--. --. --  
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2018. 05. 21  
「私はただ頑張ってる私を認めてもらいたかった。
頑張ってる自分を好きになりたかっただけ」



本当に想っていることを言えない、
少しくらいしんどくても、平気なフリをしていなきゃ。
周りに心配かけたくない・・・。

辛い思いを抱えている子供たちが主役のマンガを紹介します。
『放課後カルテ(日生マユ:作)』です。



小学校の保健室の先生に、無愛想なお医者さんがやって来ました。
いつも不機嫌そうにしてる医者だけど、児童の小さな異変に気づき、病気の早期発見をしていきます。


作者が小児科や養護教諭に取材して作り上げただけあって、
出てくる病気はすべて本物です。
ストーリーはフィクションですが、子供たちの心が丁寧に表現されています。


頑張ろう!
もっともっと頑張って みんなと一緒に!
みんなが喜んでくれる!
先生も誉めてくれる!


こうやって夜も遅くまで宿題をがんばる男の子。しかし・・・

逆上がりができなくなった。
先生の声が聴こえにくい。
字をまっすぐ書けなくなった。
ぐらぐら・フラフラする。
頭の中で虫の羽音が鳴り止まない・・・

こんな症状があるのに、がんばっています。
そしてその子は突然、倒れてしまいます。


ついた診断名は、「メニエール病」。
めまいを伴う病気です。子供もまれにかかるそうです。

友だちはその子に言います。
「なんで早く言わねーんだよ!」

その子はきょとんとして・・・
「・・・そうなの?
できないのは全部 僕のせいだって思ってた・・・」



できないのは自分のがんばりが足りないから。
ちょっと体がヘンだけど、そんなのそのうち治るはず。
それよりがんばらなくっちゃ。


まわりのみんなは悪くない、できない自分が悪いんだ・・・。
こうやって我慢するんですね。


過食嘔吐の女子児童も登場。

「私はただ 頑張ってる私を認めてもらいたかった。
がんばってる自分を 好きになりたかっただけ」



「どうして出来ないの!」
「なんで困らせるようなことばっかり!!」

次々こんなことを言われて、どんどん本当の気持ちを隠してしまって、辛いことを何にも言えなくなっているんです。

これもまた、今の小学校のリアルだそうです。

いい子たちが多いと、小児科医たちは口をそろえて言うそうです。
まわりに気をつかいすぎて、体が耐え切れなくなってしまうと。

ストレスで目が見えなくなる症状なども起こるケースも。
凄いです、体って。


大人も一緒なんですよね。
マンガでは頑張り屋のお母さんが登場していました。


いつだってすべて完璧に
私にはそれができるんだ



仕事にPTAの仕事、家事、なんでも自分で抱え込んで、
ついに、顔面マヒを起こします。
これは原因不明とされていますが、過度の疲労とストレスが原因と考えられているのです。



このマンガを読んでいて感じたんですけど。
ウチの長男が小1のとき、クラスで「モノがなくなる」ということが相次いでいました。
なくなる、というか、盗る子がいる、ということなんですけど。

今年2年生になり、クラスメイトはそのままでしたが、担任が代わりました。
(例年、1年生から2年生は持ち上がりなんですが、異例だそうです)

