--. --. --  
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2018. 04. 10  
いつか消えてしまう日々だろうけど、でもこんなに愛しいものを、
あぁ、この頃はこうやっていたんだなっていうのを形にしたくなった。



『東京公園(小路幸也:著)』です。



写真を撮ることが小説の軸になっています。
写真といえば思い出すことがありました。

父の葬儀準備。
葬儀社のかたから、
「お父さんの遺影にする写真を、何枚か用意してください。
でもスマホの写真はあきませんよ。
あれは引き伸ばしたらボケてしまうんですよ」と言われました。


困りました。
遺影に使えるような写真がありません。

若いころの写真じゃいくらなんでもねえ。
といってここ数年の写真で、
父一人で、カメラ目線で写ってるようなものはない。

父が兄弟たちと旅行に行ったときの写真は、
ほとんど一番後ろに写っていて小さすぎる。

私が撮った写真はすべてスマホ撮影のもの。


仕方がないので、スマホ撮影したものから1枚選び、遺影にしていただいたんですが。
やはり言われたとおり、ぼんやりした写りになっていて、
「遺影」というより、「幻影」でした。
まさにあの世にいったんだなという(笑)


遺影にはスマホ写真は使えない、と覚えておいてくださいね。

さて、写真を選ぶためにアルバムを出してきて見ていたら、
次男が、

「ああ~!じぃじ生きてるじゃん!!」って。

死んだ、ということがわかっていないだけなんですが、
いいこと言うな~と思いました。

思い出や写真の中で、父は嬉しそうに笑っているのです。
そういうものを形にしておけて、本当によかったな~と思うのです。


便利が人間をダメにしているところもあるけれど、
写真は本当に便利で、誰でも手軽に撮れるようになってありがたいです。

デジカメだって、小さくて安価なものでもきれいに写せますしね。

フィルムの頃は、枚数を考えて無駄に撮れない!って思ったものですが、
スマホやデジタルならば気軽に何十枚と撮れます。


みんな昔よりもごくささいな日常を撮って残しておくことが増えたんじゃないでしょうか。
そしてそんな日常の写真が、一番鮮明な思い出になっていたりします。



この小説の中で好きだった言葉。


まだ僕たちは途中にいる。
それは常に歩いていないと、どこかへ向かっていかないと使えない表現だ。



まだまだ私たちのメモリーには空き容量がたくさん残っているはずです。
残りの容量を、哀しいことも憂うことも、でも楽しいことのほうが多いようなメモリーでいっぱいにして、最期を迎えられたら・・・と思います。

まだ途中です。
楽しい・嬉しいメモリーを増やしていきましょうね。



今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。

にほんブログ村
NEXT Entry
厳しい言葉をありがたく「困ってるひと」
NEW Topics
読書をしないのもいいもんだ。
ありがとうございました!
中間点で会いましょう
やりたくないけどやらなきゃいけない。
車の運転が下手なんですけど、いい方法は?
Comment
No title
人間いつかは必ず死ぬさだめ。
うちの両親の遺影はまだアルバム写真のフィルムカメラ全盛期に
撮影したもので綺麗なもんでした。
スマホはアウトってのは意外でしたが、デジカメで一年に一度自撮りして遺影に使ってくれとか遺言残してメモリカードおいておけばいいんですかねw

糖質ゼロの缶チューハイでも飲むかなって思ってたけど、
甘味料いれられてたらいやだなって思ったよ。
もうこの世に俺が飲める酒はないのかもしれないな・・・。
No title
おお、「東京公園」ですか。
あの作品好きです。
タイムマシンでまだ「東京公園」を読んでない過去まで
戻りもう一度初めて読んでみたいくらです。(笑)
私の好きな英国映画の「フォロー・ミー」に影響を受けて
書かれたそうですね。
今のスマホなら高解像で撮れば十分大きく伸ばせますね。
画素数
引き伸ばしうんぬんに関係するのはこの数値かと思いますが最近のスマホであれば2000万画素前後となってきているので昔のコンデジより優れたカメラです。ただなかなかじぃじの上半身UPは撮る機会がありませんよね^^;画素数はよくても集合写真の一部を切り抜く(画素数を下げる)となると粗くなってしまいますね。

ただ私的に写真の優先順位は「瞬間>構図>画質」であると思ってます。

画質はカラオケの点数でいうところの機械採点みたいなもので人の心に響くかどうかはまた別じゃないですか。それと一緒で他人がキレイな写真というよりはご家族が「これじぃじがよく表れているよね」という写真(瞬間)の方がぼやけていようが間違いなくいい写真です。
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
No title
私とまったく同じ状況すぎてびっくりです^^;私の写真、実は高校生で止まっています。証明書の写真なんかは全部どっかいきましたし、衝撃でしょうか、スマホから撮った写真も一枚もありません。下手すると、お葬式のときに高校生の写真があげられるかもしれません^^;あれだけ人を撮っている私ですが、とにかく自分だけは撮りたくないのです。でも、親族困らせたくないから(まあ、親族が先に亡くなったら、私の葬式をする人はいないわけですが)、一枚ぐらい撮っておきましょうか^^;
Re: てかとさまへ
コメントありがとうございます。
綺麗な遺影があるだけで羨ましいです。ホンマ、ぼや~っとした写真になりましたからね~。
でも自分の遺影を残しておくって、けっこう大切なものかもと思いました。
本当に困りましたよ。
だからってまだ残しておきたくないし、生きたいなと尚更思ったり。

