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2018. 05. 02  
地面に落ちた花びらは、ただ腐っているわけじゃありませんよ。


『家栽の人(毛利甚八:作 魚戸おさむ:画)』
です。


先日北海道の桜が咲き始めましたと報告しました。
本州のほとんどは1ヶ月前が見ごろでしたよね。

今ではすっかり葉桜となって緑輝く景色が広がっているのでしょう。

ところで・・・
散って地面に落ちた花びらって、どこに行くんでしょう?

誰かが掃いて捨てている?
腐ってしまって・・・それから?どうなるの?
ちゃんと考えたことがなかったことに気づいたのです。


マンガに答えがありました。


地面に落ちた花びらは、ただ腐っているわけじゃありませんよ。
あの花びらを、土の中の何億という数の微生物が、待っているんです。
花びらを食べて彼らは生きている・・・

そして微生物が排泄したり、死んで土に混じったりすることで、土が豊かになる。
その土から栄養をとるので、桜の木は次の年に花を咲かせるんです。
人間には見えないから気づかないだけです。

全部があるから生きてるんです。
でも・・・だから花は美しい。

  (『家栽の人1巻「桜桃」』より)


家庭裁判所の判事をしている桑田さん。
離婚申し立てや少年の暴力事件などを扱う日々です。
忙しいはずなのに、花壇や他所のお宅の花の世話までやって楽しそうにしています。

判事一人で毎月200もの案件を取り扱うのです。
パッパパッパと片付けていかないと仕事が終わりません。

しかし桑田判事は、目の前の申し立て・事件だけに目を向けないのです。
問題の本質を見ることで、根本的な解決に行く判決を出します。


どんな人間でも、いらない人間などいないということ。
それを散った桜の花びらから学べます。


このマンガ、初版が1988年12月となっています。
古いですね・・・。
人情モノ、というよりも、温情モノ、といった感じ。

人情:人間のありのままの情感、人としての情け
温情:あたたかみのある優しい心、思いやりのある寛大な心


温情は人に限らない、無限の優しさですね。
今の時代こそ、このマンガが必要とされるのでは?と感じました。







今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。

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ありがとうございました!
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No title
名前は知っている本です。今まで読んだことはありませんでしたが、良いこと書いてますね。食物連鎖ほど、生物間のつながりを感じるものはありません。そしてそこには勝ちも負けもない、まさに地球全体で行われている共同作業のようなものを感じますね。案外、輪廻転生ってのは、これのことを示しているんじゃないかな、って思ったりします。生命のリサイクルですかね。
桜は二度散る、そして二度咲く
ようは散った花びらが地面でも楽しませてくれるという。
先日、こちらでも下向いて歩こうとおっしゃってましたね。
上下どちらを向く人にもエールを送ってくれているようにも感じます🌸
No title
馬場さん、こんにちは〜。
こちらからでもどうぞのお言葉に、思わずポインセチアまで読みふけっちゃいました(*^^*)
桑田判事は当事者たちの心の奥深くを見て、そして根本的解決へと導いていくんですね。ホッと心が穏やかになる、そんな漫画でした。
温情、感じました!


