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2020-10-18 (Sun) 05:11

『イヤシノウタ』小鳥が存在する意味

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朝の小鳥たちのさえずりに、もっと感謝したくなりました。
『イヤシノウタ(吉本ばなな:著)』です。



大切な人との思い出や別れの悲しみなど、
様々なことを題材に書かれたエッセイ集。
その中に、「鳥の意味」があります。
その文章が素晴らしくって、ありがたくって。

理由があって、死にかけた小鳥を1日だけ保護した。
その鳥が死ぬ前の日の朝、部屋中に高らかな鳴き声が響いていた。
最後の力で鳥は朝日と共に鳴きはじめたのだった。



小鳥の鳴き声で、部屋の空気が清浄になっていったと。
鳥は元気になって、餌を求めるほどだったけど、
翌朝、もう鳴き声は聴けなかったのです。
中直りだったんですね。

鳥は世界に朝と夕方を告げるためにこの世にいるのかと思っていた。
そのために神様が創ったものなのだと。
でももっと違う意味があると気づいた。
鳥は世界をその声で清めるために存在しているのだ。
鳥たちが毎日絶え間なく清めているから、世界は美しいのだと。
だから鳥が鳴いてくれているときは、ありがとうと思うようになった。



1ページちょっとのエッセイですけど、
私も鳥にありがとうの気持ちをもちたくなりました。

鳥の声が世界を清めてくれている。

お寺や神社や教会って、鐘や鈴の音をさせています。
もしかしたら大昔の人は、
鳥の声が浄化の力を持つことを知っていて、
太陽の出てる間だけじゃなく、夜も、いつも、
鳥の声を必要として、鐘や鈴をつくったんじゃないか。
そんな想像をしてしまいました。


清らかな鳥の鳴き声、いえ、「泣き声」の動画があります(50秒)。
世界で最も美しく、悲しく、清らかなレクイエムです。
オカメインコ夫婦の別れ


こちらの動画は、微笑ましい「歌声」です(1分3秒)。
清いダース・ベイダーが登場しそう笑
歌うインコ 笑点→ダース・ベイダー


世界の腐敗を食い止めてくれてて、ありがとうって思います。



イヤシノウタ (新潮文庫)


家の中にいても、渡り鳥の飛来がわかります。
今年の初飛来(当家だけの調べ)は、10月4日でした。
北海道の冬は寒いのですが、それ以上に、
空気の透明度がすごいのです。
それも渡り鳥のおかげかも、と思いました。
今年の冬も、美しい景色が見れそうです。


最終更新日 : 2020-10-18