吉報配達ブログ

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2020-08-08 (Sat) 05:11

料理をしたくない時に喝を、『辰巳芳子のことば』

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けっきょく今年の夏も、暑いですね。
だんだん、最高気温記録更新を楽しんでるようにも思えてきました。

ある落語家が最高気温に関することを、
「まるで全盛期の稲尾の勝ち星のようだ」と表現していたとか。

いや、さすがの稲尾さまでも、30度(勝)は何度も越えてへんよ。
ちなみに稲尾のシーズン最多勝利数は、42です。日本最高気温と互角。
スタルヒンもタイ記録だよ(←どうでもいいね)。

暑いとおろそかになるのが、食べること。
作る立場だとさらに暑くて、おろそかにしたくなる。
食べたいものがないのに、食事の用意をするってのは、
なんの罰ゲームかと思ってしまうくらいです。

それでも、食べることはしっかりやらなくては。
そんな時、自分に気合を入れてくれるのは、
美しく凛としたことばです(私にとって)。

『辰巳芳子のことば 美といのちのために』です。




「美」について語り、写真も豊富に掲載されているビジュアル名言集です。
レシピ本ではありません。

料理にとどまらない「美」へのことばたち。
器、道具、和紙、お香、絹にまで広がっていきます。
くわしいところまでは書けないので、
美と料理に関することばを、いくつか紹介しますね。

「美味しい」ということは、
人間にとって、
もっともわかりやすい美だと思います。


真実の中には、常に「美」があります。
(この美は、善でもあります)


明日に間に合わなくてもいい。
本当にしなければならないことをやってください。


料理をすることで、人は毎日、
具体的な場で感応力を訓練することができるのです。


味を決める    それを繰り返していると、
判断力、決断力が磨かれて、しかも瞬時にそれを行使できる。
そういう人間になっていくんじゃないかと思うわね。


「美」というものは、最も重要な「気づき」であると考えてきました。
その「気づき」に従って「美」を求めていくことで、
人は生きていきやすくなる。


生きていく賢さ、というのでしょうか。そういうものを、
仕込みものの食品をつくることで、涵養するのだと思います。
※「涵養(かんよう)」、はじめて目にしました。ルビがないと読めなかったです。
 意味は、水がしみこむように、自然に養成すること。


辰巳さんの言葉をみていると、
お寺の周りに高く伸びている竹林の中にいるような錯覚に見舞われます。
本の中から、竹林の空気がサアーッと吹いてくるような。


暑くて料理をしたくない人のために、
夏の主婦向け雑誌の特集は、いかにラクに、時間をかけずに、
豪華に見える食卓を用意できるか、でいっぱいです。

 「夏は丁寧より楽に暮らす!」(エッセ9月号)
 「夏、疲れないラクごはん!」(レタスクラブ8月号)
 「この夏、レンジに頼ると決めた!」(オレンジページ8/17号)

いちおう、見るんですけどね。
でも「ラク」だと謳われてるレシピですら、つくる気が起きません。

ラクだから、料理するんじゃないんですよね…。
根本的に、喜びの気持ちから、料理したい気持ちになりたいんです。

そういう時、私は料理家さんの言葉に触れるようにしています。
レシピ本じゃなくて。

家族のために、自分のために、
今日の食事を、きちんとしてみようと思えるように。

ですが、人それぞれに合うものがありますよね。
きちんと手作りのご飯!と決めつけるのもまた消耗するばかり。
自分にぴったりの、
料理(家事)のやる気を出すツボを見つけられるといいですね。



辰巳芳子のことば 美といのちのために


熱中症対策では、水分補給が盛んに警告されます。
もちろん大切なんですけど。
そもそも、暑さに負けない体をつくることの方が大切なのでは。
それには、休息と、食事。この2つ。だと私は思っています。
しっかり食べる!眠る!ゆるむ!
暑い夏をたのしく過ごしていけますように。

最終更新日 : 2020-08-08