。
それは信じてくださいね・・・
古い絵本なんですが、今の子どもたちにも読ませてあげたいです。



今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。

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読書をしないのもいいもんだ。
ありがとうございました!
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No title
ペットなどが傍にいると、すごく落ち着くのですよね~。実際に家庭飼っているペットも、何かの役にたつわけでもなく、むしろ家計を圧迫するだけの存在なんですが。ぬいぐるみとかに話しかけている子供もいますけど、やっぱりそばにいてくれるだけで、っていうのは重要だと思います。風邪のときに、医者に行くと、ちょっとした風邪薬でも5000円も取られますが、まあそれは必要経費ということで^^;
No title
この猫の話は初めて知りました。
写真を見たら確かに猫!
オスのみけねこは縁起がいいんですね。
子犬たちと遊んでいる様子が微笑ましいです。
猫はこたつで…♪、じゃないんだ。
タケシ以外の南極越冬隊のエピソードが気になってきました。
いろんな分野にアンテナをはって発信してくださる亜紀さんに感謝です。
No title
猫が同行していたことは知りませんでした。
「南極へ行ったタケシ」じっくり見させていただきました。
そりゃあ癒されますよ。
たけし君、いい仕事したんですね。えらいえらい。
でも、映画でもたけし君を紹介してくれていたら良かったのに。
こんばんは♪
動物は癒されますね♪
ナナちゃんがいなくなった心の穴は
一生埋まりそうにないけど(笑)。
ペットはブームとかではなく
一生大切にしてほしいですね(*´▽`*)
Re: 八咫烏(全力稼働中)さまへ
コメントありがとうございます。
ほんとに共感です。
家計を圧迫する存在なのに、どうしても離れたくない。
役に立つ・立たないとは別の次元で役に立ってくれています。
人間は宇宙で暮らせるようになっても、絶対に動物も連れて行くつもりでいますよね☆
Re: ナカリママさまへ
コメントありがとうございます。
読み聞かせボランティアをしていたこともあり、今でも絵本や児童書は読んでます。だからほかの書評ブログのかたが選ぶ本と違うものが多くなるのかもしれませんね。大人の興味とズレてるから(笑)。

犬を置き去りにしたということで、帰ってきた隊員たちは日本中から責められ、隊員のなかには日本に住めなくなった人もいらっしゃったそうです。
置き去りというか、すぐに第2次越冬隊が来る予定だったから、犬は引継ぎのために置いていった、というのが真相らしいですが、2次越冬隊はアクシデントで来れなくなってしまった。なので第3次越冬隊が南極に着くまで、犬が置き去りになってしまったような状況だったそうです。
最近になってあのころの話が明るみに出てきたそうですし、タケシの写真も最近発見されたものもあるとか。

・・・壮絶な過去とともに、第1次南極越冬隊隊員は生きてきたんだなと思います。
Re: ミドリノマッキーさまへ
コメントありがとうございます。
タケシは任務と関係ない存在だったため、記録に残せなかったそうです。
それと、第1次越冬隊が帰国したときは、犬を置き去りにしたことで国民から大ブーイング。とても真相をゆっくり語れる状況じゃなかったとか。
置き去りにした真相やネコがいたことなどの話は最近になってわかってきたそうです。
Re: こんばんは♪
ふたごパンダさま、コメントありがとうございます。
ブームほど後の哀しさったらないですね。捨てられる動物が不憫すぎて。
一生大切に。
まさにそれだけで動物も十分幸せにいてくれそうです。
存在が大きい分、亡くなったときの穴もでっかくなってしまいますが・・・・
あまりある思いでも遺してくれますね。
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プロフィール

馬場亜紀

Author:馬場亜紀
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看護師免許をもっていますが、今は保育の仕事をしています。自身の子育ても真っ最中。
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