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2020-05-19 (Tue) 05:11

自分で運命をつくる

占いを信じない人がうらやましいです。
自分の未来への不安がないってことですから。
それに、信じない理由もなんとなく理解できます。
生まれた時間や日にちで、運命決められてたまるか!ってことですよね。

占いを利用した小説がありました。
『占い処・陽仙堂の統計科学(二宮敦人:著)』です。


占い処・陽仙堂の統計科学 (角川文庫)


この小説で扱う占いは、四柱推命です。

四柱推命では、人間も地球から生じた、いわば『生きている衛星』と捉えるのです。
一定の周期で運行し、やがて地球に還る。



何年後の何月何日に、星の位置がわかるのは、
統計に基づいた、星の動きを計算できるから。
人間の一生にも当てはまり、それを運命と呼ぶ。

そういう感じだと思います。
占いはあてずっぽうではなく、統計学。
根拠があるもの、ということですね。

お話は、「妹を探してほしい」という依頼主が現れ、
女子大生の占い師が解決に挑む、というもの。

女子大生の師匠は祖父だったんですが、
その祖父がいい言葉を遺しています。

些事に囚われず、大きく構えよ。
人の心はどこまでも大きくなれる

行き詰まりを感じたら、よーく考えるんだ。
行き詰まりは必ず自分が作り出している。
自分の心を狭めるのは、いつだって自分の心だ。
四柱の研究も、人生もまた同じ。
あたりが暗いなら、明かりを探すよりも、目を開けてみよう。
道がないなら、地図を見るよりも、歩き出せ・・・



運命を信じたくないときって、
現実がろくでもないときでは?

運命だから諦める?

姓名判断ってありますよね。
流派によって画数の数えかたが微妙に違うそうなんですけど。
自分の名前の画数がよくないと出た場合、
画数を変えちゃうという技があります。

藤岡弘、さんの「、」とか。
モーニング娘。の「。」とか、画数合わせらしいです。

これは占いに振り回されるというよりは、
自分で運命を変える方法ですよね。
占いを活用するとは、こういうことではないでしょうか。
その日のランキングに一喜一憂するのが占いではない。
自分から運命を変えて、望む未来をつかみにいく。


この小説、前半は占いの蘊蓄が多いんですが、
後半、一気に展開していきます。
占いを活用、どころか利用して運命を変えてしまう。
自分が、占いの結果をコントロールしているのです。

道を切り開くって、こういうことかと驚いたお話でした。


占い処・陽仙堂の統計科学 (角川文庫)

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最終更新日 : 2020-05-19