No title
なつかしい漫画です~うちのどこかに全巻あるんですが、探すより早いと思って、ご紹介いただいた無料サイトで読み直しました。
1988年ですか…もうそんなになるんですね。
昔の雰囲気満載の絵柄ですが、
描かれている人間模様や桑田判事の言葉は、
時代を超えて今の社会にも、しっかり届くものですね。
私は最期は樹木葬にしてね、と頼んでるんですが、可能な限り自然に帰りたいと思います。
先日話した友人も、同じ思いから散骨希望だそうです。
死んだら土にかえる…そしてその土がまた新しいいのちを育む場所になる、
そう考えることで、命の連鎖に励まされます。
嬉しい本の紹介をありがとうございました。
こんばんは♪
落ちた花びらどうなるのか
めっちゃ気になっていたので知れてよかったです。
そうですよね、無駄なものなんて何一つ
ないんですよね(´ー`*)ウンウン
Re: 桜は二度散る、そして二度咲く
aiupaさま、コメントありがとうございます。
以前に書いていた内容も覚えていてくださって、感謝です☆
地面に落ちた花びらは犬が散歩中に楽しむだろうな、なんてことも書いたような(笑)
私自身、下向くこともあるので、どっちもアリにしておきたいというセコイ考えもあります(腹黒いのです)☆
Re: 八咫烏(全力稼働中)さまへ
コメントありがとうございます。
たしかこのマンガ、当時はけっこう大勢の読まれていたように思うのです。
その頃の私はまだ難しそうと、中を見ることもしませんでした(すみません、若いフリです)。
めっちゃいいこと描いてます。全巻そろえたいくらいです(15巻で完結)。
輪廻転生=生命のリサイクル
まさに!
もしくはリユース♪
だからどこかで、「もう生まれ変わることはないよ」ってなるのかも。
Re: Ichiさまへ
さっそく読んでいただけて嬉しいです☆
温情、感じていただけましたか!
そして優しさと厳しさとを共有させる視点が、自分も目指したいなと憧れるところでした。
良い解決案とは、ホッと心が穏やかになるもの、と覚えておきたいなと思います。
コメントありがとうございました!
Re: ナカリママさまへ
コメントありがとうございます。
全巻もっていらっしゃるんですか!うらやましい~、私も欲しくなってるんですよ。
なんせ2巻からも3巻からも紹介したくなるセリフがあるんですから!
自然に還る・・・父も海に遺灰を撒いてほしいな~なんて言ってましたよ。
でも慌しくお通夜・お葬式となると、そんなゆとり全然なかったです。海なんか行ってるヒマないっちゅーねん、って感じで(笑)。
前々からしっかり計画を立てておくと実現できそうですよね。
形式ばった堅苦しいお見送りよりも、自然な、自分の望む最期ができたらなあと思いますね。
自分も地球の一部になるんや、と。
Re: こんばんは♪
ふたごパンダさま、コメントありがとうございます。
ね?ね!?
枯れ葉をほうきで掃いてる人はよく見かけるけど、花びらの掃除は見たことないですよね。
聞いてみれば、微生物が食べて腐葉土を作って・・・ああ、そうか、と思えますが。自発的にその連想ができなかったです。
まだまだ気づけば「おお!素晴らしい」というワクワクするものがたくさんありそうです。

No title
うわあ~、懐かしい。読んでましたよ。
確かに温情物語でした。
釣りバカ日誌と同じ雑誌で、併せて楽しんでいました。
判事が主人公なのに「家裁の人」じゃない。最初気付いた時は誤記かと思いました。
やはり花木を愛する人だからですかね。そこのところは今もって謎です。
「家栽の人」
おはようございます。
この漫画、「ビッグコミックオリジナル」で読んでました。
色々と気づかされることの多い素晴らしい作品ですね!
Re: ミドリノマッキーさまへ
コメントありがとうございました。
リアルタイムで読んでいらっしゃいましたか。
重い内容ながら、優しさや温かさで読む側の心が癒されていきますね。
全巻ほしくなっているのです(笑)
「家裁」という誤記が当時多かったそうです。
やはり花木を愛する人だからこその、「家栽」なんでしょうね。ぴったりです。
Re: 「家栽の人」
yokoblueplanet さま、おはようございます!
こちら北海道は雨の朝です。そちらはいかがですか?

ご存知でしたか、このマンガ。
今読んでも「素晴らしい!」と大絶賛できますね!
あの当時からすると、温情は減っているのかもしれませんが、まだこのマンガが伝えたかったことは多くの人に届くと思います。
私もハマッています(笑)
コメントありがとうございました☆
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プロフィール

馬場亜紀

Author:馬場亜紀
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本の中の心に刺さる一文をご紹介いたします。
看護師免許をもっていますが、今は保育の仕事をしています。自身の子育ても真っ最中。
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どうぞよろしくお願いします☆

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