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2020-05-17 (Sun) 05:11

興味の入り口はどこでもいい

ブロ友村野大衡さんの記事で読んだ本に興味をもち、自分も読んでみました。
(名前をクリックすると、村野さんのブログに移動します)

『日本文学(墓)全集 時どきスイーツ(安堂友子:作)』です。


日本文学(墓)全集 時どきスイーツ


「墓マイラー」と呼ばれる人たちがいるそうです。
文豪や武将など歴史上の有名人のお墓に参って思いをはせる、
そんな静かな行楽を趣味とする人たち。

墓マイラーのように、文人のお墓を参って(取材して)、
文豪オモシロ裏話をはさみつつ、近場のスイーツ店も紹介する。
関東ガイドブック的なマンガです。

面白い!
著者の安堂さんの、「ウィキペディアにない話を載せる」という心意気にホレました。
どんな文人の墓を参ったのか、書き出しますね。

太宰治   1909(明治42)年ー1948(昭和23)年 38歳没
夏目漱石  1867(慶応3)年ー1916(大正5)年 49歳没
芥川龍之介 1892(明治25)年ー1927(昭和2)年 35歳没
樋口一葉  1872(明治5)年ー1896(明治29)年 24歳没
江戸川乱歩 1894(明治27)年ー1965(昭和40)年 70歳没
十返舎一九 1765(明和2)年ー1832(天保2)年 67歳没
小泉八雲  1850(嘉永3)年ー1904(明治37)年 54歳没
志賀直哉  1883(明治16)年ー1971(昭和46)年 88歳没
川端康成  1899(明治32)年ー1972(昭和47)年 72歳没
滝沢馬琴  1767(明和4)年ー1848(嘉永元)年 81歳没
井伏鱒二  1898(明治31)年ー1993(平成5)年 95歳没
谷崎潤一郎 1886(明治19)年ー1965(昭和40)年 79歳没
林芙美子  1903(明治36)年ー1951(昭和26)年 47歳没
池波正太郎 1923(大正12)年ー1990(平成2)年 67歳没

簡単にネットで知ることのできない裏話ばかりだったので、
全員が、どれもこれも面白かったんです。
一番大好きになったのは、井伏鱒二です。

おおらかなお人柄だったようで、
若き太宰治から「会ってくれなきゃ死んでやる」というファンレターをもらい、
弟子にしてあげていたり。
(太宰ファンの私には、このネタ大好物です)

将棋の腕前は相当だったらしく、
棋士の加藤一二三八段(当時)にもほめられたとか。

「ひふみん」とからむ!?
というか、井伏さん、つい最近までご存命だったんじゃん!!
太宰からひふみんまで。
歴史の絵巻物って、めちゃめちゃ長いですね。
そして、つながってるんだなあとロマンすら感じてしまいました。

最後に著者が、

入り口はどこでもいい
情報は興味につながる



こう書いています。
本当にそうだなと思います。
ひょんなことから、面白いものを見つけにいく。
それって、全然難しくないし、どんどん世界を広げていけますね。
おかげさまで、今年の夏こそ、『黒い雨』を読みたいと思いました。
(今までは、「読まなきゃ・・・」と腰が上がらなかった)


日本文学(墓)全集 時どきスイーツ

Amazonアンリミテッド読み放題対象本です。

村野さん、良い本の紹介ありがとうございました\(^_^)/
村野さんのブログはこちら→ほのぼの占い師‘’村野大衡‘’

最終更新日 : 2020-05-17