先月、担任と個人面談があったんです。
気になっていたのでモノがなくなっていたこと、今はどうなんですか?と訊いたんです。

そしたら、やはり2年生になってすぐにもあったそうで。
先生のモノもなくなったことがあったとか(ビックリ)。


誰がやっているのかも把握されていました。
どうやらその子は、モノが欲しくて盗ってるんじゃない。
困らせてやりたいという、いじわるでもない。

ただ、自分を見てほしい・かまってほしい・気をひきたい。
こういう気持ちからやっているようです、と・・・。


本音を言えないと、体にくる。
もしくは、行動に出るんだなと感じています。


なんで言えないの?って質問は、よけいキツイですよね。
言えたらとっくに言ってるから。

言えない子ども(大人も)の様子から察してあげるのは、
専門知識がなくても、少しの思いやりでできることなのかも。

なんかヘンだな~と感じたら、
「どうしたの? なんかしんどい?」と声をかける。

それに対し、きっと頑張り屋さんたちは、
「平気平気、だいじょーぶ!」と言っちゃうんだろうな・・・。




顔面マヒになったお母さんに、子供が言うのです。

「疲れてるときだって しんどいって言っていいよ。
私はがんばってるママじゃなくて 笑ってるママが好きなの」


ひとつの正解があるものじゃなく、その子その子に対して全部答えは違ってきます。
だから「こうしたらいい」というものがなくって、難しくなってるんですよね。

だけど、どうなってほしいのかという願いはひとつしかないです。

「がんばってほしいんじゃなくて、笑ってほしい」

この想いを、丁寧に伝えていってあげたいなあ。



1~3巻まで電子書籍で無料で読めます!
上記の画像をクリックすれば、アマゾンのページへ。
もしくはこちらからでも無料で読むことができます。→放課後カルテ

言えない子にどう声をかけたらいいか、具体的に分かるので参考にできますね。


長くなってしまいました。
最後まで読んでくださってありがとうございます

にほんブログ村
NEXT Entry
みんなに嫌われたことが幸運につながった話
NEW Topics
読書をしないのもいいもんだ。
ありがとうございました!
中間点で会いましょう
やりたくないけどやらなきゃいけない。
車の運転が下手なんですけど、いい方法は?
Comment
No title
結局、結果ばかり重視するお国がらですからね。論文とかでも、日本は結果を見るけれど、外国では経過を見るのだときいたことがあります。私も仕事で子供と関わることがおおいですが、結果だけ求められた子供たちはなんとか大人の期待にこたえようと無理なところを無理なやりかたで通そうとするだけですよね。そうではなくて、今いるところから一歩でも前に進もうとする気持ちのほうを評価してあげてほしいです。そうすると、自分のペースでできるのではないですかね。
なかなか言い出せないこと…
タイミングを逃してしまい伝えられずにいることってありますよね^^;
私だってあります。例えば…

以前よりブログリンクさせてもらっております…相互リンクしていただけると…うれしいなあ~なんて♪
No title
日本人ってめっちゃくちゃ本気で打ち込みますよね。
だから町工場で高精度の宇宙船やシャトルの部品が作れてしまうわけですけど。
のめりこみすぎて前のめりで倒れてしまうひとを周囲が支えてあげられる優しい社会を目指したいですね。
忙殺されて絶望してセミリタイアしといて白々しいけど(笑)。
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
No title
なつかしい漫画!3巻くらいまで読んでました。
ちょうど、マダニが話題になった頃で、マンガでその危険性を訴えてたという先見性に注目が集まってた頃かな。
一話完結かな?と思ってたら、ちょっとストーリーが複雑化して途中で零れ落ちたんですが。
こんな形で亜紀さんところで再会できるとは!
学校という場での養護教諭の存在意義について考えさせられるマンガでした。
ご紹介ありがとうございます(^-^)
No title
子供って繊細なんですよね。
悩み苦しんでいることをうまく転嫁できない。
言えたら楽になるのにそれもできない。
このお医者さん凄い。
子供の異変は何らかの形で表に現れると聞きます。
どんな小さなことでもいい。
大人がそのあたりを素早く察知してあげるしかないですね。
Re: 八咫烏(全力稼働中)さまへ
コメントありがとうございます。
学校の理念とかだと、「いきいきと 思いやりをもって 仲間をたいせつに」
こんな感じの言葉が並んでいますよね。
でも実際は結果とか成績重視。
大人の期待を裏切ってしまう形になって一番悲しいのは子供本人なんですよね・・・。
自分の子どもには宿題などでガミガミ言ってしまうんですよ。
「分かってないやん、先生のはなし聞いてんの?!」って・・・。
ホント、猛省です。
その子のペースで成長するということを、もっと心の奥から理解しないといけないですね。
Re: なかなか言い出せないこと…
aiupaさま!!
そういうのは早く言ってください!!!
私、全然気づいてなかったじゃないですか。
・・・私、そんなに怖そうですか?(苦笑)
遅くなりましたがリンク貼らせていただきました。どうぞよろしくお願いします☆
Re: てかとさまへ
コメントありがとうございます。
珍しく(?)真っ正面からのコメントだ~!
ご自分でオチつけちゃってますけどww
でも本気で打ち込むってところは本当ですよね。
それが儲からなくてもやっちゃうような。
私の育った市って「まいど1号」作ったところなんですよね。
市民税高かったなあ(笑)