人工甘味料では血糖値が変化しにくいとは言われていますが。
忘れてしまったけれど、糖質が低いお酒ってありましたよね。蒸留酒?
あれなら大丈夫でしょうか・・・。
Re: エリアンダーさまへ
コメントありがとうございます。
そしてこの本を紹介してくださってありがとうございました!
好きという感情をまったく押し付けず、ひそかに見守る力に変えようとする人たちに清々しさを感じました。
いいお話でした(記事は全然違う内容になってしまいましたが)。

スマホだめと言われて、「ソニーのスマホにしてりゃよかったな」とかピントのずれたことを考えたりしてしまいましたよ。高解像で、高画質で印刷しておけば、けっこう大丈夫かな~?
Re: 画素数
aiupaさま、コメントありがとうございます。
「これじぃじがよく表れているよね」という写真(瞬間)のほうがいい写真といっていただけてホッとしました☆
父にもそう伝わるように願って眠ることにします。
画素数のよいカメラでもみんながみんな感動する写真を撮れるわけではない、ということですよね。
写真って怖いくらいですよね。撮る人がどう世界を見てるかがすぐ分かっちゃって。
私の撮る写真はのぺ~っとしてて、う~ん・・・うまくなりたいです!というか見る心を高めたいです!!
Re:八咫烏(全力稼働中)さまへ
高校生の写真が最後!!
失礼を承知で言いますが、それがもし遺影になったら、容疑者レベルですよ~(笑)
でも私も撮られたくなくなってるんですよ。
私ももし今自分のお葬式とかになったら、容疑者の写真ですww
今はまだ必要ないけれども、そうですね・・・何十年かたったら、1枚くらい撮られる側になったほうがいいのかもしれませんね。
コメントありがとうございました☆
No title
写真ですか。
あんまり残ってませんね。子供ののがかろうじてあるぐらいで夫婦のものはほとんどありません。
写真自体が珍しくなくなったのかな。昔の写真をながめて昔をしのぶなんてことないです。
それにCDやメモリーにとってあるので見る気にもなりません。
こんばんは♪
写真撮るのは好きだけど
しょっちゅう撮らないかも(笑)。
ブログネタばっかり撮ってる~(*`艸´)ウシシシ

デジカメはだめというのは
勉強になりました☆
No title
遺影のお話は重なりました。
父の場合は、母が「退職記念に撮ったのを使おう」と、しっかり準備してくれていたので、
背広姿で写真館で撮った、いい笑顔の若々しいものになりましたが、
母の場合は、それこそ私は全く準備してなくて、
亡くなる1カ月くらい前に病院の礼拝に参加した時、叔父のスマホで牧師さんと一緒に撮った、笑顔の写真を使わせてもらいました。
並べると、母だけ白髪でパジャマにコート、という形になって、おしゃれだった母に申し訳ない気持ちですが、
容態が悪化してから少しの時間しか残されてなかったので、その慌ただしさも含めての思い出の写真…だと納得させていました。
aiupaさんのコメントに、私も救われるような気がしました。ありがとうございます。
で、自分自身は?って、焦りますよね(^-^;)
とりあえずスマホだけど、こないだナカリと一緒に撮ったセルフィ―が一番いい笑顔かな。
いろいろ準備が必要ですね。
まずでも、楽しい・嬉しいメモリーを増やすこと!に同感です~
Re: ミドリノマッキーさまへ
コメントありがとうございます。
写真を撮る機会が減っているのですね。ウチの両親だって旅行に行かないかぎり、写真なんてなかったのでどこも似たようなものかも?
ほんっとに困りましたよ~。
遺影のために、というのも縁起がよくないかもしれませんが、ちょこちょこ写真を撮っておくのは悪くないんじゃないかと思います☆
Re: こんばんは♪
ふたごパンダさま、コメントありがとうございます。
ブログネタのための写真も、そのころの自分がなにに興味をもっていたのかとかの記録がわりになるから、後々見返すとすごく楽しいんじゃないかな~!

デジカメはいいみたいですよ。
スマホが遺影に向かないそうです♪
Re: ナカリママさまへ
コメントありがとうございます。
共感していただけて嬉しいです♪
「こんな写真しかなくて・・・」なんて思ってたのが、ふっと楽になりますよね。
でも余命が少ないのがバレバレの行動もとりようがなく(笑)。
まあ、思い出が残ってるんだからと、今は納得しています。
自分の用意だってねえ。
まだまだ生きてやる!となります。
面白いですね。死を考えて生きることを強めようと思ってしまうんですから。
まだまだメモリーをいっぱいにするまではがんばれますよね☆
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

馬場亜紀

Author:馬場亜紀
FC2ブログへようこそ!
本の中の心に刺さる一文をご紹介いたします。
看護師免許をもっていますが、今は保育の仕事をしています。自身の子育ても真っ最中。
くわしくは「自己紹介」をご覧いただければ嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします☆

検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。