吉報配達ブログ

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2020-09-19 (Sat) 05:11

大人のための絵本、『こどもってね……』

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ブログ友達さんの記事で知った作家さんの作品です。
絵本『こどもってね……(ベアトリーチェ・アレマーニャ:作)』



ヨーロッパで人気のある作家さんだそうです。
絵本が何冊も出版されてますが、
日本語に翻訳されているものはまだ少ないみたいです。
今回紹介するのはそのうちの一冊。

こどもってね、ちいさな ひと。
でも、ちいさいのは すこしのあいだ。
いつのまにか しらないうちに おおきくなる。
すこしずつ おともたてずに せが のびるんだ。
こどもってね、ずっと こどものままじゃないんだよ。
いつか きっと おとなになる。


様々な「こどもって、こんななんだよ」を語ります。

こどもってね、早くおとなになりたいんだ。
ちいさい手足だけど、ワクワクは大きいんだ。
ヘンテコなものが好きなんだ。
こどもってね、スポンジみたい。なんでも吸い込むんだ。
いろんな子がいる。イヤな子だっている。


すべての大人は、一度こどもだった。
わかりきってることだけど、信じられないですね。
あんなヒトにもこども時代があっただなんて!って(笑)

こどものまわりには ちいさなものが たくさん。
だけど こどもってね、
とっても おおきな世界で いきているんだ。


体が大きくなって、なぜか、いつのまにか、
自分の世界は狭くなってた。
大きくなったら、その分、広がるもんだとばかり思ってたのに。

ちょっと悲しくなってもきますが、
この絵本を見ていたら、
子どもの時は、子どもの時でよかったし、
大人になったらなったで、良いこともあるよなあと思えました。

ちいさなことにワクワクすることは、
今だってできるんですもんね。

それよりも、子どもができないことをやってあげられることが大切。
最終ページにはこう書かれています。
隣のページには微笑みながら眠る子どもが描かれていて。

こどもってね、ちいさな ひと。
いまはまだ ねむりにつくまで
やさしく みまもっていてほしいんだ。
まくらもとに ちいさなあかりを ともして。



子どもにとっての大人は、
眠りにつくまでのちいさな灯であること。
それが一番大切なこと。
ほんのり優しい光を、与えられる存在でいられますように。




最終更新日 : 2020-09-19