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2021-01-18 (Mon) 05:11

『世に出ないことば』土台っていい言葉ですね

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今まで何の変哲もなかった言葉が、いいものに変わりました。
『世に出ないことば(荒川洋治:著)』です。



詩人であり作家である荒川氏のエッセイ集です。
読書にまつわる内容が多いですが、
映画のことや身辺の雑多なことへの思いなどもあります。

その中の「土台」という1篇に気持ちが和らぎました。

誰もが、どこかで、土台をつくる。
会社の掲示板「○○○さん、お誕生日おめでとう」。
誰かが最初にそれをした。
わが社には、お茶の時間が二回。誰かがそれをはじめた。
電車のなかに、生け花。待合室に、児童の俳句。
公園にある、気のきいた椅子。
誰かの残した土台である。


土台はどんな世界にもある。
見えないところにも、ある。
土台はいつもつくられている。



「なんか、いいな」と思ったんです。
誰かがなにげに始めたことが、そっと続いてる。

悪しき慣習みたいなものだってありますが、
いいことだってずっと続いていたりする。
そのことを意識することって、少ないなあと気づきました。

誰かがつくった土台を、自分が使わせてもらってる。
土台をつくった人は、独り占めなんてしないのです。
みんなが使ってくれることを喜びにしてるのです。

自分にも土台をつくることはできるでしょうか。
つくってみたいなと思います。
こんなに心温めることができるんですから。
土台、すごい。土台、いい言葉ですね。



世に出ないことば


悪しき慣習をやめる、というのも、
ひとつの土台つくりかもしれませんね。
勇気をもって、やめてみる。
これもやっていきたいものです。



※リンク欄整理のため、いったんリセットしています。ご了承ください。

最終更新日 : 2021-01-18