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2018. 03. 10  
光は応援、雨はすべての始まり。


『ひと文字のキセキ(浦上秀樹:著)』です。



漢字の中にひらがなが隠れている文字。
または、ひらがなのメッセージでつくられた文字、
それを”こころ文字”っていうそうです。

こちらを見てもらったほうがわかりやすいかな→こころ文字


こころ文字をつくるとき、まずは漢字を決めます。
それから漢字の意味や由来を調べます。
漢字と仲良くなるとひらがなも浮かびやすくなり、文字の勢いも出てくるそうです。

『ひと文字のキセキ』は、こころ文字とその文字の解説とで出来上がっています。

たとえば表紙の「」は「おうえん」というひらがなで書かれています。
この解説は・・・

暗い部屋は、日の光が射すと、ぱあっと明るくなります。
応援してくれるかのようです。
人を明るく灯せば、自分も光を放ちます。




私が一番好きになったこころ文字が、「」でした。
解説は


はじまり
「雨」という言葉の、「あ」は、天を表すそうです。
天を見上げ、何かを思い出したとき、
自然と「あ!」と声に出てくることがあるでしょう。
それは、天からの情報をキャッチできた証です。
「め」は、植物の芽です。
やがて、花へと成長します。
「あめ」とは、スタート。
つまり、すべての始まりを意味する言葉です。



「あ」という言葉そのものに、
「新しい展開」とか「希望」という意味があるそうです。
(それは別の本で読んだことがあります)


「雨」がすべての始まり。
8日から9日にかけて、すっごい風雨でした。
これこそ警報だしてくれてもいいのにって思うくらい。

北海道の雪解けがすすみ、ウチの周りもやっと地面が見えてきました。
でもまだ草が生えてこない。


殺風景な春のはじまりなんですが、お楽しみもあるのです。
凍った土が解けてくる感触というもの。

歩くと土がぷにょんぷにょんと、
まるで低反発マットの上を歩いているように弾むんですよ。

これが面白くて☆

地元の人はまったく面白く感じないそうですけど、
私には、北海道に来てもう何年も経つのにやっぱり面白いです。

本州にいたら知ることのなかった自然の感触。
これも春のサインなんですよね~。
・・・靴がものすごく汚れてしまうってのが難点です(笑)


これから日の光をあびて、ぐっと芽を出してくる、そんな季節です。
始まりです。



著者の浦上氏は「遠位ミオパチー」という難病を21歳で発症、
手足を動かせないのですが、口に筆をくわえて創作活動をされています。

でも、難病の肩書き、いらないです。
なくてもこの作品たちは人に魅せてくれます。

*アマゾンキンドル読み放題対象本です



今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。

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こころに響きました
「こころ文字」初めて知りました。
52選・・・気になるので、今度探して読んでみようと思います。
今までは「忙しい」は、心を亡くすとか、「辛い」に一本足せば「幸」になる
そういうものしか知らなくて
「こころ文字」に関心を持ちました。
「雨」の解説も素敵ですね。
北海道も地面が見えて来たのですね~。
長い冬から、春の始まりかな~。
こちらも、暗黒からたまに太陽の光が見えることも多くなり
「応援」されてるように感じました。
光も雨も大切ですね。
いつも、素敵な本との出会い、ありがとうございます。
No title
おもしろい発想ですね。漢字は意味を、ひらがなは音をあらわすものだと思っていたのですが、こういう使い方をするとまた新しい考え方、解釈の仕方ができる文字となりますね。文字は生きている。時代とともに変わる。それと同じような進化を見ました。これがもっと広まると良いですね^^
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その読みから言葉を連想させるのかと思ったら
字の見た目からもひらがなを引き出しているんですね~
…こじ付けとも言えそうだけど(笑)
名づけの参考にもなりそうな新たな視点だと思います^^
こんばんは♪
こころ文字初めて知りました。
面白い発想ですね♪
私はこころ文字の福が
心に響きました。
普通のことが幸せ♡
忘れずにいきたいです(*´ω`*)
No title
口に筆を加えて、というところで、
頸椎損傷して全身まひになった星野富弘さん、
を思い出しました。
人間ってすごい!と思わされます。
「こころ文字」は初めて知りました。
日本語が改めて好きになります。
手書きの文字のあたたかさも感じました。

