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2020-11-14 (Sat) 05:11

『100年の旅』をしても、自分のことってわかんないだろうな

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毎日生きて、何を学んでいるのか。
結局わからないんだろうけど、それでもいいかなって思います。

『100年の旅(ハイケ・フォーラ:文、ヴァレリオ・ヴィダリ:イラスト)』です。



1歳1ページ、1ページごとに1歳ずつ年を重ねていく絵本です。
全ページ、クレヨンで描いたような柔らかく穏やかな線と色のイラスト。
短い文章。
大人のための絵本です。

1ページごとに1歳ずつってどういうこと?って思いますよね。
こんな風になっています。

0(←年齢を表す数字)
生まれてはじめてのほほえみに、
まわりもみんな、ほほえみかえす。


7
世界は発見だらけ。なんでも近づいて見てみたい。


20
自分がまえは15歳だったなんて信じられない。
5年が永遠のように感じる。


30
幸せは人それぞれだということがわかりはじめる。


41
いつから、人生はこんなにストレスだらけになったのだろう?


52
いくつかの夢を、今も追いかけている。


53
でも、それも良し。
小さな幸せを楽しむことも知ったから。



私は今47歳なんですけど、
47歳までのページは、懐かしい感じと、
自分の経験を思い返すような感じで。

そして未来のページは、予習のような感覚で読みました。

人生100年の時代、と言われているように、
この絵本では0歳から始まり、99歳で終わりになります。

99
人生で、何を学んだのだろう?



100年生きても、「これを学べた!」という手応えって、
なさそうに思えました。
悲しいとか虚しいとかじゃなく、
ホント、人それぞれの人生があるよねって思えたから。

私は70歳のところが好きです。

70
いまだに自分のことなんて、よくわからない。
試してみてはじめて、それが好きだってわかったりする。


自分の好きなものをぜんぶ、わかっていますか?
私ははっきりしていないことがわかったんですよ。

「好きな食べ物は?」って聞かれたら、
「ん?それはおかず?それともオヤツ?」なんて考えたり。

「好きな歌は?」にも、
「それぞれのジャンルで好きな歌ってあるしなあ」って。

子どものように、
「好きな食べ物は?」「みかん!」「アイスクリーム!」と、
まっすぐ出てこないんですよね。

自分の好きなものもはっきりわからない。
そのくせ、自分のダメなところはいくつも思いついて、
「これが私」って思いこんでる。
本当は自分のぜんぶなんてわからないんだよー。


人生で何を学べるかとか、自分の良さとか、
そんなのわからないまま歳を重ねていきそうだけど、
「自分の好き」をたくさん持っている人生は、
けっこう幸せだろうなって思えました。



100年の旅


好きなもの、いっこいっこ、挙げていってみよう。
自分の近くに、好きなものを増やしていこう。
そう思わせてくれた絵本です。

最終更新日 : 2020-11-14