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吉報を届けることができますように。
初めてちゃんと単行本を読んだ作家さんの短編小説をご紹介。
『はなうた日和(山本幸久:著)』です。


8つの短編が収録されています。
タイトル通り、「はなうた」つながり。
出てくる歌は同じではないですけど。
おそらくキモは、特撮ヒーローもののテーマソングだと思いました。
8人の登場人物たちは、マジな態度で生きています。
けれども、かっこよくはない。
かっこよくはないけれども、
恥ずかしい姿では、ないんです。
かっこよくないことを恥じる必要なんてない。
マジになることは恥ずかしいことではないから。
子どもに言ったら「なにを当たり前のことを」と、
しらけた顔で言われそうですけど、
大人になるとかっこつけたくなっているから。
かっこ悪くても、マジになるっていいなあと思う。
そんな短編集です。

はなうた日和 (集英社文庫)
山本幸久さんの小説、大きな事件も出てこないし、
いわゆる名言めいたことをキャラクターに言わせてもない。
さらっと読めるけど、なにかが心に残って気持ちいい。
ユーモアのある会話も心地いいです。
もっと読んでいきたいと思います。
吉報を届けることができますように。
初めてちゃんと単行本を読んだ作家さんの短編小説をご紹介。
『はなうた日和(山本幸久:著)』です。

8つの短編が収録されています。
タイトル通り、「はなうた」つながり。
出てくる歌は同じではないですけど。
おそらくキモは、特撮ヒーローもののテーマソングだと思いました。
♪キミの心にある勇気
誰の心にだってある勇気
もったいぶっていないでさ
滅多にないチャンスだぜ
なにマジになってるんだって言われたら
なぜマジにならないって言いかえせ♪
8人の登場人物たちは、マジな態度で生きています。
けれども、かっこよくはない。
かっこよくはないけれども、
恥ずかしい姿では、ないんです。
かっこよくないことを恥じる必要なんてない。
マジになることは恥ずかしいことではないから。
子どもに言ったら「なにを当たり前のことを」と、
しらけた顔で言われそうですけど、
大人になるとかっこつけたくなっているから。
かっこ悪くても、マジになるっていいなあと思う。
そんな短編集です。

はなうた日和 (集英社文庫)
山本幸久さんの小説、大きな事件も出てこないし、
いわゆる名言めいたことをキャラクターに言わせてもない。
さらっと読めるけど、なにかが心に残って気持ちいい。
ユーモアのある会話も心地いいです。
もっと読んでいきたいと思います。
最終更新日 : 2020-08-29