春が近づいて、地面が緩んで、心も緩んで…。
なんだか心まであったかくなって
嬉しくなる記事でした。
いつもありがとうございます。
No title
どの文字にもこころがあるということですね。
どれをとっても自分にはない発想ばかりで感動モノです。
それにしても、「病気になってよかった」と言い切っておられることに驚きました。
普通、そこまでなれませんよ。「こころ文字」がそうさせてくれたんですね。
Re: こころに響きました
なつみさま、コメントありがとうございます。
私も同じく「こころ文字」とはなんぞや?みたいな興味本位だけで読んでみたんです。
パッと見、普通の漢字にしか見えないものもありますし。
一つの漢字にこんなメッセージを込めたアートなんだと。しかも日本特有のアートですよね。それもまた素晴らしいと感じます。

気温はまだまだ低いんですが、日が長くなってきた・日差しが強くなってきたというところで雪はかなり解けてきています♪
太陽の光が恋しいですが、芽吹くには雨は絶対にいるものですもんね。
どっちも必要でありがたいなと感じていたいです。
それでもね・・・曇ってばかりじゃうつうつとします。しばらくは日の光をた~くさん浴びたい。
そして今度は日焼け対策であたふたするのです(笑)
Re: 八咫烏(全力稼働中)さまへ
コメントありがとうございます。
浦上氏以外にも「こころ文字」アーティストがいらっしゃるようなんですね。全然知らなかったんですが。
まだ知名度は低いんでしょう。
普通に使いこなせてくると楽しいでしょうね。
日本人ってことばを略すの好きじゃないですか。それを品良くしたものがこころ文字とか。
文化の質が上がりそうです。
Re: 北
aiupaさま、コメントありがとうございます。
読みとデザインとでできあがる文字ですね。
浦上氏の感性で作られているから、すべてが感動!ってわけでもないですね、当然です☆
そこを狙って作ってるんじゃないと書かれていました。

『「感動させたいとか、上手くできてると想われたい」などの下心があるときは、全然作れません。
ただただ自分がワクワク楽しんで作っている、そのときにいいものが出来上がります』

名づけ、いいですね!ネットで簡単に調べられるレベルじゃないものを作ってくれているので、とても参考になると思います。



Re: こんばんは♪
ふたごパンダさま、コメントありがとうございます。
心に響く文字があったというお知らせ、私も嬉しいです。
きっと浦上氏もすっごく嬉しいでしょうし、創作の励みになりますね。
でも創作のときに、感動させようと想っていたら全然いいのが作れないそうです。
人間、下心があるとうまくいかないらしいです(笑)
変に欲張ろうとせず、普通をありがたく幸せに想うこと。
ホント、忘れずにいたいです☆
Re: ナカリママさまへ
コメントありがとうございます。
手足が動かないなら口を使おう。そんな風に思えることが人間の素晴らしさですよね。
星野氏の創作活動は多くの人へ生きる活力を与えてくれていると思えます。
ハンセン病で指欠損、その後失明したという人は、舌で点字本を読んだそうです。
神様の与える試練はすさまじいですが、それを乗り越える人間もすさまじい力があると感じます。

地面が緩む。
そうか!そんないい表現があったとは気づきませんでした(苦笑)。
なにはともあれ北国も春がやってきたのです♪
Re: ミドリノマッキーさまへ
コメントありがとうございます。
普段なにげに書いたりしている漢字ですが、辞書には載っていない意味もあるということを教えてくれていますよね。

病気になってよかった。
この境地まではどれだけの苦しみがあったのか。そこも実感するのは難しい苦しみがあったと思います。
でも乗り越えてくれたからこそ、こころ文字を私たちが見ていいなあ!と思えるようなものが出来た。私たちにまで恩恵があった。
病気にならないことがいいんですが、良い面を見るとはそういうことですよね。
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プロフィール

馬場亜紀

Author:馬場亜紀
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看護師免許をもっていますが、今は保育の仕事をしています。自身の子育ても真っ最中。
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