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2020-11-17 (Tue) 05:11

間違いにこそ、人間味がありますね

ありがとうございます。吉報配達ブログへようこそ。
吉報を届けることができますように。


ブロ友さんから「こんなサイトがあるよ」と紹介してもらいました。
それは、図書館に寄せられる「覚え違い」の見本集でした。

これがとんでもなく面白くて、
何度も「ブッ!」と吹き出してしまいました。

「○○みたいな本を探してるんですけど」と、
カウンターで訪ねる利用者さん。
「マジで?なにその無茶振り」なんてことはおくびにもださず、
ささっと検索して、
「こちらではないでしょうか?」と差し出す司書さん。

そんなやりとりを想像したら楽しくて。

いくつかここで紹介してみたいと思います。

ちょっとした間違いたち

誤 とんちんかん
正 ちんぷんかん



誤 ぶるる
正 るるぶ



誤 あでらんすの鐘
正 あんでらすの鐘



誤 おい桐島、お前部活やめるのか?
正 桐島、部活やめるってよ



誤 家康、家を建てる
正 家康、江戸を建てる



誤 カフカの「変態」
正 カフカの「変身」




本音でしょうか……という間違いたち

誤 人生が片付くときめきの魔法
正 人生がときめく片づけの魔法



誤 ひとりになりたい
正 ひとりたりない




うろ覚えというか、違いすぎてるものたち

誤 田崎が野菜持ってない話
正 色彩を持たない田崎つくると、彼の巡礼の年



誤 ねじ曲がったクロマニョンみたいな
正 ねじまき鳥クロニクル



誤 咲かれたところで開きなさい
正 置かれた場所で咲きなさい




なんにも合ってないうろ覚え

誤 村上春樹の「とんでもなくクリスタル」
正 村上龍「限りなく透明に近いブルー」
  田中康夫「なんとなく、クリスタル」




難しいです、作家の名前

問 サイダーみたいな名前の新人作家
正 清涼院流水(せいりょういんりゅうすい)



問 生姜(しょうが)みたいな名前の人
正 姜尚中(かん さんじゅん)



これらの間違いたちに、親しみを感じるのは私だけでしょうか。

山本五十六の名言に、次の言葉があります。

「人間は神ではない。誤りをするところに人間味がある」


まさに、まさに、そうだと思いました。
人間味=親しみ、いとおしさ と言ってもいいと思います。

やっちゃいけない間違いや、
同じミスを繰り返す、というのはないほうがいいです。
ですが、たまにやる些細なミスには、
おおらかでありたいものですね。


間違いに人間味を感じたことと、もうひとつ。
やはり図書館司書の能力に脱帽しました。

だって、この問い合わせに応えられるんですよ?

問 ハリーポッターが書いたうさぎの本
答 ビアトリクス・ポターの「ピーターラビット」



問 探さない
答 求めない(加島祥造)



問 男の子の名前で「なんとかのカバン」
答 ハリーポッターとアズカバンの囚人



このニュアンスで適切な書籍を提示する。
これこそ、人間にしかできない仕事だと思います。

「ニュアンスを汲み取る」は、
AIがもっとも苦手とするものではないでしょうか。

似たようなことを思い出しました。
小学校のテストなどで、
「ここは[おまけの]マルやからね」なんて言われて、
100点だったりしたことを。

おまけのマル。
これもすごく人間らしさが溢れていて、
普段の自分を汲み取ってくれてるモノじゃないかと思うんです。
間違いっぽいところから、ニュアンスを汲み取ること。
それは、許容範囲を広げてくれているともいえます。

近頃、許容範囲が狭まってる風潮を感じてしまうんです。
世知辛いっていうかね。

「人間味」とは、
ゆとりをもつこと、おおらかでいることと言えるかもしれませんね。
このサイトは、そんなことまで考えさせてもらえました。


とにかく、本当におもしろいんで、
お時間があればぜひ、覗いてみてください。
気になる本と出会えるチャンスでもありますよ。
覚え違いタイトル集
ほんと、司書さんたちの専門性の高さは素晴らしいですっ。



エリアンダーさん、いつもありがとうございます♪

最終更新日 : 2020-11-17