Re: ナカリママさまへ
コメントありがとうございます。
ご存知でしたか~♪
連載が始まったのが平成23年だそうで、今もまだ続いているみたいですね。
もう15巻まで発売されています。
リストカットや、ADHDの児童なども登場して、けっこうシリアスな場面がありそうな感じはしました。
私、こういうの興味津々で。
全巻そろえたいくらいです。
「家栽の人」、8巻までそろえました~☆
そして、「傘寿まり子」1巻読みました!
切ない・・・でも私がいいなと想ったのは、書く仕事を続けてこれていたことかな。
まり子さん、ネットカフェで「書くっていいわね」って感じてるところ。
すっごく善かったです。あの漫画も続きが気になりますね。同棲か!?
関係ない返信になってしまいました~♪
Re: ミドリノマッキーさまへ
コメントありがとうございます。
そうですよね、子供同士で気づくことも多いでしょうけど、気づいた子供もまた、説明する言葉をもてない場合も多そうですし。
身近な大人がよくみていてあげること。
もう、これが基本で、唯一かなと思いますね。
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
こんばんは♪
ストレスってほんとよくないですよね。
私もがんばりすぎるタイプだから
気をつけよー(笑)。
今の子供さんは気をつかいすぎる子が多いのかな。
今の社会がそうさせたんじゃないかなって
思ったり(;´・ω・)
Re: こんばんは♪
ふたごパンダさま、コメントありがとうございます。
お二人とも辛抱強そうです。とくにきーちゃん。
正直で大丈夫ですよ~♪
大人は子どもに「のびのびと」と願いつつ、「ぎっちぎち」に管理したがってる面があると思います。
これは自分も反省を含めて。
「好きにしていいよ」と言いつつ、「なんでそんなことしたの!」はよくあるのです・・・。
ああ、伝え方もよくないのかも!
好きにしていいって、子どもが5階から飛び降りて鳥のマネをしようと考えたことを間違ってるとは言えないですもんね。
大人が原因か~!
No title
馬場さん、こんにちは。
子供の表面的な行いにフォーカスしてしまいがちですが、その行いの裏側にある感情を探ってあげることが大事なんですよね•••。
また頭の中でアンガーマネジメントと結びついちゃいました!
あまり大きな声では言えないんですが、ウチの娘は心が疲れると学校をサボるんです•••^^;あ、言葉が悪かったです。お疲れ休みと称しています。これも娘にとっては大事な休みのようです。

Re: Ichiさまへ
コメントありがとうございます。
娘さんが休みたいと想い、そうさせられるお母さん、素晴らしいです!!
普通なら、「どうして行かないの? いじめられてるの?先生に相談しようか?」などなどなどなど、言いたくなる・訊きたくなると想うんですよ。
それが尚更子どもの心を疲れさせてしまうのに・・・
私も子どもの様子を見て、その子が今必要としているものを与えてあげられる大人でいられるようにと思いました。
私が学べたコメントです、ありがとうございます☆
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

馬場亜紀

Author:馬場亜紀
FC2ブログへようこそ!
本の中の心に刺さる一文をご紹介いたします。
看護師免許をもっていますが、今は保育の仕事をしています。自身の子育ても真っ最中。
くわしくは「自己紹介」をご覧いただければ嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします☆

検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。